おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

アフトブスとトロレイブス

2005-09-16 04:42:22 | ブログ
ブルガリアの首都ソフィアの庶民の足は「トランバイ」つまり路面電車とバス類です。
バスも、ガソリンやLPガスで走る「アフトブス」(=バス)と電気で走る「トロレイブス」、つまりトロリーバスとがあります。トロリーバスなんて日本では1箇所しか走ってないので珍しく感じますが、旧共産圏では常識的な乗り物ですよね。

私の家のすぐ横には、トロレイ・ペット(No.5)のバス停があります。電車とは形が違いますが、長い2本の棒で電線から電気を集めて走っています。どのトロレイも古くて、運転席の後ろに「メイド・イン・ハンガリー」と書かれていました。ハンガリー製のものってあまり身近になかったので、ちょっと興味深いです。

右の写真、青い銘板に「メイド・イン・ハンガリー」、わかります?
madeinhungary2
madeinhungary1

この電線、電圧が均一なのかどうかよくわかりませんが、場所によって、特にハイウェイに合流するときなど、「ためて~、イケーっ」という感じで、一瞬待ってからアクセルべた踏みで出て行くところがあります。さらに、この集電棒、下から押し上げる力が弱いのか、ちょっとしたときによく外れます。そのつど、運転手が「またかよ~・・・・」って言う感じで軍手をはめてバスから降りて、後ろに回って、ロープを引いてちょいちょいと直していきます。やはり、かなり古いので運転手も大変でしょう・・・

「アフトブス」のほうもかなり古いのがヒーコラヒーコラという感じで走っています。冬には、ハイウェイで炎上して燃え尽きた古いバスを見ました。たぶん、交通事故ではなく、擦り切れたゴムからか、エンジンからか出火して、引火したようです。同じ型のバスにいつも乗ってたから、「あ~桑原桑原」(漢字、これであってるかな?)って感じですかね。一瞬テロかなって思いましたが、この国が狙われることもないだろうし・・・(昔コソボ紛争のとき流れミサイルが飛んできたというのはあったそうですが・・・) 夏の時期は、クーラーがどのバスにもついていないので、満員のバスは不快指数100%です。

最近では外国からの援助のおかげか新しいバスが走るようになりました(それでも冷房なし!!)私のよく利用する313番はきれいなのですが、以前の2台連結から1台だけになったのですぐに満員になってしまいます。古くても前のバスがいっぱい座れてよかったのになあ・・・
pliska1


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