ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

久しぶりですな~繁昌亭昼席

2010-12-05 23:43:12 | 天満天神繁昌亭
今日は、久しぶりに奥様と繁昌亭へ・夜は娘も一緒に食事を楽しみました。


終演後の繁昌亭、染二さん、かい枝さん、仁勇さんのお見送りがありました。


松喬さん、染二さん、ナオユキさん、そして、かい枝さんの順に楽しかったでおます。


初めて、繁昌亭の碑、ゆっくり見ましたで。


一、桂三四郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」

三四郎さん、高座への出が、暗く、楽屋で嫌なことがあったのか、こちらが気を使う。

携帯の注意事項の伝達のあと、即、「こんにちわ、ただの酒あるから・・・・」と
子ほめに入る、10分で、「どうみても、生まれてないみたいや」のサゲまでたどりつく。

急いでいるので、笑う間もなく、次へとどんどん進んでしまう、10分で落語をなんて、
前座さん・・・、繁昌亭の開口一番は、過酷な条件下で、難しい修行ですな。


二、桂福矢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」

福矢さんも、でてくるなり、「居てるか・・・」と、いきなり、即、噺へ。
つっけんどんで、一方通行的な口調は、いつもながらの福矢さんの味だが、
今日は、いつにも増して、マイペースで噺を進める。
福矢さんも、楽屋で嫌なことがあったのか・・・・。

繁昌亭では、前座はマクラをふることなく、即噺に入れと、協会からお達しがあったと、
小耳にはさんだことがあるが、即、噺に入るのは如何なものか、マクラとは、
噺家さんのキャラそのものが感じられて、客との、顔見せで、相互理解の時で
大事な作業と思うのだが・・・・・・。


三、桂わかば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「片棒」

わかばさん、ようやく、忙しいそぶり見せて・・・「そんな芸人に早くなりたい」との
いつものマクラを喋る。・・・噺もお得意の「片棒」。

雀松さんの「片棒」が好きなだけに、どこが違うのかと、考えながら聴く。
三人の息子の言葉に、喜怒哀楽する親父さんの顔が見えてこない。
元々、親父さんの台詞は少ないだけに、喋る息子の前に座る親父の喜び、怒り、
落胆の様子が・・・・・・落語って、奥が深く、やっかいなもんですな。


四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「スタンダップ・コメディ」

あのシュールなアコーディオンのテーマミュージックに乗って登場。
カウンターに座ってのあと、二つ目に、客の「頭で割って」のシャレに、
「どなたの・・。」とバーテンが答える・・大好きな最高傑作が登場。

あと、何すんのと、不安と期待が高まる・・
でも、酒の噺を中心に、新ネタ満載で楽しませてくれる。

今月の29日は、中津寄席に、ナオユキさん、吉坊さんと共に出番が、
今の処、これが、今年最後の落語会の予定でおますな。

五、笑福亭仁勇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「尿瓶の花活け」

絵と骨董のマクラから、「道具屋」か「はてな・・」かと思いきや
「尿瓶の花活け」渋い噺の選択でおますな。

尿瓶を買って帰った武士の元に、本屋が訪ねて来るとこまでは覚えているが、
あとは、記憶にない、失礼な事に、うとうとしていたのか・・・。

サゲは「割ったので、ションベンはできへん」だったか・・すべてうらおぼえでおますな。


六、笑福亭松喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「掛取り」

桂、それも、米朝一門と、笑福亭とは、まるっきりカラーが違うと。
何で、我一門は、酒を呑むと喧嘩早いのか・・お酒の噺か・。

オレオレ詐欺の撃退法の伝授から、年末で節季の払いが・・・
「おごろもち盗人」か「尻餅」と思いきや・・・「掛取り」でおました。

「狂歌」と「喧嘩早い」の、最初と最後の掛取り人が登場。
本来、間のあんこが楽しいのですが、餡なしでも、上品な味で旨い。

サゲのあと、「年の瀬の、借金取り撃退法」と言うたのは、
フルバージョンでない、「掛取り」への、松喬さんの遠慮ですかいな。

七、桂三象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「三象踊り」

舞台で、三象さん、噛む噛む、でもそれが、味になる。
踊りになれば、結構真面目。・・・それまでが、おもしろい。

後ろの、ご夫婦の奥さん、今日、おもしろいのは、三象さんとナオユキさんと、
色物好みとは、・・・・まあ、空気を入れかえる、換気扇の役目、十分果たしていますな。


八、林家染二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「替り目」

米紫さんの更なるバージョンアップの様な、染二さんの「替り目」
元気さと、声の大きさに、眠気もぶっ飛ぶ。

でも、夜中にあんな声で話していたら、うるさくて、ほんま、近所迷惑ですな。
中国船の体当たりとか、時事ネタも入れながら、とにかくパワフル。

今月のトリイでの、染二、米二、鶴二、の「二の会」、三者三様の芸風の違ったお三方の会。
是非、お伺いしたい会ですが、平日の為、今だ決まらずでおます。


九、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ハル子とカズ子」

海外公演のハナシとか、奥さんのハナシなど、次々繰りだすマクラのオンパレード。
でも、私はあの、「図書館の女の子」と「ピザパイ屋の女の子」のハナシが大好きで―す。

終わったあと、、嫁さん曰く「、今日のかい枝さん、落語せえへんかったな」
いや、今のがちゃんとした「ハル子とカズ子」という噺、でもマクラと噺の境目が
分からんかったようです。

かい枝さん、繁昌亭大賞、「創作賞」受賞、おめでとうございます。


十、桂小枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「悋気の独楽」

レポーターでは、ありません。
探偵でも、ありません。
不動産屋でも、ありません。
実は、落語家だったんです。

前の繁昌亭の時は、うだうだ噺で終わってしまったのだが、
ああ、今日は、トリだけに、落語をしてくれそう・・・。
「佐々木裁き」か、「猿後家」か、「悋気の独楽」か、まずは落語が聴きたい・・。

噺は「悋気の独楽」、全編、レポーター風というか、紙芝居というか、
筋立のご紹介で、落語を聴いたという気には・・・・。

十人十色の繁昌亭の昼席でおましたな。・・・このあと心斎橋で、娘と合流。
久し振りに外で、家族三人で、おいしいお酒を呑みました・・・で。


天満天神繁昌亭・昼席
2010年12月5日(日)午後1:00開演
天満天神繁昌亭

一、桂三四郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
二、桂福矢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「延陽拍」
三、桂わかば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「片棒」
四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「スタンダップ・コメディ」
五、笑福亭仁勇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「尿瓶の花活け」
六、笑福亭松喬・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「掛取り」
仲入り
七、桂三象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「三象踊り」
八、林家染二・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「替り目」
九、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ハル子とカズ子」
十、桂小枝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「悋気の独楽」


10-59-261

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久しぶりの繁昌亭・昼席

2010-03-20 21:13:08 | 天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭・昼席ヘ、嫁さんと、鶴二さん目あてに。



天神さんの裏門


天神祭の船渡御の緞帳・・・賑やかさとめでたさが、あふれてますな。

今日は、一番太鼓は、露の眞さん、男勝りの力強い太鼓でおでむかい。


一、桂ちょうば・・・・・・・・・・・・・・「狸賽」

ハキハキと勢いがあって、好ましい。
狸が、恩返しに家に尋ねて来るところから、始る。
でも、10分間の持ち時間で、「狸が冠かぶって、しゃく持っていました」の
天神さんのオチまでいかず・・・。
でも、楽しい、狸賽でおましたで。


二、林家染左・・・・・・・・・・・・・・・・・「道具屋」

阪大出で、公務員だったのを、辞めて、落語家になりましたと、
「アホですわ」と、でも、今や京大出も二人・・・。
私たちの税金で、国立大学ヘ行って、落語家になったとは、
落語好きの私でも、複雑な心境ですな。

染左さん、今まで、なかなかアホが出てくる落語が少なかったように思っていたが、
今回の道具屋で、アホの登場・・・ちょっと、くだけた感じ・・・
やはり、落語の醍醐味がちらり・。
これからも、難しい噺ではなく、腹から笑える愉しいネタ期待しまっせ。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」

ちょうばさんがでくるなり、ずっとイビキをかいて寝ていた、嫁はんの隣のオッサン。
鶴二さんの、落語がはじまると、目を覚まし、、身を乗りだして聴きだした。

おそるべき、鶴二さんの話術、いや、声の大きさか・・・。
会場中に響きわたる、メリハリある噺っぷりは、やはり貴重なる武器ですな。

噺は私の大好きな「延陽伯」。
オチは、火事になったら大変や、「わらわ、元京都の・・・あちち・・・」
「姓は安藤、名はケイゾウ・・・・あちち・・・」のところで終わり。

時間の短さに、最後まではいかなかったけれど、
終わった後に、後の席のおばさんが、「上手やなぁ・・・」と思わず感嘆の声、
鶴二さん、またまた、ファン、一人、増えたようでっせぇ・・。

四、ダイアン吉日・・・・・・・・・・・・「バルーンショー」

男の大道芸人と思いきや、女性、それも英国人。
変な、日本語を喋るが、造るバルーンは、女性らしくて、かわいい。
プードルの犬・・・ミツバチ付きのお花・・・飛行機に乗っているパイロットと
三つの作品を作る。・・・三人の方が、当って、おみやげにとプレゼント。
ほんと、繁昌亭ならではの、色物ですな。


五、桂春雨・・・・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」

登場人物がすべて、アクがない、春雨さんの、優しさあふれる「時うどん」。
うどん屋が、思わず、アホに同情して、三文のお金、返してしまいそうな、
そんな気にさせる、のほほん・・、ファンタジー版、時うどんでおましたな。


六、笑福亭松枝・・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」

今まで、聴いたのとは、微妙に違う松枝さんの「貧乏花見」
良くあるのは、喧嘩狂言で、酒、肴、をぶん取るのだが、
今回は、出入りの親方がおられて、お裾わけで、本物の酒、肴にありつく、
このあたり、終始、長屋の連中は、善人でありたいと願う、松枝師匠の美学ですな。

女連中のいでたちが、これまた凄い。お腰のらん幕のなんと、すざましいこと。
「気で気を養え」と、この逞しさが、この噺のシャレですな。
不景気な昨今、今年は、花見なんぞに、行きたいもんですな・・。

七、千田やすし・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」

坊やの名前は、「光」君。
途中で歌うのは、いつもの六甲おろし、・・
でも地元の大阪だけに、八割の方が手拍子を打つ。
隣のおばさんなんぞ、歌まで歌っている。・・・凄い、阪神ファン。

ネタは、いたって定番ですが、オモシロイ。
このあたり、師匠の川上のぼるさんに、似てきた、ですな・・。


八、露の慎吾・・・・・・・・・・・・・・・「胴切り」

私は、慎吾さんが、団平時代の、子ほめを二回聴いている。
今日、うん十年ぶりの舞台を見て、年をとられたなぁが、実直な感想。

噺は「胴切り」、このナンセンス劇、アホらしく演るほどおもしろいのに、
何故か、団平さん時代の、真面目さを思いだした、一席でおましたな。


九、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・・・「強情灸」

見台と膝隠しがはずされ、座布団だけに・・・思わず、嫁さんに
「強情灸やで」と囁く・・・ずばり、あたり・・。
でも、由瓶さんの「強情灸」、持ち時間内、たっぷりの笑い。
このように、得意ネタがあるのは、強いですな・・。


十、笑福亭仁智・・・・・・・・・・・・・「ハードラック」

今日は、パリーグの開幕、高校野球の開始、やはり野球にちなんで、
この前、TVで見た、「スタディ・ベースボール」が生で見れると、
期待したのだが、・・・人生、ついてる、ついてない・・・の「ハード・ラック」
でも、この噺、何回、聴いても、おもしろい。・・・・最高。

自殺しようとしても、死ねない本人の失敗の数々が、第一幕。
生きようと決意したとたん、人を殺めて、死刑囚になった、第二幕。
まさに「一粒で二度、美味しい、噺ですな」

繰り返しの中で、次はどんな、笑いかと、客が愉しんでいるのが良くわかる。
「パターン、オン、パターン」の繰り返しが、仁智さんの、笑いの根源。
名作と言われている、「老女Å」、「お笑い水戸黄門」などを早く聴きたい。
でも、次の出会いも「ハードラック」なら、、それこそ「ハード・ラック」でおます。

次回は、4月4日の須磨寺あたりか、仁智さん、何が聴けるか、ワクワクしますな。

帰るまでの道すがら、嫁さんに、何度、仁智さん、おもしろいなと呟いたことか。
トリが、その日の、笑いの、余韻をつくりますなぁ・・・。



天満天神繁昌亭・昼席
2010年3月20日(土)午後1:00開演

一、桂ちょうば・・・・・・・・・・・・・・「狸賽」
二、林家染左・・・・・・・・・・・・・・・「道具屋」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・・「延陽伯」
四、ダイアン吉日・・・・・・・・・・・・「バルーンショー」
五、桂春雨・・・・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
六、笑福亭松枝・・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」
仲入り
七、千田やすし・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」
八、露の慎吾・・・・・・・・・・・・・・・「胴切り」
九、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・・・「強情灸」
十、笑福亭仁智・・・・・・・・・・・・・「ハードラック」

10-15-68


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充実の落語~繁昌亭GW特別興行・5日朝席

2009-05-05 22:56:33 | 天満天神繁昌亭
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・繁昌亭・表看板・・・・・・・・・・・・・・・・・

I氏と、早朝から、繁昌亭ヘ。
忘れそうなので、先に今日の方から、ご報告を。


一、桂阿か枝・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」

出てくるなり、立ち見の方を見て、阿か枝さん
「このへんも空いてますので、そこに3ツ、そこに2ツ」と親切に空席を
ご案内していると、下座から、「指定席です」の声。

「すいません」、「今日、師匠に入門したところで」・・・・・。
「ここに、見台、膝隠し、ありますが、何するのか入門したてで
解りませんが」と・・・・・頭の中、真っ白状態、
あんな動揺した阿か枝さん、初めて。

気をとり直して、本題ヘ、子供の日にちなんで「子ほめ」

文枝師匠の語り口、
特に鼻にかかった絞り出す、おやっさんの声は瓜二つ。

この様な、軽い噺を完璧にやる阿か枝さん、よろしいな。
素適な開口一番で、スタート。


二、林家花丸・・・・・・・・・・・・・・「狸の鯉」

「狐、狸は人を騙すと言う。」
子供が狸をいじめているところから始まる。・・・・狸賽か・・。

狸が、昼間の恩返しにきて、その晩一緒に寝てしまう・・あれえ。
翌日、起きると、子供に化けた狸が、朝ごはんの用意。・・・あれれ。

これは、まるっきり、狸賽とは違う噺やで。
狸を、鯉に化けさせて、初節句の祝いの品として兄貴分のところへ。

サゲは、狸の鯉が料理されそうになって、逃げて庭の垣根を登り、
「いきやな、これが、鯉の滝のぼりや」

これまた、5月5日に、相応しい噺。

でも、けもの偏に里で狸、魚偏に里で鯉、狸は鯉に化け易いのか。
ようできた、噺ですな。・・・・花丸さんの創作でおますやろか。


三、桂楽珍・・・・・・・・・・・・・・・・「青菜」

出てくるなり、後方から、「結婚、おめでとう」の声。
ありがとうございますと、実は12年結婚、7年離婚。

8月15日に結婚する事になりました。
終戦記念日で、夫婦の揉め事も終戦にしようと・・
これだけの話ですがと、前の奥さんと再婚か・・・。

スポ日の新聞が、「楽珍結婚、時恵ごめん」と。
実は、私人形が大好きで、65万もするダッチワイフを所有。
その名が、時恵(時枝)。・・・・・その喋る人形で、ひとしきり。

その後、あと10分ですが、気をとり直して、「青菜」ヘ
途中で終りますが、それもご勘弁をと。

まあ、いつもいう落語家さん、最後は人間性、性(さが)が勝負。
よう楽珍さんの性、よう解りました、
いやほんま、なんとも楽しい高座でおました。

まずは、ご結婚、おめでとうございます。


四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・「漫談」

いつものごとく、ボソボソのトーク。
何度聴いても、おもしろい。
15分の高座が、たっぷり、充実の20分以上に感じられる。

営業妨害になってはいけないけど、2、3、紹介させてもらえば、


「私、天然なん」という女の子に。
「養殖の人間はいない」と云うと

そこで、「ええ、ほんまに養殖の人間はいないんですか」という子

「まちがいなく、天然や」


大阪のバーで、水割りを注文すると

「何で、割りましょうか」というバーテンに、
しゃれで「頭で」というと、

大阪のバーテンは、周りを見わたして
「どなたの」・・・・・・・。

このような話が、50も、60も、続く。
でも、書いても、おもしろさは、十分の一も伝わらない。
聴くと最高。是非、ナオユキさんは、生でお聴き下さい。


五、桂米輔・・・・・・・・・・・・・・・・「悋気の独楽」

米輔さん、ナオユキさんの後で、やり難そう。
自分の落語の世界に早く戻そうとするが、失礼だが空回り。

芸人には、それぞれ、空気があるのですな。
しばらくは、その空気が無くなるまで、時間が掛かる。

お手掛けさんの処ヘいた定吉。
御寮さんに、旦さんの居所を問詰められる。

饅頭に、嘘をつくと、血を吐く、薬が入っていると脅され
言わされてしまう。

最後に、旦さん、御寮さん、お手掛けさん、の三つの」独楽で、
旦さんの、その日のお泊りの処を決める。

サゲは、「心棒(辛抱)ガ、くるうております」と・・・。


七、月亭八天・・・・・・・・・・・・・・「おごろもち盗人」

上手いなぁ。盗人が主人公だが、おかみさんの出番が多いだけ、
盗人との掛合いが、おもしろい。

「橋元さんの分、平松さんに廻しとこ、どちらも財政難で」など、
支払いの段取りで、気の効いた、くすぐりもたっぷり。

主人も、おかみさんも、盗人も、最後のスカンピンの男も、
それぞれのキャラクターが、あっておもしろい。
それも、過度で無く、それでいて、個性的、こんなの私好きですな。

ますます他の噺も聴きたくなる、中堅の実力派。
二席聴きに、淀川渡って十三まで出かける価値大いに有りですな。


八、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・・・「オールウェイズお母ちゃんの笑顔」

母親と、学少年、びっくりした方が負け。
楽しい、バトルがくり広げられる。

顔中、ケチャップで死んだまねをする。
敷居で頭をうって、脳震盪のまね。
法事での、いたずら。・
クリスマスのツリー・・・など。

いたって、日常のことを楽しく、おかしく、語る。

まあ、子供にとって、母親は日々日常の先生。
母親の生きざまが、子供には影響力が、大いにある。

今の鶴瓶さんのサービス精神、子供の時から鍛えられたんですな。

勝敗は。6勝5敗1分けで、母の勝ち。
この噺、鶴瓶さんの、お母ちゃんへの、賛歌。

大阪のお母ちゃんに限らず、どこの母も、「母は、偉大ですな。」
次の、日曜日、10日は、母の日ですな。

まあ、私も、嫁はんも既に母親は亡くしていますが、
日曜日は、母の日で、想い出に浸ろうと思いますわ。

子供の日と、母の日はセットですな。
(でもなぜか父の日は離れている)

今日の、落語会、役者揃いで、充実した二時間半でございました。



繁昌亭GW特別興行
2009年5月5日(火・祝)午前11:00開演
天満天神繁昌亭

一、桂阿か枝・・・・・・・・・・・・・・「子ほめ」
二、林家花丸・・・・・・・・・・・・・・「狸の鯉」
三、桂楽珍・・・・・・・・・・・・・・・・「青菜」
四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・「漫談」
五、桂米輔・・・・・・・・・・・・・・・・「悋気の独楽」
仲入り
六、藤本健太郎・・・・・・・・・・・・「津軽三味線」
七、月亭八天・・・・・・・・・・・・・・「おごろもち盗人」
八、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・・・「オールウェイズお母ちゃんの笑顔」

09-34-152
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鶴二・小枝さんの対決~・繁昌亭GW特別興行・4日夜席

2009-05-04 23:41:34 | 天満天神繁昌亭
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夜の繁昌亭外観・・・・・・・・・・・・・・・・・

繁昌亭のGW特別興行、
鶴二さんと、めったに落語を聴けない小枝さん、お目あてに。
二晩寝ると、細かいところ、思いだせず。難儀だすな。


一、林家染左・・・・・・・・・・・・・・「二人癖」

出てくるなり、自己紹介で、なんと大阪大学、あの阪大出と、
でも、これだけ大学出が増え、京大卒も二名も入門すると、
なんか、有難みも薄れますな。

本音で言うと、私たちの税金返しておくれやすですな。
まぁ、その分、ええ落語たっぷり聞かしとくなはれでおます。

噺は「つまらん」と「一杯呑める」のお互いの口癖を直そうと。
上手さもありぃの、エリート落語。

染左さん、いたって端整な落語だけに、
喜六のアホさ加減、全開の噺聴いてみたいですな。

まずは、スマートに、開口一番でスタート。


二、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・「ハル子とカズ子」

かい枝さん、本日もまた、おもしろい。

三日前の「堪忍袋」とは違い、オリジナルの「ハル子とカズ子」
高齢化社会の中で、元気なお年寄のお婆さん、二人の会話。

くどい、忘れやすい、都合の悪いことは聞こえない、
昔の細かいことにはこだわる。・・・・・・・・基本わがまま。
でも、二人の喋り、大いに笑える。
いてますな、こんなパワーのある大阪のおばあさん。

老人というのは、頑固になりがち、そして反面子供に戻っていく。
まあ、これから先、私もかわいい、お年寄になりたいもんですな。

まあ、このハル子さん、カズ子さんのように、幾つ何十になっても
話し相手の、友達がいることが、一番でおますな。


三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・「七度狐」

鶴二さん、15分の中に、七度狐をつめてつめて、どこまで演るのかと
思うと、最後の尾っぽ抜いて、大根でおました。・・・まで。

通常20~23分の噺を、コンパクトに、
落語家さんの腕のみせどころでしたな。

野宿、枝宿、おーかめ、手の先、爪の先、などクスグリたっぷりの
おいしいとこ、飛ばしながら、勿体無く急いでる感じでしたが、

鳴物が入り、GWの特別興行といえど、上方落語らしい雰囲気、
伝えようとする、鶴二さんの心意気、十分伝わりましたで。



四、来世楽・・・・・・・・・・・・・・・・「津軽三味線」

「らせら」とねぶたまつりの掛け声から、命名。
京極**さんの美人弟子、二人のデュオ。
向って右の、スマートな方は実子とか。

津軽三味線プラス、歌声もハモッテ、心地良い。
連れの、I氏、超お気に入りと、沖縄の歌に、感激しきり。

でも、結成されてもう7年、これから、寄席での出番が増えると
色物としての、味がでるんでしょうな。


五、桂梅団冶・・・・・・・・・・・・・・「鬼の面」

最高の中トリ。
手を抜かない、梅団冶さん。
今まで、どんな高座でも、裏切られた事は、一度もない。

お祭りのような、GWの興行で、「鬼の面」が聴けるなんて。
落語の本来のおもしろさが、客席に浸透していくのがわかる。

娘が、帰ってきて、素直に喜ぶ母親、お店のこと、世間体を思う父親。
それぞれの情愛がみえて・・・・・うれしい。

おたふくの面を、鬼の面に替えた旦那さんも良い人。
こんな心の機微を表す噺を語る、梅団冶さん・・・・万歳でおます。


仲入り


六、笑福亭学光・・・・・・・・・・・・「腹話術」

学光さんの、名前の命名者は、
同郷、土佐の出身で、漫画家のはらたいらさんとか。
師匠の鶴光さんでは無いとは、落語家でありながら意外や意外。

今日は、出番表にもあるように、色物で出演。・・・「腹話術」
腹話術の技量は、少し口が動いて・・?ですが。

やはり落語家さんのやる芸、どんな腹話術よりもおもしろい。
人形に話さして、突っ込む手法、なぜか形にはまっていますな。

表芸と裏芸、どちらが表、裏なのか、蒟蒻のように迷いだすぐらい、
なぜか、学光さんのペースにはまってしまった、腹話術でおました。


七、笑福亭仁勇・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」

一生懸命ふっていただくが、いまひとつ私にはマクラが合わない。

この出番、トリの一つ前の、もたれ。・・・・難しい位置。
引いても駄目だし、目立っても駄目。
でも、最後まで、だれずに、トリに渡さなければ。

現代野球で言うと、主要な中継ぎ投手。
仁勇さんの貧乏花見、
そういう意味では、打ち込まれて更に点差が開いた感じ。

寂しい、盛り上がりに欠けた、「貧乏花見」でおました。


八、桂小枝・・・・・・・・・・・・・・・・「うだうだ・ばなし」

今日のこの席、選んだのは、鶴二さんと、梅団冶さん、そして、小枝さん
吉本の舞台ではなく、繁昌亭では、落語が聴けるのではないかと
淡い、いや、大いに期待していたが。

出てきて、うだうだ噺。・・・裏話といいながら・・・・。
あと、10分になりましたが、やはり落語聞きたいですかー。
まだこのような、はなし続けて聞きたいですか、

客席は、八割の方、うだうだ話をと・・・拍手・。
落語せんと、編成委員の春之輔さんに怒られる。
と言いながら、お客さんに選べと言うのは、違いまっせ。

客が悪いのではなく、客に選ばせるのは、小枝さん、ズルイ。
本気で落語するなら、お客に聞いては駄目でしゃろ。
その時点で、小枝さんの落語への想いが薄くて、がっかり。

今夜の落語会、仲入りまでの前半大いに頑張ったのに、
後半、大量点で、負け試合に。

鶴二VS小枝さん、落語では鶴二さんの不戦勝でしたな。
でも、染左、かい枝、鶴二、梅団冶さん、良かったでっせ。

繁盛亭は、いろいろあって、これがおもしろさいのですけど。



天満天神繁昌亭GW特別興行
2009年5月4日(月)午後6:00開演
天満天神繁昌亭

一、林家染左・・・・・・・・・・・・・・「二人癖」
二、桂かい枝・・・・・・・・・・・・・・「ハル子とカズ子」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・・・・「七度狐」
四、来世楽・・・・・・・・・・・・・・・・「津軽三味線」
五、桂梅団冶・・・・・・・・・・・・・・「鬼の面」
仲入り
六、笑福亭学光・・・・・・・・・・・・「腹話術」
七、笑福亭仁勇・・・・・・・・・・・・「貧乏花見」
八、桂小枝・・・・・・・・・・・・・・・・「うだうだ・ばなし」

09-33-144
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早起きはいくらの得か~三風の早起き寄席

2009-03-01 21:05:06 | 天満天神繁昌亭
・・・・・・・・・・・・・・・・・・早朝から開演を待つ落語ファン・・・・・・・・・・・・・


今日は、休みだが、寝てはいられない。

日曜の朝から落語。・・・・・、午前中に聴く落語会は初めてか。
第三回繁昌亭受賞の面々が揃う。


一、桂吉坊・・・・・・・・・・・・・・・・「商売根問」

雑誌の取材で26才の吉坊が、70才以上の各界の名人の芸談を
毎月一人ずつ聴くという仕事が入る。
一年かけてやっていると、予定の人が・・になるといけないので、
早く急いで取らなければと心配していると

およよ・、十ヶ月目に、先に、その本、「論座」が廃刊になる。

それをまとめた本、「桂吉坊がきく芸」が出版される。
その記念の落語会が、4月28日、ワッハホールで開催。
本付で、3000円。とってもお値打ちですが、
21日に本は発売されるが、落語会まで、おあづけ。

噺は、「チュチュンチュン」と、鷺とりと思いきや、
「茶、栗、柿、麩」と商売根問ヘ。

ハギレの良い語り口に、頭もスッキリとしてくる。
今から、出版記念落語会の吉坊さんの二席、楽しみですな。


二、桂三風・・・・・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」


25年前、三枝師匠に、つけて頂いた「牛ほめ」、
ほぼ、25ぶりにやらして、いただきます。

でも、最初に教えてもらうところで、肝心の節穴を隠す為
秋葉はんのお札、張っときなはれと、これで3円は貰えると
一番の仕込のくだりが抜ける。

あれっと思いながら、天角、地眼、一黒・・・・・、と続く。

案の定、池田おやっさんとこで、台所の床柱のくだりヘきて
三風さん、一瞬マズイと、顔色が変わる。

お題は、「秋葉さんのお札」では無く、「牛ほめ」ですが、
秋葉さんのお札が無かったら、ご利益は一切無く、
三風さん、サゲのあと、ふかぶかと頭を下げるしか
なかったですな。


三、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・・・・「お忘れ物承り所」

次ぎ次ぎに現れる、忘れ物承り所。
落とし物、と、忘れ物は、違うのか。
まあ、どこに、と解っていたら、忘れ物なのか。

まあ大なり小なり、どちらにしても本人は必死でしょうな。

私は、忘れ物で一度、ドラマチックに戻ってきたのがある。
梅田発、三ノ宮行きの特急で、西宮北口で降りたら、
棚に置いた、買ったばかりのレコードを忘れたのに気付く、

数十分後、時間を見計らって、逆方向の特急に北口で乗込む
そこにはなんと、自分のレコードがそのまま棚の上に
急いで、取って、飛び降りるたが、その座席に坐っていた人達の
驚いた顔、でもそのレコードは何であったか今は思いだせない。

銀瓶さん、「鯛」に続いての、三枝師匠の創作落語。
春蝶師匠を彷彿させる、爽やかな語り口は、早朝にはピッタリですな


四、桂三風・・・・・・・・・・・・・・・・「せんたく」

創作と言えども、少し人情ぽい噺。

死んだ女房の連れ子である高校生の息子に、
本人には自分は実の父親ではないと言うべきか悩む洗濯屋。

その実の親が医者だった為、勉強できる息子に医大ヘの受験を望む
しかし本人は、父の仕事である、クリーニング屋を継ごうと・・・。

親と子の、情にチョット、ほろりとさせられる。
でも、ここまでやるなら、死んだ母さんの思いで話も挟みながら
もう少し、松竹新喜劇ぽく、くさい方が良かったのに。

サゲは、選択と洗濯で、落ちました。

最初の一席目でけつまづき、そのままで終ってしまった
三風さん、早起き落語会でしたな。


五、笑福亭鶴笑・・・・・・・・・・・・「親子酒・桃太郎バージョン」

ああ、終わってない。
最後に、大トリ、鶴笑さんが、おられました。
今日は、古典落語をと言いながら、
舞台の後には、調整中と張り紙の紙芝居の道具。

ネタは「親子酒」、酔いつぶれて、見る夢はと
立って得意の紙芝居で「桃太郎」を上演。

座って、五分。・・立って、十五分。
いやはや、凄い「親子酒」、こんな回っている家いらんわい
と同じぐらい、こんな複雑な親子酒、朝からしんどいですな。

鶴笑さんは、「パペット落語」が単純明快でやはりよろしいな。

このあとI氏と一緒に、いざ三ノ宮の古もん亭ヘ。





三風の早起き落語会
2009年3月1日(日)午前10:00開演
天満天神繁昌亭

一、桂吉坊・・・・・・・・・・・・・・・・「商売根問」
二、桂三風・・・・・・・・・・・・・・・・「牛ほめ」
三、笑福亭銀瓶・・・・・・・・・・・・「お忘れ物承り所」
四、桂三風・・・・・・・・・・・・・・・・「洗濯(選択)」
五、笑福亭鶴笑・・・・・・・・・・・・「親子酒・桃太郎バージョン」

09-15-67
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色を求めて、ナオユキさん~繁昌亭昼席

2009-02-23 23:35:20 | 天満天神繁昌亭
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・繁昌亭・表看板・・・・・・・・・・・・・・・・・・

入場整理番号、140番と141番でしたが、席も開いており、
余裕で、1階のき列正面に坐れた。ほっとしていると、
そのとき、「何々さんここもあいてるで」、と大きな声。
四、五人の団体。・・・ちょっと、悪い予感を感じたのだが・・・・。


一、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「平林」

おばちゃんが、ドアの閉まりかけの電車に無理やり乗込むマクラ
客席のおばちゃんたち、我事なのに、大うけ。

噺は、「平林」、読み違えるたび毎に、後ろのオッサン。
連れの方に「たいらばやしや」、「ひらりんや」
「いちはちじゅうのもくもくや」と説明。

誰も、クイズ番組に出てんのと、違いまっせ。
落語を聴きに、来てんのに。

鉄瓶さんには、悪いが、イライラしているまに終ってしまった。
今度、稲田観音落語会で、ゆうくり聴かせてもらいますわ。


二、桂歌之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「狸賽」

これも、狐が騙す、狸が騙すと歌之介さんが言うと
「狸や、狸や」と後ろから、大きな声。
それを言うなら「狸賽やろ」と思わず、心で突っ込む自分が情けない

歌之助さん、ええとこのぼんぼんみたいで、博打うちの匂いが無く
しゅとしすぎて、狸の化けたものより、狐の化けたみたい。

これもなんとなく終ってしまいました。


三、桂都んぼ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「替り目」

良かったですな。

酔いっぷりといい、特に家に入ってからの奥さんとの絡みは絶品。
おっさん、奥さん、大好きなのが、ありありと。
怒られながら、会話を楽しんでいる。

おでんを買いに行かせてから、手を合わせ「カアチャンかんにんやで」
都んぼさん、この台詞を言いたさにこの噺、選んだのと違う。

この噺、噺家が若くても、充分楽しめるというのを実証した
都んぼさんの、「替り目」でした。


四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「漫談」

実は、今日は、ナオユキさん目当てに、嫁さんと繁昌亭に。

出てくるなり、客席が引いているのがわかる。
その凍った客を、あのナオユキさんのボソボソが溶かしていく。

くすっという笑が、ほんの微少ずつだが、増えていく。
まぁ、ほんの少しずつ。耳掻きに一匙ずつ。
この匙かげんがよろしいな。
「ははは」という大爆笑とは違う。「ふふふ」という笑。

最後には、全員、ナオユキさんの笑の虜に、ヤッタ。

不思議な芸風に。何故か、はまってしまう。
案外へそまがりの私。

まあ、嫁さんも喜んでいたので、ナオユキさんは我家公認ですな。

続報・・・・・・・・・・・・・・・・・・
火、水、木、と出張してましたので、遅れて申し訳ございません。

五、桂枝光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「相撲場風景」

小つぶちゃんが、ふっくらと、中つぶちゃんに。
吉本芸人だけに、大きな声で、客席捉えるのが上手。

噺は、「相撲場風景」・
相撲とりは出てこず、実際出てくる客には、体つきは関係ないのに
笑福亭の体力勝負の「相撲場風景」を見慣れているだけに、
体つきからか、かわいく、小粒に見えしまう。

、客をみて、ネタを決めると言うが、
今日の客は、「どんなんて、こんなんて、あんなん。」
じょんじょろりん、じょんじょろりん、と、
おしっこ風景で、客を喜ばす。


番組の組み方から、客筋が反対に見えてくる。
各噺家が、演じるネタに注目ですな。


六、桂春若・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「京の茶漬」

なんとも、味のある高座。
客筋にそぐわない、地味な舞台。

でも、大トリの仁智さんが、創作落語をされるのが予想されるだけ
ましてや、今日の客席を見た時に、
あえてちょっとした気持の機微で描く
しっとり感のある「京の茶漬」を演じるのは
本当は、反骨精神の表れとみたが深読みし過ぎか。

わあわあと笑いの中で、ざわついていた客席を、
シャーベットのごとく、口直ししていただいた、一席でした。

仲入り


七、川上のぼる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」

84才、すごいなぁ。年令でいう国宝が手で触れるよう。
小学生の時、テレビでみたそのままが身近でみれる。

今日は、人形は女の子の「さちこ」ちゃんが出ているが、
何度も、「ボウヤ」と声を掛けてしまう。

60年も、「ボウヤ」とやってきただけに、
自然に出てしまうのか、それをギャグにしたくての、
「さちこ」ちゃんの登場か。
高齢者の芸人さん、計算づくのボケなのか、自然の呆けなのか
わかりませんな。・・・・それが、豊醇な、まろやかさに。

芸を愛し続ける為の、大切な事は、
演じる方も、見る方も、「長生き」が一番の条件ですな。


八、林家花丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「千早振る」

着物の柄、良かったですな。
いやいや、落語そのものも、凄く良かったですな。

「千早振る」、喜い公が、それほどのボケでもなく、
甚兵衛さんも、年老いたというわけでも無く。

ただ、「千早太夫が振る、妹の神代太夫もいう事聞かず、
竜田川の関取、おからくれなくて、井戸に、水くぐる、とわ」
客席から、言われたら、台無しなので、要注意しながら・・
淡々とすすむ。

「百人一首」、「いや、五人一緒でしたで」
とか、随所にクスグリが入り、おもしろい。

「千早振る」、最初に福笑さんで、出合ったネタだけに、
奇想天外なのか、ベーシックなのか、基準が解らない、
この噺、いたってアレンジのし易い噺なのか。

でも、今日の「千早振る」。
着物の柄と同様、粋さが映える、花丸さんでした。


九、桂勢朝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「勘定板」

米朝師匠の話で、ひとしきり。
「80才ですが、虫歯一本もありません。」
「総入れ歯です」とか、

米団冶さんの襲名公演に、各地に口上だけ出演。
昨日は金沢、今日は、岡山、明日は松山と。
飛行機と車であちらこちらの会場ヘ。

忙しすぎて、楽屋で、米朝師匠「ここは、どこや」と。
すると、前のおばはんが、「呆けとんのやろ」と大きな声。
まぁ、しゃれの、わからんお方。

再三のチャチャに、勢朝さん、「うるさい、静かにせい」と
・・・そのあと「思わず言ってしまいました。」と反省の言葉も
続けて言っていましたが、イライラが爆発。

噺は「勘定板」、まさに、今日の客に合わせた、
「くそくらえ」という選択か。


十、笑福亭仁智・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「源太と兄貴」

仁智師匠も、マクラを言うと、前のおばはん「そらないやろ」と
ツッコミ。「やりにくいなふぁ」と仁智師匠もにが笑い。

噺は名作、「源太と兄貴」。頭に残っているのは、
兄貴の「源太ぁ・・どないなっとんや」のフレーズのみ

「はと」、「ぞろ目」「かねがある」など、源太の失敗談が続く。
その他、豊富あった噺は、四日も経てば、思いだせない。
ああ、ボケが、始まっている。

「ごまめ・・どないなっとんや」。

昼席は、でもおもしろいですな。
開口一番から、大トリまで全てが、ワンセット。
先週の上品な客の日は、全員のネタの組み合わせ如何なるものか。

ぼちぼち、繁昌亭の昼席のネタ帳の開示して欲しいですな。




天満天神繁昌亭・昼席
2009年2月22日(日)午後1:00 開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭鉄瓶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「平林」
二、桂歌之助・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「狸賽」
三、桂都んぼ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「替り目」
四、ナオユキ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「漫談」
五、桂枝光・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「相撲場風景」
六、桂春若・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「京の茶漬」
仲入り
七、川上のぼる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「腹話術」
八、林家花丸・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「千早振る」
九、桂勢朝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「勘定板」
十、笑福亭仁智・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「源太と兄貴」

09-14-62
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春團冶師匠とは大違い~師匠の前で祝いのし

2009-01-06 22:40:03 | 天満天神繁昌亭
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夜の繁昌亭・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


知り合いのお誘いで、繁昌亭夜席へ。
春之輔さんが、春團冶師匠の前で、祝いのしを。


一、桂咲之輔・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅~発端」

最初に、プログラムの訂正。
今年ようやく八年目を迎える二番弟子とありますが、
実は、二年目です。ネタ数も少なく、前座噺の「東の旅」を。

一生懸命の高座、後半は落着きも出てきて、内容が前に。
奈良見物の手前まで、たっぷり15分の東の発端を。

年末、ベテランの文太師匠の「軽業」を聴いたが、
本来の噺家になりたての、修行の為の発端、。
一言ひと言に、ドキドキして聴くこの感じ、よろしおますな。


二、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・「四人癖」

次は、13年目に入った、筆頭弟子の壱之輔さん。
「四人癖」、もっとしぐさがオーバーでも良いのに。

羽織の袖を引張るのが癖の人がいるのに、
なぜか、羽織りを脱いでしまう。

大師匠の春團冶師匠の羽織の脱ぐ時の粋さに憧れすぎてるのか
やはり、このネタ、羽織着ていた方が
ばたばたと大きく見えまっせ。

羽織りを脱ぐのが癖なら、壱之輔さんもいれて「五人癖」か。


三、桂梅団冶・・・・・・・・・・・・・・・「佐々木裁き」

江戸は、北町奉行と南町奉行。
大阪は、東町奉行と西町奉行。
西町奉行佐々木信濃ノ守が出てくるが、
実在の人物かどうかは、定かではなさそう。

最初に、テレビに出てくる大岡越前のようてはなく、
背が小さくて、ずんぐりとした体型というので、
梅団冶さんの佐々木ノ守、いたって違和感無し。

主人公は、松屋表町の桶屋の、高田屋綱五郎のせがれ四郎吉。
五郎の息子で、四郎か、落語とはようできてまんな。

梅団冶さんの演じる四郎吉、こましゃくれたというより、
頓知の利く、頭の良い子供である。・・・・・・しっかり者。
小学校高学年、13才と言えば中学生か。

梅団冶さんが時折みせる佐々木信濃ノ守、
困りはてた顔、感心した顔、納得した顔、周りを窺う顔
全てなかなか好人物。

四郎吉から信濃ノ守ヘ主役の座が移る。
最高の「佐々木裁き」の登場である。


四、桂春團冶・・・・・・・・・・・・・・・「代書」

四代目米團冶師匠の作、千朝さんで聴いた完全版にも感心したが
春團冶師匠の「代書」は別物である。

ウォークマンで、時折出張の帰り路、
新幹線の中で何度も聴いているが、それでいて楽しい。

無駄の無い、凛とした、高座姿。
台詞の一言一言が研ぎ澄まされ
完璧なものほど、美しい。

弟子への最高のお手本を披露する
春團冶の芸への真摯な姿・・・・・・感動ものですな。


五、桂三歩・・・・・・・・・・・・・・・・・「鯛」

マクラで、フジのめざましテレビ、「きょうのわんこ」で、
瀬戸内海の離れ小島で、三枝という名の犬がでていた。
そのわんこが、散歩が嫌いで、「三枝は、三歩が嫌い」と
TVから流れてきて、ドッキリ。

それをマクラで言おうとして、三枝師匠の出番の時、
「三歩は、三枝が嫌い」と言い間違うて、大失敗・・・とほほ。

噺は「鯛」。三枝師匠の創作。
一門以外で演じる方も多く、都丸師匠、りんりん亭りん吉まで
やる名作中の名作。

老鯛の銀次郎さん、もう少し、味があっても良いのに。
生簀の中に居過ぎて、旨みが薄れたか。


六、桂春之輔・・・・・・・・・・・・・・・「祝いのし」

本日のトリ、春之輔さんの登場。

中トリの、師匠春團冶さんの高座について、
何もあんなに一生懸命やらなくても良いのに・・・と。

いや、違いまっしゃろ。・・・弟子の会だけに、親として
子供よろしくと、精一杯、頭を下げておられるのに・・。
そして、胸にぶつかって来いと・・受けてたっておられるのに。

噺は、「祝いのし」

肝心の、喜いやんが、間違いながら喋るとこ、
本当に詰り、台詞がたどたどしい、
酒に酔っているような、呂律が回らないところもある。

自分の会であり、・・・師匠の前で「祝いのし」とは。
まあ、どういう意味の会なのか。
追いつくどころか、芸への姿勢の違いがまざまざと露見。
残念・・・・・春之輔さん。



師匠の前で祝いのし
2009年1月6日(火)午後6:30開演
天満天神繁昌亭

一、桂咲之輔・・・・・・・・・・・・・・・「東の旅~発端」
二、桂壱之輔・・・・・・・・・・・・・・・「四人癖」
三、桂梅団冶・・・・・・・・・・・・・・・「佐々木裁き」
四、桂春團冶・・・・・・・・・・・・・・・「代書屋」
仲入り
五、桂三歩・・・・・・・・・・・・・・・・・「鯛」
六、桂春之輔・・・・・・・・・・・・・・・「祝いのし」

09-02-11
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楽しかった住吉踊り~繁昌亭二周年興行

2008-09-17 01:13:59 | 天満天神繁昌亭
繁昌亭前で、鏡割の準備をする、面々。


楽しかった、繁昌亭二周年記念興行、続編、いや本編。
今週も、忙しくて、遅く成りました。
火曜日からの、週始まりで、この一週間、すぐですな。


一、林家染左・・・・・・・「兵庫船」

二つ目(上方には無いが、12年目だとこの位置か)の染左さんが、
演じる、前座噺。・・・清潔感があってよろしいな。

喜六の程好いアホさ加減に、笑いがおきる。
ほのぼのとした、噺、安心して聴けますな。

開口一番に、染左さんが坐り「兵庫船」をする。
特別興行ならではの、取り組み。

大師匠がやられる「東の旅」など聴いてみたくなりましたなぁ。


二、笑福亭生喬・・・・・「犬の目」

風格さえ、出てきた、生喬さん。

医者のマクラを二つ。
一つ目は、家族全員の尿検査。
二つ目は、患者の三つの約束ごと。
特に、二つ目は最高。受けたとき生喬さん右手でガッツポーズ。
おもしろいので、生での出逢いをお楽しみに、
ここでのご披露は遠慮しときます。

噺は、「犬の目」。
目抜き通りとか、たこ焼のかえしとかの、クスグリ一切いれずとも、
笑福亭らしい、どっしりとした運びで、オモシロイ。

得意の、芝居噺とか、力の入った噺で、なくても、
一味違った、生喬さんでした。


三、笑福亭鶴二・・・・・「竹の水仙」

あらまぁ、生喬さんがかけそうな。
いつもの鶴二さんとは違う、「竹の水仙」

笑いの少ない噺だけに、ファンにとっては、
ヘンな、緊張感が増す。

ただし、噺は、水仙のごとく、さわやかで、
本日のトリの、林家一門のような、一席でした。


四、林家笑丸・・・・・・・「ほうじの茶」(ウクレレ落語・紙切り)

ウクレレと、風呂敷包みをもって、登場。

ウクレレでの「若い噺家のバラード」と思いきや、
「だったら、ダンサン、何でも思いの人が登場する・・・
魔法のアラジンのような設定で、ほうじ茶を炒る。

すると、ここで、「ウクレレ落語家」の登場。
そして、続いて、「紙きりの落語家」が出て来て、
後ろ向きで、ウサギを切り抜き、拍手喝采。
そうか、ウサギは林家一門の紋。
切り慣れているとは言え、お見事。

最後に、先祖が出て、お叱り・・・・
ほうじ(法事)が足らんと。

限られた時間の中で、盛りだくさんの芸。
表看板が、赤色で書いてあったので、色物扱い。

でも、一芸に秀でている笑丸さん。
「・・・・・・・の、バラード」、頭に、こびりついてまっせ。


五、露の都・・・・・・・・・「初天神」

ダイエットのはなし。
言われてみると、スラット。遠くから見ると、美人に。

大阪のおばはんのはなしに、女性客大いに沸く。
今日は、しっかりした噺家さんばかりで
あえて、私が落語しなくても、・・・と言いながら、

「嬶ぁ、羽織だせ。」
「初天神」、これがまた、よろしい。
子供が、主役になっての進め方。

天神さんに出掛ける前、おとんがはばかりヘ行っている時に、
前に行った、お姉ちゃんところの話、・・・おもしろいですな。

どの様な処か、解っているような、解っていないような、
無邪気なのか、解っておかんをなぶっているのか
この、寅ちゃん。ええ、子供でっせ。

都さんの「初天神」・・秀逸でおます。


六、桂米左・・・・・・・・・「禁酒関所」

それこそ、笑福亭の十八番(オハコ)、「禁酒関所」
番所の役人に趣きをおいた、演出。

おしっこをいれた、湯のみを飲むシーンでも、
なぜか、米朝一門の上品さが・・・。

スカッとさわやか、米左さん。
普段の酒ぐせは、思いのほか、悪かったりして。


七、林家染丸・・・・・・・「稽古屋」

染二さん時代から、40年振りの、生での出会い。
よろしいな・・・。唄も踊りも、・・完璧。

キセルを持ち、息抜きしようと思いきや、
弟子のまずい立振る舞いに、思わずキセルの吸うのをやめて、
指導する・・・。
お師匠はんの、教えぶり、よろしおますなぁ。

染丸師匠の良いものを、伝授、伝えたいという思いが、
日頃の弟子への、指導ぶりをと、垣間見る。

まさに、お師匠さんが、染丸師匠の「稽古屋」でした。


八、住吉踊り

全員に、生寿、染吉さんも加わっての「住吉踊り」

生喬、染吉さんの「かっぽれ」
生喬さん、お上手。指先まで、決まる。

都、鶴二さんの「まぬけ?」
二人の掛合い、おもしろかったですな。
鶴二さん、本当は上手いのか、下手なのか、解りまへんな。

染雀さんの「後ろ面」
すごいですな。・・・からだの柔らかさも必要。
正面向いて、踊っているように、見えましたで。

染丸、笑丸さんの「立ち回り?」
染丸師匠は勿論、笑丸さんもなかなかのもの。
さぞ、お師匠さんは、厳しいのでっしゃろ。

全てが、芸事。・・・華やかでよろしいでっせ。
二周年記念興行に相応しい、「住吉踊り」
良い思い出に成りました。




繁昌亭二周年特別興行・朝席
2008年9月15日(月)午前11;00開演

一、林家染左・・・・・・・「兵庫船」
二、笑福亭生喬・・・・・「犬の目」
三、笑福亭鶴二・・・・・「竹の水仙」
四、林家笑丸・・・・・・・「ほうじの茶」(ウクレレ落語・紙切り)
五、露の都・・・・・・・・・「初天神」
仲入り
六、桂米左・・・・・・・・・「禁酒関所」
七、林家染丸・・・・・・・「稽古屋」
八、住吉踊り
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私にとっても二周年~繁昌亭二周年記念興行

2008-09-15 01:09:09 | 天満天神繁昌亭
朝席と昼席の間で、繁昌亭前で挨拶する鶴瓶(副会長)さん。



繁昌亭二周年特別興行・朝席に嫁さんと参加。

朝席終演後、上方落語協会からの挨拶に続き、鏡割もあり
二周年を心から祝うファンのいっぱいの
笑顔、笑顔で満ちていました。


詳細は後日。


繁昌亭二周年特別興行・朝席
2008年9月15日(月)午前11;00開演

一、林家染左・・・・・・・「兵庫船」
二、笑福亭生喬・・・・・「犬の目」
三、笑福亭鶴二・・・・・「竹の水仙」
四、林家笑丸・・・・・・・「ほうじの茶」(ウクレレ落語・紙切り)
五、露の都・・・・・・・・・「初天神」
仲入り
六、桂米左・・・・・・・・・「禁酒関所」
七、林家染丸・・・・・・・「稽古屋」
八、住吉踊り
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天満天神繁昌亭・昼席

2007-05-05 23:16:36 | 天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭・昼席
2007年5月5日
天満天神繁昌亭

一、笑福亭智之介・・・・・・・・「初天神」
二、林家染弥・・・・・・・・・・・・「刻うどん」
三、桂三象・・・・・・・・・・・・・・「アメリカ人が家にきた」
四、菊池まどか・・・・・・・・・・「嫁ぐ日」・・・・・・・・・・・・◎
五、桂蝶六・・・・・・・・・・・・・・「替り目」
六、桂きん枝・・・・・・・・・・・・「世間話」
仲入り
七、桂勢朝・・・・・・・・・・・・・・「桃太郎」・・・・・・・・・・・・○
八、月亭遊方・・・・・・・・・・・・「ちりとてちん」
九、桂朝太郎・・・・・・・・・・・・「マジカル落語」
十、笑福亭鶴瓶・・・・・・・・・・「長屋の傘」


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天満天神繁昌亭・昼席

2007-04-01 11:06:24 | 天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭・昼席
2007年4月1日(日)
天満天神繁昌亭

一・桂三四郎・・・・・・・・・・・・「大安売り」
二、笑福亭たま・・・・・・・・・・「ホスピタル」・・○
三、林家花丸・・・・・・・・・・・・「厩火事」
四、揚野バンリ・・・・・・・・・・「曲芸」
五、桂春駒・・・・・・・・・・・・・・「時うどん」
六、笑福亭松喬・・・・・・・・・・「禁酒関所」・・・・◎
仲入り
七、露の新治・・・・・・・・・・・・「狼講釈」
八、笑福亭仁嬌・・・・・・・・・・「風呂屋番」
九、桂米八・・・・・・・・・・・・・・「曲独楽」
十、森乃福郎・・・・・・・・・・・・「馬の毛」


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第七回天神寄席

2007-02-25 22:54:19 | 天満天神繁昌亭
第七回天神寄席
2007年2月25日(木)午後6:30開演
天満天神繁昌亭

一、笑福亭たま・・・・・・・・・・「時うどん」
二、桂あやめ・・・・・・・・・・・・「コンパ大作戦」
三、笑福亭松喬・・・・・・・・・・「替り目」
仲入り
対談・・・・・桂あやめ&里見英子
四、露の団六・・・・・・・・・・・・「鳥屋坊主」


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繁昌亭昼席

2006-11-19 23:03:55 | 天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭昼席
2006年11月19日(日)
天満天神繁昌亭

一、露の団姫・・・・・・・・「道灌」
二、笑福亭呂竹・・・・・・「米揚げ笊」
三、桂三弥・・・・・・・・・・「HOW TO PLAYBOY」
四、トクトク・・・・・・・・「漫才」
五、桂わかば・・・・・・・・「片棒」
六、桂春團治・・・・・・・・「代書屋」
仲入り
七、桂文華・・・・・・・・・・「ふぐ鍋」
八、ジョニー広瀬・・・・「マジック」
九、笑福亭伯枝・・・・・「相撲場風景」
十、桂春駒・・・・・・・・・・「天狗裁き」



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繁昌亭昼席

2006-10-14 23:24:26 | 天満天神繁昌亭
天満天神繁昌亭昼席
2006年10月14日
天満天神繁昌亭

一、桂三幸・・・・・・・・・・・・・・・・・・「立候補」
二、笑福亭由瓶・・・・・・・・・・・・・・「動物園」
三、桂福矢・・・・・・・・・・・・・・・・・・「大安売り」
四、佳恵・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「マジック」
五、笑福亭猿笑・・・・・・・・・・・・・・「火焔太鼓」
六、桂ざこば・・・・・・・・・・・・・・・・「青菜」
仲入り
七、笑福亭伯枝・・・・・・・・・・・・・・「犬の目」
八、二葉由紀子・羽田たか志・・・「漫才」
九、桂三歩・・・・・・・・・・・・・・・・・・「青い目の会長さん」
十、桂小米朝・・・・・・・・・・・・・・・・「愛宕山」


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こけらおとし公演~天満天神繁昌亭

2006-09-16 22:40:43 | 天満天神繁昌亭
こけらおとし公演・第三回~天満天神繁昌亭
2006年9月16日(土)午後6:30開演

一、笑福亭たま・・・・・・・・・・・「船徳」
二、桂つく枝・・・・・・・・・・・・・「
三、桂枝三郎・・・・・・・・・・・・・「桃太郎」
四、笑福亭小つる・・・・・・・・・「愛宕山」
五、桂福団治・・・・・・・・・・・・・「くっしゃみ講釈」
仲入り
口上
六、桂文福・・・・・・・・・・・・・・・「相撲甚句」
七、桂ざこば・・・・・・・・・・・・・「子は鎹」



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