日中40度近くにまでなるソフィアですが、日本も暑そうですネ~。こちらは乾燥しているので木陰や日が暮れたあとは本当にサワヤカ!! 日本の湿度の高い熱帯夜がなつかしいな~(ウソ。)
こういう日の夕暮れはレストラン、メハナ(大衆食堂、もしくは居酒屋?)、カフェのテラス席は人でいっぱい!若い人はもちろん、子供連れや年配の人も一緒に食事を楽しんでいます。
やっぱりこんな日には冷た~い飲み物が一番!! となるとビール!!! という人は多く、どのテーブルにもビンが並んでいます。たいがいの店でブティルカ(ビン)とナリヴナ(サーバーから注ぐもの)があります。このナリヴナの方、上手に注いでくれるところではこちらのほうが断然おいしいのですが、どういうワケかウチの近所では泡をつくらないように注がれてしまうので、確かにビール自体はグラスにいっぱいなんだけどちょっとおいしくないことが・・・ で、ブティルカにしたりして・・・
でも、ブルガリア人にとってビールとワインはお酒(アルコホルニ・ナピトキ)ではないらしい。ではビール以外の、ホントの(?)アルコール飲料は何を飲んでるのかな? 男の人たちは強いお酒+チェイサーというのが多いですね~。メニューの飲み物のところにはたいがい Водка(ウォッカ)、Джин(ジン)があります。これと炭酸飲料と飲むのが定番みたい。一番よく見るのがウォッカ+コーラ!混ぜないで別に飲んでいるのをよく見かけます。強いお酒といえばもちろんブルガリア名物 Ракия(ラキヤ)もありますが・・・ 最近あんまり外で飲んでるのを見ないな~。ブルガリア人はあれは「家でつくって飲むもの」と思っているのかな? でも、ラキヤだったらチェイサーはアイリャン(ヨーグルトドリンク)が一般的なようです。
人々はチェイサーを飲むので、見るとあんまり食事メニューを取っていません。でもたいがいどこのレストランでもСалата(サラダ)やПредястия(アペタイザー)がメニューにあります。お酒のおつまみならば・・・ サラダなら「オフチャルスカ・サラタ」がいいですね~。チーズやハムがたっぷりのっていてオイシイ!!
お肉好きなら”в масло” と付いているメニューがお勧めです!! 「エズィク ヴ マスロ」を頼んだら、これは牛タンの薄切りを多めの油でさっと焼いたものでした。これはオイシイ!! Шкенбе(シュケンベ、つまり牛の胃)、さらに鶏だとВоденички(砂肝)もお勧め! あと、レバーも!! Дробчетаというのですが、私のお気に入りは「по селски」(田舎風)!! 一緒にトマトやピーマンなどの野菜も入っています。臭みがなくっていいですよ!
ブルガリア語のメニューって、分かるとすごくシンプル!! なんですが、何せ全部キリル文字!! 「なんだろ、これ?」と思ったら取ってみるのが一番早いです!!