ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

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朝から特濃6~2023.08.11

2023-08-11 09:09:09 | 落語

朝から特濃6~2023.08.11

今日は朝から繁昌亭へ、電車が空いてると思ったら世間様は祝日そして盆休みが始まってるらしい。私は毎日がお休みみたいなもんですから、曜日の感覚はあっても祝日はあまり関知してないですな。
 
一、桂文鹿・・・・・「さわやか勝負パンツ」
当初トリだったようですが、ほかの仕事があったようで朝一番の登場。ほぼ80%事実に基づいたお噺とか。得意のインドでのバスで出会った日本の一人の女性旅行者がお腹の調子が悪くて悪戦苦闘。でも海外旅行では、水道水は飲むな、生野菜は食べるな、かき氷も食べるな、とはよく言われましたが・・台湾や韓国での屋台や縁日では一切口にすることもなく、それはもう味気ないもんでおました。さっさと足早で降りた文鹿さんの「さわやか勝負パンツ」でおました。
 
ニ、桂かい枝・・・・「ハル子とカズ子」
これまた、時間を意識しての手短で、得意の「ハル子とカズ子」さん。まあ、皆さん朝は弱いらしくて、さらっとしたした高座。これまでの二席、中身は別にして話っぷりは特濃ではなく淡麗な落語を・・。
 
三、露の紫 ・・・・「雪の旅笠」
ようやく、夏らしく怪談話を。露のと言えば大師匠の得意の噺。お寺の本堂でロウソクの灯りで聴く怪談噺、さぞ怖いでしょうな、こわがりの私には無理でおますが。
 
四、笑福亭松喬・・・「親子酒」
うどん屋に絡むところはなく、親父さんが息子との「アルコールを絶つ」との約束を破って飲み始める。でも、今日は日本酒ではなくビール、夏バージョン何でしょうか。冬になれば熱燗にでもなるんでしょうか。季節によって気ままに飲むもの替えれるとは落語家さんご器用でございますな
 
仲入り
 
五、桂三象・・・・・「大 大阪辞典」(作・三枝)
あれ、支度にとおっしゃてたので「三象踊り」かと思っていたら、普通の高座姿で、師匠の創作「大、大阪辞典」を・・・。でも、三象さん、どこか訛りがあるのか大阪人と言いながらどこかニュアンスがおかしい。 どこともなくおかしみがわいてくる三象さんの落語でおました。
 
六、笑福亭喬介・・・「饅頭怖い」
大トリの喬介さん、演目は「饅頭怖い」。東京の小屋へ行くと皆さん15分ずつぐらいで二つ目も真打も次々出てきて疾風のごときの高座の連続なんですが、トリ、主任の方の落語はみっちりと長講落語を。いつも、最後のこれが見れただけでも良かったと、満足で亭席をあとにするんですが・・・。
そう思うと、大トリって大変ですな。
 
贅沢いうと「算段の平兵衛」か「ねずみ」「立ち切り」あたり聴きたかったですな。まあ、聴きたければ独演会、来いでおますか。「厩火事」「崇徳院」も早く聞いてみたいでおます。

 

朝から特濃6

2023年8月11日(祝・金)午前10:00開演

天満天神繁昌亭

一、桂文鹿・・・・・「さわやか勝負パンツ」
ニ、桂かい枝・・・・「ハル子とカズ子」
三、露の紫 ・・・・「雪の旅笠」 
四、笑福亭松喬・・・「親子酒」
仲入り 
五、桂三象・・・・・「大 大阪辞典」(作・三枝) 
六、笑福亭喬介・・・「饅頭怖い」
 
 
 
 
 
 

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