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第5回北野田エンタメフェスティバル落語会~2023.10.21

2023-10-21 21:21:21 | 落語

第5回北野田エンタメフェスティバル落語会~2023.10.21

今日は、年に一度の北野田野エンタメフェスティバル落語会。
12時過ぎから5時半までの間に中入り三回あるといえども、5時間半の長丁場、おおいに楽しませてもらいましたが、やはり少々疲れましたな・・・。

一、桂りょうば・・・「普請ほめ」
コンパクトにまとめながら、きっちとした米朝落語。でも、髄所に垣間見れる枝雀さんにニンマリ。

二、林家染八・・・・「地蔵の散髪」
このレアな噺。よろしいなこんな噺持ってると、どんnあ落語会でも重宝、ネタといい恐いもの知らずですな。

三、桂三歩・・・・・「仲直り」三枝作
これは、師匠三枝さんの創作。でm、現代版「笠碁」かな、仲の良い友がバンカーで使った手のサンドウェッジでケンカ。閻魔さんのとこまで引きずっていく。でも昔から言う、喧嘩するほど仲が良い。のええ噺ですな。

二部:13:30~14:30
一、露の棗・・・・・「動物園」
愛子さん似の棗さん。ちょっと太目で虎の皮を着るのが苦しそうなのは愛嬌ですか。でもキモの虎の動き、もっと見せて欲しかったですな。

二、笑福亭由瓶・・・「癪の合薬」
熱演も熱演、汗たっぷりの由瓶さんのこの「癪の合薬」いつの間にやら十八番のになりましたな。

三、桂勢朝・・・・・「永田町商店街懐メロ歌合戦」
これも十八番の勢朝さんの「永田町商店街懐メロ歌合戦」。安倍さんや麻生さんに河野さんはもちろん、今の岸田さんにビックモーター迄登場。やはり時事ネタをほり込める鉄板の落語ですな。


三部:15:10~16:10
一、露の瑞・・・・・「ちりとてちん」
「北野田から来たのだ」、の瑞さん。フランス風の「チリ・トテティン」に瑞さんらしい若さが満開。この冬は食べ物シリーズで「ふぐ鍋」など見てみたいですな。

二、桂米紫・・・・・「堺飛脚」
これも、よろしいな。北野田でこんなレアな噺が聴けるなんてラッキー。
一つ目小僧に唐笠小僧、高入道、のっぺらぼう、これって昔のおばけのオールスターなんですな。でもどこか童話っぽくってかわいい噺ですな。米紫さん「明石飛脚」に続いての飛脚シリーズですな。あと「紀州飛脚」というのがあるらしいですが、これは艶笑落語で聴く機会はなさそうでおます。

三、笑福亭遊喬・・・「餅屋問答」
お目当ての遊喬さん。どっしりとした笑福亭らしい「餅屋問答」。やはり、筋立てで聴かせる落語、じっくりほっこりと安心してきけますな

四部:16:30~17:30
一、桂三実・・・・・「あの人どこ行くの?」
これも三実さんの十八番「あの人どこ行くの」。日頃の人間観察から湧き出た一席。でも今の若手さんの感性すごいですよね。でも、それを幼い子供二人に語らせるとはそこが素敵ですよね・・・。

二、桂春之輔・・・・「お玉牛」
失礼ながら、一皮むけた春之輔さんに出会う。以前の壱之輔さんとは違って、師匠を飛び越えて大師匠の三代目春団治さんお口跡がちらほら。言葉汚いがどこか上品さがある三代目、春之輔さんの落語、注目でおます。

三、笑福亭竹林・・・「いらちの愛宕参り」
最高、竹林さんの「いらちの愛宕参り」。後半の寅公を風呂に連れて行ってからはいらちぶりが爆発、大爆笑編に。噺って、色んな味付けでドンドン進化するんですな。
もう今から、来年の「北野田エンタメフェスティバル落語会」、楽しみでおます。


第5回北野田エンタメフェスティバル落語会
2023年10月21日(土)
堺市東文化会館3階

一部:12:10~13:10
一、桂りょうば・・・「普請ほめ」
二、林家染八・・・・「地蔵の散髪」
三、桂三歩・・・・・「仲直り」三枝作

二部:13:30~14:30
一、露の棗・・・・・「動物園」
二、笑福亭由瓶・・・「癪の合薬」
三、桂勢朝・・・・・「永田町商店街懐メロ歌合戦」

三部:15:10~16:10
一、露の瑞・・・・・「ちりとてちん」
二、桂米紫・・・・・「堺飛脚」
三、笑福亭遊喬・・・「餅屋問答」

四部:16:30~17:30
一、桂三実・・・・・「あの人どこ行くの?」
二、桂春之輔・・・・「お玉牛」
三、笑福亭竹林・・・「いらちの愛宕参り」





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