ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

岸高落語会・3~2024.08.24

2024-08-24 16:16:16 | 落語

岸高落語会・3~2024.08.24

なんとも楽しい、充実の岸和田高校の卒業生による記念落語会高高
演者さん四人とも岸高出身とは、普通校なのに凄いですね。

一、笑福亭たま・・・・「かご医者」

トップはたまさん、さすが余裕でドッカンドッカン、会場が温まっていくのがわかる。噺は「ちしゃ医者」のちしゃまでいかなくても、笑いタップリでおもしろい、演目で「かご医者」というのもあるみたい。噺もおもしろいところが膨らみつまらないところは削られ、どんどん進化していくんですな。

二、桂文昇・・・・・・「悋気の独楽」

この前の「猿後家」といい今回の「悋気の独楽」といい、文昇さん、文枝さんの十八番はやはりよろしおますな。滑稽噺よりはんなりが似合う文昇さん、「船弁慶」や「稽古屋」も是非聞いてみたいですな。

三、笑福亭笑音・・・・「へんてこ楽器」

初めて聞いた笑音さんの「へんてこ楽器」。お客様を楽しませるサービス精神は師匠の鶴笑さん譲り。音楽好きのごまめ、東京では「のだゆき」さんが好きで半追っかけでしたが、こちらでは笑音さん追っかけまっせ。

四、笑福亭松枝・・・・「莨の火」

そして、最後は松枝さんの「莨の火」。大金持ちの旦那が嫌味にならず、淡々とした大判ふるまいを見ていると、昔の金持ちさんの遊びは粋だったんですな。今の金持ちさんはせこいですな。近くの知事さんしかり。金は天下の回り物、上手に使って遊んで欲しいですな・・・・。

この「岸高落語会」五年ごとと言われてますが、このメンバーなら有料でもOK。二年の隔年ぐらいで開催して欲しいですな。

岸高落語会・3
2024年8月24日(土)午後2:00開演
府立岸和田高校・岸高ホール

一、笑福亭たま・・・・「ちしゃ医者」
二、桂文昇・・・・・・「悋気の独楽」
三、笑福亭笑音・・・・「へんてこ楽器」
四、笑福亭松枝・・・・「莨の火」





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絶望のトリセツ~根本一徹・川本佳苗

2024-08-24 08:08:08 | 本の少し
 ☆☆☆

「死にたいという」人を、20年間必死で助けてきた禅僧さんの真剣勝負のお話。死にたいとまではいかなくても、世の中のことに怒り、周りの人に思いが伝わらずイライラしているのは私も同じ。どこかで昇華する術を得ているので、何とか生き通しているが、この本を読んでいて、事の起こりはほん些細なことがきっかけ、それが増殖するか肥大して、自らが押しつぶされてしまう恐さ。

普通って何・・・自分のものさしはちゃんと維持したまま、他人のものさしにも臨機応変に対応できる・・・これって難しいけど、実践したいですね。




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