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ミナペルフォネンの服作りをしている、皆川明さんの語る「仕事と仲良く生きる方法」とは。
そこには、理念というか信念が垣間見れる。デザイナーでありながら、流行という考え方はデザインの形にとっては意味のないものと言い切る。新しいものをとではなく、こういうものを作ってみたい、あったらいいなで形にしていると。そこには、つくり過ぎも、セールもない。
自分は、この仕事をしている限り、余りあまりファッション的デザインには近寄らないように、“ミナっぽい”というものから、あえて距離をおこうとしている、と。
トレンドってトレンドって言いますが、「ミナがトレンド」って呼ばれるときもあれば「もうミナはダサい」という逆風が吹くこともある。
そんな時、皆川さんが思うのは、長いスパンで考えること、やっている自分の意識と外野とのギャップは必ずある。大切なのは、その中で、いかに長く続けられるかということでは・・・、ある面、正攻法的「ブランド」づくりなんですな。
会社を後に託して、近頃感じるのは自分の会社や何かが残ること。30年後と2年後に見える成功はどうかと、目標の置き方に発想が変わりますよね。どんな違う形になろうとも、誰かが続けてくれることが一番なんではないかと・・。
久しぶりに仕事について、考えましたな。
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