![]() | 【バーゲンブック】 蛙の子は蛙の子 |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
☆☆☆
久しぶりの、ブログアップ、でございます。
俗にいう、ごと、が忙しいて、忙しいて、でおます。
ようやく、読み終えたのが、この本「蛙の子は蛙の子」。
阿川弘之と阿川佐和子、の父と娘の往復書簡。
語るお題目があって、
「手紙」「仕事」「旅」「愛」「孤独」「友達」「怒り」「笑い」「自然」「言葉」
「歳をとること」「恥」「学ぶということ」「義」「頭がいいということ」
について、まずは佐和子→弘之、それに答えるように弘之→佐和子
でも、二人の内容には大きな隔たりが、
佐和子さんは自分と家族、そしてお父さんとの関係で題目を語るが、
お父さんの弘之さんは、かつての本から、世間からの一般論からと、
娘との距離は近づかないように、近づかないように語る。
ああ、父親の娘に面と向かって言う、恥ずかしさ・・・
我家にも娘が一人いますが。・・・・・その気持ち解りますな。
“愛について”の中で、
佐和子さんがおもしろい処を紹介していたので、ちょっと紹介させて頂くと、
そもそも日本に英語が入ってきた当初、“I love you”のことを、
「私はあなたが大切です」と訳していたというのです。
これっていいですよね・・・・。
だって愛してるいるより、ずっと意味が明確で、気持ちが伝わってくる。
いつから「大切です」が「愛している」に変わったんでしょうか・・・。
愛するより、大切にしなければならないもの、沢山ありますな。
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