今日も庶民の街、ソフィア市リューリン区。朝の日差しがまだ柔らかなころ、窓の外を眺めていてふと下を見ると・・・あっ!! ネコ~!! ウチの窓の真下でくつろいだり、じゃれあったりしてるぅ~!!
そしてそばにはお母さんネコが・・・ むむっ、よく見るとこの前と同じお母さんに、例のパターンの兄弟ネコだぞっ!!! 一匹はチャトラ。
もう一匹は黒? さらによく見ると黒いほうは靴下をはいているような・・・
と、またある日の日が暮れてから家に帰ってみると、なんか
暗がりでよーく目を凝らしてみると、なんとこのヒゲオネコは超小さな、たぶん赤ちゃんネズミと闘っているのでした。「窮鼠ネコをかむ」とは言いますが、こんな小さなネズミの逆襲にネコのクセにアタフタ・・・ そしてその後、たびたび二匹のネコ、チャトラとヒゲオネコが一緒にいるところを見るようになりました。
同じヴホッドの人たちの前にもこの子ネコたち、結構現れているようです。ちょうど出かけようとしていたときにこのコたちが現れたので「ネコおやつ」を上げていたら、ドモプラビーテル(自治会長)のおばさんがちょうど出てきて、「プスプス・・・」と呼びかけながらうれしそうな顔をして、「ウチのヴホッド、結構ネズミが出るのよネ~!! 捕ってくれるようになってもらわなきゃ!」といいながら出かけていきました。まだ未熟ですが、実際がんばってますよ~(笑)。
まっ、明らかに兄弟ネコですね~。おそらく両方オス・・・ 母親のサビっぽい黒トラは最近またおなかが大きい・・・ この兄弟ネコは独立を迫られているようです。でもまだちっこい・・・ これくらいまでは兄弟同士コロコロ一緒にいますけど、これより大きくなるともう一緒にいるのを見るのはマレになります。以前にもいたウチのまわりの兄弟ネコたちもそうして方々に散っていき、ノラ犬にも負けずワタシからエサをもらった日々のこともすっかり忘れ(涙)たくましく成長していったのを見守ったものです。
そういうこともあってこのくらいの子ネコはビミョ~・・・ このままフリーで行きたいのか、誰かに飼われて「就職」したいのか・・・ このコたちはどうだろう? かく言うワタシもいつもネコエサを持っていていつでもあげられるようにしてはいますが飼うには至らず・・・ っていうか、ネコたちはえさだけ食べて少しも触らせてくれない・・・
ソフィア市内では動物愛護団体がキャンペーンを行っていて、各バス停に「ゼミ・メ・フクシュティ」(おウチにつれてって!!)というコピーとともに人とネコや犬が大きく写ったポスターが掲げられています。ネコはまあいいとして、犬を飼うにはこういう集合住宅は犬のための環境としてはよくないし(といいつつ近所でもたくさんの大型犬が飼われていますが)・・・で、ノラ犬は増えてくし・・・
このチャトラとヒゲオネコはどうなるかな? しばらく見守っていたいです。カワイイし・・・