朝のニュースを見ていたら、次男が「ねぇお母さん、『ルステンブルク』ってドイツ語なの?」と聞いてきました。
「ルステンブルク」は、日本対デンマーク戦の行われるスタジアム「ロイヤル・バフォケン」のある都市の名前です。(試合は現地時間2010.06.24.)
たしかに、気になってはいたのです。「ヨハネスブルグ」もそうですが、「Burg」(ドイツ語では「ブルク」と発音)はドイツの地名にも多い接尾語で、意味は「城・城塞」。
たとえば、ハンバーグの語源として有名な「ハンブルク」もそうですし。
(「ルステンブルク」も、「ルステンブルグ」「ルステンバーグ」「ラステンバーグ」など、日本語ではいろいろと表記されているようですね。)
その他にも、日本対カメルーン戦(2010.06.14.)があった「ブルームフォンテーン」なんて如何にもドイツ語っぽい響き。
当てずっぽうでドイツ語辞書を引いたら「花の噴水(Blume+Fontäne)」という何とも可愛らしい名前。
どんどん「ドイツ語?」疑惑は深まる一方だったのですが、あちこち調べていたら「アフリカーンス語(Afrikaans)」であることが判明。
オランダ語から派生した南アフリカ共和国の公用語の一つだそうです。
言語学の分類では、大きく分けるとオランダ語はドイツ語の方言※ということになっているので、なるほど「ドイツ語に似てる!」というのは至極当然ですね。
(※細かく言うと「インド・ヨーロッパ語族」という大分類の中の「ゲルマン語派」における「西ゲルマン語群」に属する「低地ドイツ語」の中の一つの方言なんだとか。アフリカーンス語はさらにその分派なのですね)
アフリカでもこの地域は、オランダ系移民であるアフリカーナー(ボーア人)が住んでいた地域なので、地名もオランダ語(大きく言えばドイツ語)に似ている地名がついているのですね。
ふぅ、これで子どもにちゃんと説明してあげられそうです。
<リンク>
・アフリカーンス語 - ウィキペディア
・ルステンブルク - ウィキペディア
・ヨハネスブルグ - ウィキペディア
・ブルームフォンテーン - ウィキペディア
・アフリカーナー - ウィキペディア
「ルステンブルク」は、日本対デンマーク戦の行われるスタジアム「ロイヤル・バフォケン」のある都市の名前です。(試合は現地時間2010.06.24.)
たしかに、気になってはいたのです。「ヨハネスブルグ」もそうですが、「Burg」(ドイツ語では「ブルク」と発音)はドイツの地名にも多い接尾語で、意味は「城・城塞」。
たとえば、ハンバーグの語源として有名な「ハンブルク」もそうですし。
(「ルステンブルク」も、「ルステンブルグ」「ルステンバーグ」「ラステンバーグ」など、日本語ではいろいろと表記されているようですね。)
その他にも、日本対カメルーン戦(2010.06.14.)があった「ブルームフォンテーン」なんて如何にもドイツ語っぽい響き。
当てずっぽうでドイツ語辞書を引いたら「花の噴水(Blume+Fontäne)」という何とも可愛らしい名前。
どんどん「ドイツ語?」疑惑は深まる一方だったのですが、あちこち調べていたら「アフリカーンス語(Afrikaans)」であることが判明。
オランダ語から派生した南アフリカ共和国の公用語の一つだそうです。
言語学の分類では、大きく分けるとオランダ語はドイツ語の方言※ということになっているので、なるほど「ドイツ語に似てる!」というのは至極当然ですね。
(※細かく言うと「インド・ヨーロッパ語族」という大分類の中の「ゲルマン語派」における「西ゲルマン語群」に属する「低地ドイツ語」の中の一つの方言なんだとか。アフリカーンス語はさらにその分派なのですね)
アフリカでもこの地域は、オランダ系移民であるアフリカーナー(ボーア人)が住んでいた地域なので、地名もオランダ語(大きく言えばドイツ語)に似ている地名がついているのですね。
ふぅ、これで子どもにちゃんと説明してあげられそうです。
<リンク>
・アフリカーンス語 - ウィキペディア
・ルステンブルク - ウィキペディア
・ヨハネスブルグ - ウィキペディア
・ブルームフォンテーン - ウィキペディア
・アフリカーナー - ウィキペディア