ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

第8回「高安寄席」~「笑福亭鶴二・ひとりじめの会」

2012-09-23 23:12:14 | 笑福亭鶴二
今日は高安の西尾邸で行われる「高安寄席」へ、今回でなんと8回目。
個人宅でかれこれ4年も続けられてこられたとは、敬服でおます。


席亭の西尾さん。

一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「大安売り」


演者さんの写真は、 Takeshi Masuda PhotoGraphy より許可を得て掲載。

今年の独演会ように仕込んだ噺らしいが、本日が初ネタおろしとか、
淡々と流れるなかに、大爆笑というよりクスクスと笑える
さすが笑いのツボをおさえた高座。

鶴二さんの、町内の関取の頼りなさは、人一倍。
六日目以降は、トントンと一気に十日間・・・完敗。

こんな、力の抜けたノホホンさたっぷりの鶴二さんの「大安売り」好きでおますな。


二、天満家ひろ菜・・・・・・・・「平の陰」



「平の陰」、これまた難しい噺を・・・。

「長短」同様、ストーリのおもしろさではなく、
二人の会話の繰り返しのしゃべりと間のおもしろさだけで語る噺。

どうしても、このネタと言えば鶴志さんが浮かぶだけに、
アマチュアの方がチャレンジするとは・・・。

でも、マクラのキレは最高。打ち上げでの人柄といい、前回の「寄合酒」に続き、
ひろ菜さんのキャラが、どんどん、私の中へ浸透してきましたなぁ。



三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「尻餅」



これも、独演会用におろした噺。
季節ネタだけに、夏場ではかけることができないので、今回で二回目とか。

この噺、戦時中は禁演落語になっていたそうだが、
お尻をまくったり、二人で布団に入って足を絡ませたり、
色っぽいとこも、やらしくならないのが、鶴二さんのほのぼのキャラ。

「賃つき屋」の餅をつく音も楽しく、独演会が楽しみですな。

それにしても、この夫婦、「替り目」の夫婦と同じように、
なんやかんやと言いながら、仲良ろしおますなぁ。






第8回「高安亭」~「笑福亭鶴二・ひとりじめの会」
2012年9月23日(日)午後2:00開演
高安・西尾邸

一、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「大安売り」
二、天満家ひろ菜・・・・・・・・「平の陰」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・・「尻餅」

12-37-128

打上げ風景


席亭の西尾夫妻と井上さん。


鶴二さん親子と銘子さん。


いわみせいじさん(中央)。


今日お誕生日の、写真家増田さん、サプライズのケーキ。


お馴染の辻さんに、橋本ご夫妻。


明彦さんに、こころやさんに、井上さん。


増田さんに、興津さん、ひろ菜さんに、薫子さん。



にほんブログ村に参加中。
クリックで応援、よろしくでおます。
↓↓↓・・・
にほんブログ村 演劇ブログ 落語へにほんブログ村

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へにほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする