
三遊亭圓朝生誕180周年・圓朝祭(二日目)
2019年7月14日(日)12:00開演
銀座ブロッサム中央会館
良かったですな、鶴二さん。
良かったですな、鶴二さん。
大舞台で、実力発揮・・・・・一人、お江戸に乗り込んで、
上方落語の真髄をご披露、感動の一席でおました。

上方落語の真髄をご披露、感動の一席でおました。

三遊亭圓朝生誕180周年・圓朝祭(二日目)

橘左近デザイン「19年度圓朝祭」特製うちわ
一、雷門音助・・・・・・・・・・「権助芝居」
良かったですな、前座の音助さん。
良かったですな、前座の音助さん。
上手い、充実、実力派、大事な落語会の開口一番を任されるぐらいだから、
噺は、初めて聴く「権助芝居」、権助、「試し酒」と同じで、
やはり田舎者で素朴な人物。
ドタバタ劇でありながら、そこは歌舞伎、品も格もありながらすすむ。
噺は、初めて聴く「権助芝居」、権助、「試し酒」と同じで、
やはり田舎者で素朴な人物。
ドタバタ劇でありながら、そこは歌舞伎、品も格もありながらすすむ。
演目の「権助芝居」、演者の「雷門音助」さん、どちらも早く聞いてみたくなりましたな。
二、柳家三三・・・・・・・・・・「お血脈」(おけちみゃく)
良かったですな・・・三三さんの「お血脈」最高。
地噺の「お血脈」、政治も、世相も、何でもぶっこみながらの落語。
筋があって無いような噺だけに、噺家の実力、センスでどうにでもなる噺。
大阪では、佐ん吉さんで一度聴いただけですが、
良かったですな・・・三三さんの「お血脈」最高。
地噺の「お血脈」、政治も、世相も、何でもぶっこみながらの落語。
筋があって無いような噺だけに、噺家の実力、センスでどうにでもなる噺。
大阪では、佐ん吉さんで一度聴いただけですが、
是非色んな人で聞き比べしたい噺でおますな。
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・「女の子別れ」
最高、最高の舞台で、最高の高座。
最高、最高の舞台で、最高の高座。
東京のお客さんもビックリされたんでは、
これほど、本格的に落語をされるかたが大阪に、笑福亭に居られるとは・・・。
圓朝祭、我らの鶴二さんが上方から一人代表して参加。
圓朝祭、我らの鶴二さんが上方から一人代表して参加。
錚々たるメンバーの中、鶴二さん「子別れ」、俗にいう「子は鎹」を。
それも通常とは逆の、寅ちゃんが、お父さんに引き取られていくタイプ。
東京の方、初めて聞く方も多いのではないだろうか・・・・反応はOK。
笑い抑えながら、涙も抑え、ほどよい湿り良さ。
大阪の女の言葉もはんなりしながら、しっとりと・・・。
笑い抑えながら、涙も抑え、ほどよい湿り良さ。
大阪の女の言葉もはんなりしながら、しっとりと・・・。
大阪人、ガサツな人ばかりや、おまへんで。
鶴二さん、これをきっかけに、
東京での落語会ももう少し増やして欲しいですな。
鶴二さん、これをきっかけに、
東京での落語会ももう少し増やして欲しいですな。
ほんと、良い落語会、良い高座に、出会えて幸せでおましたで・・・・。
四、三遊亭円楽・・・・・・・・「ちりとてちん」
ちりとてちん、「長崎名物、ちりとてちん」
ちりとてちん、「長崎名物、ちりとてちん」
と聞きなれた、
上方の人間には、段取りがすべて違い、同じ義務教育でも教科書が違い
まるっきり頭に入ってこない・・・・。
笑いの押さえところも違い、戸惑いの中で終了・・・・残念。
五、林家たい平・・・・・・・・「愛宕山」
舞台は、京都の愛宕山はそのままで、噺はすすむ。
とすれば、変な大阪弁、京都弁での落語に・・・・。
でも、山を登っていく様は、丁寧でおましろい。
でも、一八は大阪の太鼓持ち、京都の太鼓持ち、どちらともつかず
舞台は、京都の愛宕山はそのままで、噺はすすむ。
とすれば、変な大阪弁、京都弁での落語に・・・・。
でも、山を登っていく様は、丁寧でおましろい。
でも、一八は大阪の太鼓持ち、京都の太鼓持ち、どちらともつかず
正体不明・・・・京の旦那と元は大阪の太鼓持ち、この金銭感覚などの微妙な違いが。
でも、笑点の影響って大きいんでしょな、なんといっても全国版。
落語といえば、笑点が落語と思っている方にたまに出会いますな。
でも、笑点の影響って大きいんでしょな、なんといっても全国版。
落語といえば、笑点が落語と思っている方にたまに出会いますな。
六、柳家権太楼・・・・・・・・「心眼」
良かったですな・・・・・「心眼」
目が見えないとみえるもの、目が見えると逆にみえないもの。
人のこころとはいかに卑しいものか。
苦労するのは恥ずかしいことじゃない。
恥ずかしいのは、苦労したときに
良かったですな・・・・・「心眼」
目が見えないとみえるもの、目が見えると逆にみえないもの。
人のこころとはいかに卑しいものか。
苦労するのは恥ずかしいことじゃない。
恥ずかしいのは、苦労したときに
助けてくれた人のことを
忘れちゃうことだよ。
きちんと感謝する、そうすれば過去の苦労も人生の宝物になる。
「心眼」、大事にしたい言葉ですな。
忘れちゃうことだよ。
きちんと感謝する、そうすれば過去の苦労も人生の宝物になる。
「心眼」、大事にしたい言葉ですな。
三遊亭圓朝生誕180周年・圓朝祭(二日目)
2019年7月14日(日)12:00開演
銀座ブロッサム中央会館
一、雷門音助・・・・・・・・・・「権助芝居」
二、柳家三三・・・・・・・・・・「お血脈」
三、笑福亭鶴二・・・・・・・・「女の子別れ」
四、三遊亭円楽・・・・・・・・「ちりとてちん」
仲入り
五、林家たい平・・・・・・・・「愛宕山」
六、柳家権太楼・・・・・・・・「心眼」


終演後、大阪から駆けつけた、鶴二ファンと鶴二さん。
鶴二さん、晴れ晴れとした、良い顔されてますな。
六、柳家権太楼・・・・・・・・「心眼」


終演後、大阪から駆けつけた、鶴二ファンと鶴二さん。
鶴二さん、晴れ晴れとした、良い顔されてますな。