畠中恵さんの『しゃばけ』シリーズ最新刊・『ひなこまち』(新潮社)
第9作『ゆんでみて』では、複雑さと切なさが勝ってしまい、第10作『やなりいなり』は先の見えないマンネリ感というか、物足りなさが大きかったのですけれど、今回は読むことを楽しめましたし、読み終わった時にシリーズ初期のような温かな満足感を感じました。
『ゆんでめて』で分かれた道が再びどこかで交差しそうな予感を感じさせてくれる「既視感」のような描写も、希望の光を与えてくれているように思います。
「兄や」二人が好きなので、これからも喧嘩したり、思いっきり動き回ってほしいなぁ。
また続きが楽しみになってきました。
第9作『ゆんでみて』では、複雑さと切なさが勝ってしまい、第10作『やなりいなり』は先の見えないマンネリ感というか、物足りなさが大きかったのですけれど、今回は読むことを楽しめましたし、読み終わった時にシリーズ初期のような温かな満足感を感じました。
『ゆんでめて』で分かれた道が再びどこかで交差しそうな予感を感じさせてくれる「既視感」のような描写も、希望の光を与えてくれているように思います。
「兄や」二人が好きなので、これからも喧嘩したり、思いっきり動き回ってほしいなぁ。
また続きが楽しみになってきました。