おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

学期末の子供たち~これから冬休みだ~!!

2016-12-26 18:07:03 | アート・文化

ちょこっと用事でソフィア市中心部に行ったある日、大声で呼ぶ人が・・・ あっ!ボジダルおじさん!! オルランドフツィ地区に住む友人です。「ぐーぜんだねーっ!! 今、妻の職場に来てるんだ!!」 あっ、奥さんのマリエトカさんも一緒だ!! あいさつすると、「今度の木曜日、ウチで世話してる子供たちのイズロージヴァがあるんだけど、見に来てね!!」と誘われました。「イズロージヴァ」とは展示会の事。冬休みに入る前、どこの学校でもやるのですが、マリエトカさんは養護学校の先生で、特に彼女はてんかんの問題を持つ子たちの教育に携わっているのです。

ワタシも親戚に同じ問題を持つ人がいることもあり、ちょっと他人ごとではないなーと思っていました。場所はすぐに分かったので仕事の合間に行ってみることにしました。

トラムが通る本屋街「スラヴェイコフ通り」の「チタリシュテ」(公民館?)に行ってみると・・・ やってました‼ 子供たちの作品が並んでいます。絵画の方はアクリル絵の具です。

あーなつかしいなー!! アタシも高校の時、美術はアクリルだったなー!! すぐ乾くから扱いやすいんだよねー!! さらにアクセサリーやスカーフなどもあり、こちらは販売しているようです。

マリエトカさん曰く、「小さな子供たちの障害については、ホントにここは大変でね。ようやくオフィスを持てるようになったけど、ここまでが闘いだったわー。」 う~む、確かに。国としてもうスゴイ”金欠状態”だからか、そこまで手が回らないということもあるのでしょう。それにこういうことって個人として身近に聞かないと関心を向ける機会が少ないかも。

話を聞いていたら、ナイロンのショッピングバッグが目に留まりました。

同じくアクリル絵の具で絵が描いてあります。「これは重度の子たちの作品よ。こんな少しの事でも彼らにとってはとても難しいのよ」とマリエトカさん。ひとつ4レバということで買いました。買い物に便利だもんね。ブルガリアだけに限らずどこでもハンデのある子供たちの教育を支援する仕事は大変そうです。がんばってほしいですね。 

コメント
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