以前にも書きましたが、ブルガリアではよくもらうんですよネ~、りんご!! このブログで以前に「キロ買いの野望・・・」というシリーズがあったけど、これは「キロもらいの困惑・・・(T0T)」だネ。庭の木にいっぱいなっている、あんまり手のかけられていないちっちゃいやつ・・・ 虫食い、腐りかけも多いけど、遠慮なく(!?)くれます。「黒くなっている所はとってしまえばおいし~のよ~」と、ドッサリ・・・ 5kgくらい(汗)
見てると本当にブルガリア人はたくさんりんごを食べてる!! こういうちっちゃいりんごだと1回に3~5コ、ペロリ!! 果物ナイフ片手に、黒ずんだところを取り除きつつ・・・ でも、私はここまでは食べられないな~。
そしてもう一つよくいただくのがブラシュノ!! 小麦粉のことです。昨年は5~6キロずつ3回も・・・ ブルガリアでは「薄力粉」、「強力粉」という区別はなく、「硬さ」(?)と、それに合う料理名で判別しています。普通売られているのは「ティップ500」で、これはブルガリア人女性いわく、「なんでもできるのよ~」で、ケーキや普通の料理に使っています。ブルガリア料理で一番「硬い小麦粉」はバーニッツァの皮(ブルガリア語でコリ)用だそうです。グルテンたっぷりの粉でうった生地はピロピロ~ンと、ものすごく広く、薄く広がっておいしいバーニッツァに!!
さらに日本の全粒粉に当たるのかな? 「ティポボ」「ルジェノ」という表示!! 繊維質たっぷりで胃もたれしにくいパンやピトカ(丸パンかな?)になり、健康にいいですネ~。ポーランド人の友人から手も汚さずにパンを焼く方法を習ったのですが、それはこの全粒粉やカボチャの種、クルミ、クミン(ブルガリア語ではキミオン)などを入れて焼くのです。これがカンタンなのにサイコーにおいしい!! これとシレネ(白チーズ)があればOKです!!
年末にふと、いただいていた小麦粉を見ると・・・ アアッ!! 蛾がわいてる!!(汗) やばい・・・早く消費処分しないと・・・でもまだ5キロぐらいある・・・ ついに困って友人のおばあちゃんたちに引き取ってもらうことにしました。
ベテラン主婦、イヴァンカとマリア・・・ 「ゴ、ゴメン!! ちょっともうペペルチェ(蛾や蝶のこと)がわいちゃってるんだけど、使ってくれる?」 すると、少ない年金で年越しの食費にも困っていた二人は「ありがとーッ!!」と喜んで引き取ってくれました。そしてその次に会った時には、
「くれた小麦粉でバーニッツァ作ったのよ~♪」とおいしいのをごちそうしてくれた!! なんだ、こんなことならもっと早くみんなにあげるんだった!! ウチにこんなにあってもちょっとどう使うか困ってしまう小麦粉。でもさすがはブルガリア人!!
そういえば昨年来日したイギリス人の友人リックが言ってた。「日本のパンはおかしいよ。昨日のパンがまだ柔らかい!!」 それに日本の小麦粉に蛾がわいたの見たことない・・・りんごも日本で売られているのはツルツルでピカピカ・・・ 「りんごや小麦粉はそういうもの」と思ってきた私だけど、ブルガリアでは違うらしい・・・ で、苦し紛れに作ったのはりんごのケーキ・・・ でした。(笑)
手を汚さずにパンを焼く方法があるの?なんですって!
ぜひ知りたい!具体的に教えてください。
前回の野良犬の件は大変ですね。
5年前、犬にかまれた経験を持つ私は、ソフィアの街角の野良犬に恐怖です・・・
うちの近所のおばさんたちは野良猫に餌を与えてくれます。
おかげで猫の額ほどのうちの庭が猫のトイレとなってます・・・はい;;
こちらのりんご、思ったほど酸っぱくないです。なんとなくポコポコした感じです。結構そのままオーブンで焼きりんごにするとあっという間になくなります。
パンの話、別の機会にレシピのせます! お楽しみに。ですが、そちらにはオーブン、ありました?
オーブンですが、一般家庭用の、オーブンレンジがあります。 時々、パウンドケーキや、マドレーヌを焼いてます。
子うさぎは、パンが大好きです。 今から、レシピが楽しみです。