今年の夏はアツい!! 日本のニュースをインターネットで確認するとそう言っている日が多かったような気がします。ブルガリアを含むヨーロッパ一帯も「コレって異常?」と思わせる大雨、猛暑、乾燥・・・ 遠く日本にもブルガリアで過去最高気温を記録した話がニュースで伝わっていたくらいですからネ。 でも、いつも冬はものすごく寒いアパートの1階のウチは、こういう季節にもかかわらずめちゃくちゃ涼しくてとても快適!! 外が38℃とかでもウチの中は25℃。クーラーなんていりません。ああ、この暑さを冬までとっておければいいのに~・・・
ブルガリア語で猛暑、酷暑のことを「ジェガ(タ=定冠詞)」といいますが、みんな友人たちも体調を崩し、理由を聞くと
「ザラディ ジェガタ(猛暑のせいなのよ~)」と口をそろえて言います。
この影響、人間だけではなく牛やニワトリにも・・・ いつも牛から搾った牛乳を直接売っている近所のお店に行くと・・・ パックの牛乳しかない!! どうして?と聞くと、これまた
「ザラディ ジェガタ」との答え。夏は牛はお乳を出さなくなるんだそうです。出てもうすくておいしくないんだとか・・・ 卵も同様です。いつもは1個15ストティンキ(12~3円)くらいなのに今は23ストティンキ(20円近く)したりします。猛暑でニワトリたちも夏バテしてて卵を産まないんだとか。いつも庭で飼っているニワトリのうみたて卵をくれる友人のユリアも
「今年は産まないわ~」と言っていましたし・・・
でもこの時期にぴったりのデザートを友人のユリアーナから教わりました。そんなに変わったものではなく、ただの焼きプリン・・・なんですが、とにかくデカッ!!
材料は卵6個、砂糖コップ1杯、牛乳1リットル。う~む。卵と牛乳は今じゃなくて秋の方が安くておいしくなるだろうケド、プリンを冷蔵庫で冷え冷えにして食べるとおいしいから・・・今作ろう!! と暑いさなかに作ることにしました。卵を割りほぐし、砂糖を入れてカシャカシャ・・・ そして混ざったら牛乳をドボドボ・・・ コレを混ぜてオーブン用のバットに流し込み、180度のオーブンで30分くらい。表面においしそうなコゲ色がついてきたら出来上がりです。オオ~、ユリアーナ!! 教えてくれた通りにしたらウマくできたゾ!! 味は・・・ ブルガリア人から習う甘いもの(お菓子やジャム、コンポート)のレシピは、そのとおりに作るといつも弩(怒!?)甘!! になるので砂糖を減らしたら、あまりにアッサリになってしまった・・・ 砂糖はたっぷり入れたほうがいいようです。
にしてもデカ過ぎる!! これはメガ・プリンだ・・・ 食べきれるかな??
ソフィアからストロミヤーニへの列車がペルニックを通りました。この町のどこかにむうちえさんが住んでいらっしゃるのだなあと思いながら、駅のホームや町の様子を写真に撮りました。
サンダンスキの温泉のことですが、入り口は1つ。開けると湯船。水着なしでした。開放感満点の温泉でしたが、これって男性専用なのか混浴なのか?
私たちおじさん4人以外には、ブルガリアのおじさんが2人。というわけで、女性の方にはおすすめできない温泉でした。次回は、町中の方にも入ってみたいと思っています。
ここではプリンのことを「クレム・カラメル」と呼んでいて、どこのレストラン、メハナにもデザートとしてあります。でもこのメガ・プリン、「クレム・カラメル」(カラメルぬき)になっちゃいましたが・・・