おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

暖冬と寒い春は要注意!! 「グリップ」~風邪とインフルエンザ

2013-03-27 15:42:43 | ブログ

1月末、日本に帰る前に髪を切りに行こうと、友人のフリジョールカ(美容師)のディーディーのところへ行ったら・・・ いない。 というのも「グリップ」らしい・・・。

今だにイマイチよく分からない「グリップ」という病気の意味。ワタシ的にはヒドイ風邪を引き込んでしまうようなときに「グリップ」と言っているような気がします。何年も前にお医者さんに、「あなた、プリモニア(肺炎)よ!!」 と言われたときのほうが、今思うとインフルエンザの症状だった気がするのですが・・・

この冬のような雪の少ない暖冬は、この「グリップ」が大流行します。ブルガリア人たちの説によると、マイナス10度よりも寒くなるとウイルスが活動できないのですが、そこまで気温が下がらない、温度的に日本の真冬くらいで、さらにこちら特有の乾燥した冬の空気の中ではウイルスが元気に活動しちゃうんだとか。 暖冬とはいってもやはり冬なので、2~3日毎にすっごく寒くなったり、反対にポカポカとした陽気になったり、と体調を整えるのがけっこう大変!! そんな時期に日本からこちらに帰ってきたわけですが、モスクワに着いたころから、こちら特有の後頭部に鈍痛を感じるようなキーンとした寒さを感じました。日本と違って近所に海がなく、内陸特有の乾いた冷えが、直接首筋や呼吸器を襲ってきます。あ~、こっちに帰ってきたな~。

逆に3月に入ってからというもの寒くて暗い日が多く、1日暖かく晴れ間が出る日があっても冷たい雨が、それも時々どしゃぶりになる日が何日も続き、友人たちもみんな、「気候の変化が体にくるワよね~。調子悪いワー」と言っていて、ホントに春なの?と言いたくなる毎日・・・ もうすぐ夏時間に変わろうというのに・・・

Honeyseller
やはり風邪をひいたら、まずブルガリアでは、「チャイを飲め!!」と言われます。こっちに帰ってきてからすぐに、パザールのいつものおじさんのところでハチミツを買い、風邪によいとされるハーブティー、「マシュテルカ(=タイム)」に入れていただきます。フーフー、鼻水をたらしながらすするのが一番いいですネ!!Herbteaboxes


さらに最近ブルガリアでも「ジンジーフィル」、つまり生姜が手に入りやすくなりました。それでワタシはレモンの皮をむいてざく切りにし、生姜もざくざく切ってビンにはちみつ漬けにし、それをお茶と一緒に楽しんだりして!! 甘くてあったまるぅ~!ハチミツがおいしいからいいよねっ、ブルガリアって!! そういえばこれからいろいろなところでハチミツフェアーみたいなのやるねー。先日はフランス系スーパー「カルフール」の地下の吹き抜けのところを特設会場にしてやってました!! そのときはヴィディン、モンタナ方面の養蜂家が来てましたねー。

昨年の厳冬の折、一度「グリップ」にやられてこちらの市販の風邪薬を飲んだら、おなかの中の善玉菌まで全部殺しちゃったのか逆に体調が悪くなっちゃった経験を踏まえ、風邪はひきこまないのが大事!! と言うことが分かりました。本当に、「かかったかな?」と思ったら1日休み!! と言う風にしています。でも、これって日本人としては休みすぎになるのかなァ・・・

コメント (7)
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