おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

ますます「西欧化」・・・ブルガリアのクリスマス

2016-12-18 08:49:32 | アート・文化

あーさみーっ!!と、地下鉄駅から出ると思う今日この頃のナデジュダ区。公共料金を払いにいつもとは逆の「セヴェレン・パザール」側に出てみます。こっちにはちょっと屋根もあって、お気に入りレストラン「ティコ」もあっていいんですが・・・ と、知らないうちにクリスマスマーケット的なことをしていますね~!!

木で販売ブースを作ってあってそこで甘いものやグリューワインを売っています。

う~む、なんかブルガリアの人って日本人と同じで楽しそうなことに関して節操がないよね~。なんでドイツのクリスマスマーケットの真似すんの? ここのところますます景気の悪いブルガリア。地方からソフィアに来ているっつーのに、ソフィアがこう景気が悪くっちゃーねー。そういえば、この国も、位置的に、そして立場的にシリア難民を受け入れているようですが・・・ しぶしぶだろうなぁ、そして彼らに対してヒドい扱い・・・ まっ、「オレたちだってビンボーで困ってるのに他の人なんか助けられるかっつーのっ!!」ってところなのでしょうか?

にしても、このクリスマスの感じ、毎年毎年西側に寄せ過ぎって!! ブルガリアとか東欧伝統のクリスマスって、少なくとも私がブルガリアに来た最初の頃でもこうじゃなかった気がするなー。どっちかというとクリスマスより新年の方が大事、というか正教会のクリスマスって1月7日だったんだけど・・・ 

でもまァ、ここの伝統だとクリスマス、つまり「コレダ」には庭のブタをつぶす、小麦粉で「ピトカ」(クリスマスにはちょっと豪華な大きいちぎりパンになる)かいつものバーニッツァをちょっと大きめに作って、くじ用にストティンカ玉を入れて、新年にはその辺の木で作った(?)「スルヴァクニッツァ」の棒でバンバンするくらい・・・ 経済的にいうと「まわらない」クリスマス、なんでしょうかねー。みんながお金をババーっと出す状況をつくりだしたいのはよくわかるんだけど、そうなると西側っぽくするしかないのかなァ?でもそうすると、お正月終わった後、さらにこの経済は停滞しちゃう感じなんですけどね~。

だいたい、クリスマスの飾りにしてもプレゼントにしても花火にしてもほぼ全部中国製。「日本で売れない」とはじかれたものなんかをこっちに回してきて売ってるんじゃあないの、という疑惑も・・・。それだからかどこでも同じようになっちゃうんだろーな~。たとえばこれ、数年前から出てきたけど、今年はさらに増殖してますヨ!! トナカイ・・・ 

時々赤いポンポンがついてる車をよく見るなぁ、と思ったら角が落ちちゃってお鼻だけになっちゃった、ちょっとマヌケなヤツも(笑)。なんだかこれって、シャンシャンシャンシャン・・・ってずっと走っててなかなか着かないサンタさんみたいな(あ、それってさま~ぁずの昔のネタか。さすがに「ヘロヘロ」とか「イタイイタイイタ~イ」とか言ったり、「マルクスっ!!」って叫んだりしないけど・・・笑) でも、車に傷が付いたりしないのかねぇ?

まっ、わたしにとっちゃどっちでもいいけど。でも、ここのグリューワイン、1杯2レバ30・・・ キルコフのワインバー(?)のは1杯1レバだったのに・・・ それにこっちの、キルコフのよりあんまりおいしくないような・・・ でも、がんばって売って、年末年始のためにお金稼いでネ! ああ・・・ 物価にビンカンなアタクシ。ブルガル化(?)してます~。 

コメント
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