おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

個性で勝負!!ってどんな個性? 食料品店inリューリン

2013-06-29 04:38:57 | まち歩き

いつもの庶民の町、アカ抜けない、だから外出する時服装を気にしなくても良い! ソフィア市リューリン区・・・ ウチの周りはずいぶん「フラニーテルニ・ストキ」つまり食料品を専門に扱うお店が増えました。ワタシがブルガリアに来た最初のころには、買い物といえばみんなこんなお店で対面販売でしたが・・・ 大型スーパーマーケットが何軒もできた今日この頃でも、このタイプの「近所のよろずやさん」はとても貴重です。こんなお店、外国に出稼ぎに行き、小金を貯めて出店費用にした・・・ということかな? とにかく、どこでも開店・・・ そしてキチンと良い商品と自分の店の個性を打ち出せない店はトットと閉店・・・ と言う下克上状態になっています。

ウチの近所の「スピルカ」(=バス、トラム、トロリーバスなどの停留所)を降りてから帰るまで徒歩5分の間にもいくつもの「選択肢」が出店してしまいました(笑)。

Shopnexttobutcher
以前にも書いた、恐らくリューリン区ナンバーワン(評価byワタシ)の肉屋とその並びのお店・・・ 野菜を売る店員の、恐らくワタシと同じ年齢くらいであろう女性はとーっても親切で、それだけで通いたくなります。でもここの品揃えは限られていて、朝イチで行かないといい商品はなくなってしまいます。

Kuronekoshop
もう一軒、ワタシの中で別名「黒猫ショップ」と呼ぶお店。ここは店員はほとんどが女性!! 1~2人男性が常駐していますが警備と力仕事要員で、商品のラインアップは女性好み!! スィーツが他店にはない充実ぶり!!(笑)

なぜこのお店が「黒猫ショップ」か?というと、この店の周りで何とな~く養われている猫たちがいるのですが、賢いママ黒猫がいて、産まれてくるのはいつもクロちゃん!! 決して黒猫を売っているわけではありませんが、あまりにかわいくて「プスプス・・・ おいでおいで!」といって呼んでみたり、おやつを持っていったりしてると、「もっていけば?」と言われちゃいます。現時点では

Kuronekomama
ママ、

Kuronekoontheroof
子①、

Kuronekoonthetree
子②の計3匹の黒猫ファミリー!! 店舗の横に大きな木があって、木登り上手な猫たちは、この野良犬の多いリューリン地区で木登り、屋根逃げの技で生き延びています。その上、この店のおじさんや顔なじみの客、それに納品に来るおにいさんたち、と、おっかない大人の男性がウロウロしているので犬たちは寄り付きにくくおかげで猫たちはのーんびり!!

Ivo
そしてもう一軒、「イヴォ」という店。ここは上記とは逆で店を仕切るのはムサい感じ(ゴメン!)のおにいさんたち!! 商品も、ビールが他の店より安かったり、一本9レバもする葉巻を仕入れていたり・・・ と、何かヘン!!(笑) 近所に住む地元を良く知る友人によると、ここは商品の盗難を防ぐため店にいるのは全員親戚縁者なんだとか!! その横の八百屋さんの品は結構新鮮でいいですね~。

こんなに店をどこもかしこも出しても、みんなけっこうやっていけてるみたい・・・ 日本みたいなコンビニはないけど、コンビニばりの使い方で、「バス停を降りてすぐに買える物で今夜の食事を!」という大都市型の生活スタイルが定着しつつあるのでしょうか・・・

コメント (2)
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