MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

6センチの裾伸ばし

2011年05月06日 | 季節
 5月になりました。
 長男の学校では5月が『冬服から夏服の移行期間』ということで、昨夕「夏服のズボンはどこだっけ?」と長男が探し始めました。

 クローゼットの中から見つけ出してみた夏用のスラックス。
 ……見るからに、丈がおかしい!
冬休みに裾伸ばしをした冬服と合わせてみたら、6センチも短かったのでした。

 去年の夏は まだまだ長めで、靴を履かないと裾を引きずるようだったのに!

 今朝は冬服のスラックスで登校させて、さっそく「裾伸ばし(裾出し)」。
 リッパーで裾のまつり糸を切って、アイロンで古い折り目を伸ばします。しっかりとした折り目なので、スプレーで水を多めにかけながら。そして、新しい折り目を両足の長さを揃えてつけます。
 アイロンの温度にも注意。もちろん、「当て布」必須です。
 仕上げは、表に分からないように まつり縫い。
 祖母に教わったまつり縫いは、私の得意とするところ。男の子のズボンの裾なんて、家庭科実習で作ったフレアースカートの裾に比べたらチョチョイのチョイです。

 それにしても、制服のスラックスというのは、あんなに長めに折り返してくれてあるものなんですね。(10センチぐらいでしょうか)
 私も中学高校と制服で登校していましたが、スカートの裾を伸ばした記憶はなく、長男の制服で初めて気がつきました。

 「裾伸ばし」が必要となるのは、きっと中学と高校の時期だけ。
 長男と次男合わせても、あと何回することでしょう。

 少し面倒でもあるけれど、それ以上に成長が嬉しい作業……。
 何度だって、手間をかけてあげたいものです。
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