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「これも、アレ」だな、と。丁度、昨日甲子園では岡田監督が言う「アレ」に向かってマジックナンバーが7の一桁に。
この本は「サンデー毎日」に掲載されてる少し骨のあるエッセイをまとめたもの。
丁度時節柄、「戦争」に関するものも沢山出てくる。その中の一つだけを紹介すると、「戦争プロパガンダ 10の法則」(アンヌ・モレリ著 永田千奈訳 草思社文庫)それが、まさに今起こっているプーチンと同じ。①「われわれは戦争したくはない」、②「しかし敵側が一方的に戦争を望んだ」、③「敵の指導者は悪魔のような人間だ」、④「われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う」、⑤「われわれも意図せざる犠牲を出すことがある。だが敵はわざと残虐行為におよんでいる」、⑥「敵は卑劣な兵器や戦略を用いている」、⑦「われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大」、⑧「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」、⑨「われわれの大義は神聖なものである」、➉「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」。
おいおい、プーチンのデスクの上にはこの本があるんではないのか・・⑧以外を除けば、プーチンさんフルコンポ状態、こわいですな。でも、ゼレンスキーさんも同じようなことを発信。長引けば長引くほど、どちらもが嘘をついているようで、どちらが加害者でどちらかが被害者と見定めることは難しくなってくる。
・・争いごと、それも国をあげての争いごと、戦争って嫌ですな。
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