![]() | 人生最高のクラシック (光文社知恵の森文庫) |
クリエーター情報なし | |
光文社 |
☆☆☆
前回に続いて、言葉巧みに買ってしまうのが、“音楽”本。
今から思えば、16才から36才まで購読し続けたのが、“レコード芸術”。
宝塚の実家から、南港のマンションへ引っ越ししたとき、
何個も続くその箱の重さに思わず、引越し屋さんに「これ、なんですの」と
聞かれてしまった代物。
その後は、この本の著者である、許光俊の辛口の本を読むぐらいで、
CDを新たに買いたくなるという衝動は抑えられていますが・・・。
この「人生最高のクラシック」、これには心躍らされないのですが、
中のタイトルは魅力的・・・
第一章、理念のバロック、官能のバロック、退廃のバロック
(リヒター、パイヤール、クリスティ)
第二章、東西武闘派対決
(ショルティ、スヴェトラーノフ)
第三章、岩のブルックナーと絹のブルックナー
(マタチッチ、レーグナー)
第四章、明晰という美徳、または地中海的リアリズム
(マルティノン、ベルティーニ)
第五章、日本で燃え上がった二人の巨人
(クーベリック、ムラヴィンスキー)
第六章、これを聴きもらすのはもったいない
(アーノンクール、ケーゲル、ザンデルリンク、セル、バティス、バーンスタイン、ベーム)
には、充分心を揺さぶられ、魂が抜かれそうでおます。
でも、マニアックな指揮者ばかりでおますが、手元にあるCD
ひっぱり出して、聴きはじめています。
まずは、スヴェトラーノフでカリンニコフの交響曲第一番、二番から・・・。
まあこのての本の良さは、埋もれているCDが再聴できることですかな。
やはり、セルのドボルザーク「スラブ舞曲」ははよろしおますな・・・・。
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