実家の母と話していると・・・
「家のコンピュータが壊れちゃったのよね。で、保証期間が過ぎていて、修理に4万円くらいかかるって言われたから、処分してもらっちゃったのよー」 ええ~っ!! あのコンピュータ、地デジチューナーの入ったやつだったからまだ何年かしかたってないヤツじゃなかったの!! 何で処分しちゃったのーっ!!
海外生活での悩みの一つはやっぱりコンピュータでしょう・・・ 日本から使い慣れたコンピュータを持っていくのはいいけど壊れてしまったらどうしよう? 現地で購入すると日本語環境はどうなるのか・・・ 今ウチではブルガリアで購入したノートパソコンを使用しています。海外仕様の東芝のラップトップ「サテライト」です。英語版Windows7を日本語で使う方法はネットで検索すればすぐに出てきますのであまり問題はありませんし、バンドルされているソフトがとても少ない分軽くてドライブにもたくさん空きがあります。ただ日本版と違ってofficeが入っていなくて、その代わりに「officeスターター」と言う簡易版が入っているのでいつも宣伝が出てきてちょっとウザい・・・ そして何よりキーボードの配列が違うので手間取る・・・
じゃあ、なぜこのコンピュータを買うことになったのか、と言うと・・・ 日本から持ってきたノートパソコンが壊れたから。こちらも東芝「ダイナブック」だったのですが、ブルガリアに来る寸前に海外での保証がしっかりした会社はどこかな? と悩んだ結果購入したものでした。こちらに来て数年たって一度壊れてしまって「どーしよう?! 海外保証のマニュアルを見るとギリシャの東芝の窓口が一番近いみたいだから、そこまで行かないといけないかな?」と思いつつブルガリア人の友人たちに尋ねてみると、
「ブルガリアにもトーシバはあるよ!!」 何と灯台下暗し!! すぐ近所に東芝のセルヴィズがあるではないですか!! そりゃそーだ!! だってブルガリアでもトーシバのラップトップはいっぱい売られてるもんネ!! 調べてもらうとハードディスクが壊れているので交換!! 保証はとうの昔に切れていましたが日本円に換算して1万円少しで直って帰ってきました!! その後も、ファンの交換、本体と液晶部分をつなぐヒンジの交換など小さな故障はありましたが、日本から部品を自分で取り寄せ(東芝のノートパソコンには「チチブデンキ」という強ーい味方がいるので!!)このセルヴィズに持っていって交換してもらったりもしました。
そのダイナブックがまた不調になり、「コリャとうとうダメかな?だってもう買ってから8年だし・・・」とこちらでwindows7のコンピュータを購入したのが1年前。ところがこのコンピュータがこの夏の暑さで熱暴走!! つい先日まったく動かなくなってしまいました。まだ一年しか経ってないのにー!! でも、いつものセルヴィズにもって行けばいいや、と行ってみると・・・ あれっ、ない・・・ と思ったらその建物の警備員が引っ越し先を教えてくれたので行ってみました。ほかのコンピュータのセルヴィズと合併したみたい。でも顔なじみのお兄さんがいたので見せると、
「このコンピュータはまだ保証期間内だからもう一軒別のトーシバのセルヴィズに行ってください。ウチは保証外の修理専門なので・・・」 と言われ、ソフィアの反対側ドゥルージバ地区の町外れ、庶民の町リューリンの端っこよりももっともっと場末、と言うか工場地帯の一角にある別の東芝の代理店に持って行きました。
数日で帰ってきたコンピュータ・・・ こちらもやはりハードディスクが死亡・・・ クリアインストールされた状態で1からやり直しですが、でも保証期間内だったのでタダ!! ワタシの判断は正しかったっ!!(笑) 東芝のノートパソコン、ブルガリアでは強し!!
さてダイナブックの方は・・・と言うと、今度はハードディスクではなくグラフィック系の部品が壊れていたそうですが、こちらは最初のセルヴィズでやっぱり直って帰ってきました。やはり今回も修理費用は日本円にして数千円・・・ ということは、実家の壊れたコンピュータもこちらに持ってくれば数千円で修理できた?!
でも、コンピュータの修理の話をブルガリア人の友人にしたら(ちなみに彼のラップトップは液晶部分が壊れているのですが、ケーブルでデスクトップ用の液晶モニターにつないで無理やり使っています。笑)、「正規のセルヴィズで修理するのは高いんだ!! ナシ・チョヴェク(直訳すると「自分の人」、つまり「コネ」ってことね)にマエストルがいて、彼に頼めばもっと安く修理できるんだ!!」 う~む・・・ といいつつ彼は壊れたノートパソコンを使い続けています。笑
おまけ情報: 最近ブルガリアでの東芝のサポートは、ブルガリアで購入したパソコンで保証期間中であればコールセンターにまず電話をかけてから、という扱いのようです。もしブルガリアで日本から持ち込んだコンピュータが壊れたら、このどちらかのセルヴィズを自己責任で探してみてください。どうにかなるかもしれませんヨ。
分かってます!! 知ってますヨ・・・ 間違ってることは・・・
小さい頃「故郷」を歌ったとき、食い意地の張った(?)ワタシはいつも、「へぇ~、ウサギって美味しいんだァ」なんて思ってました。ワタシの周りに何人もウサギをペットとして愛好している友人がいるのでなんとも申し訳ないのですが・・・ ブルガリアの田舎の方では普通に食用として飼われています。
ブルガリアのスーパーマーケットのお肉のコーナーではどこでも普通に見られるんです。ウサギ肉。だいたいは一匹分丸ごとパックに入って売られています。お亡くなりになって皮をはがれたウサギさん・・・ でも一番最初に見たのがパックに入った半身のウサギ!! つまり脳天からカパッと割られたもの・・・ グロい・・・だから触手も伸びなかったのです。(ちなみに、ソ連のアニメ「ヌ・パガディ!」でヴォルク(おおかみ)が食べようとして追っかけてるのが「ザエッツ」(うさぎ、ブルガリア語ではザエック)ですが、ヴォルクが想像しているお肉になったウサギちゃんにはお耳がついていますww。でもホントはお肉にはあの大きな耳はついてませんよ!!)
先日庶民の町リューリン区のスーパーマーケット「カウフランド」でお買い物をしていて、いつものようにお肉コーナーの赤いコンテナに入った値引き商品を探していると・・・ 何と!! ウサギ肉、それもウサギの形をしていない一口大に切られているお肉!! これならグロくないし、安売りだから料理にチャレンジするのにイイ!! と言うことで勇気を出して(?)買ってみました。
いつものようにレシピの元は「子供のいざこざや職場の問題、はたまた恋愛でも、どんな問題でも食で解決してしまう!!」大好きなあの名作漫画の101巻!! そしてちょうどカウフランドの広告にもウサギ料理のレシピが!! でも、結局はもっとお手軽、シンプルに野菜と一緒にオーブンにぶち込んでしまいましたが・・・
ウサギ肉のお味は?鶏肉のような感覚ではありますがもう少し肉肉しい・・・ というか野性味を感じる、と言うか・・・ どちらかと言うとクリーム系が合うかも。定番レシピでトマトとクリームでシチュー、とか、白ワインとサワークリームで煮る、とか・・・ いろいろ試してみる価値はありそうです。けっこう美味しかったのでまた買ってみようかな?でも丸まま一匹のウサギはやっぱりご勘弁を・・・