MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

赤万願寺のマリネ

2015年10月02日 | 料理&美味しいもの
 赤万願寺とうがらしの簡単レシピ! フライパンで焼いて、味ぽんで和えるだけ。
小学生の娘の得意料理?です。

 赤万願寺は、万願寺とうがらし(万願寺甘とう)の完熟したもの。いわば、「完熟万願寺」です。
 加熱しても冷やしても鮮やかな赤が失われないので、お弁当の一品や料理の付け合せとしても重宝しますよ。
 (ミニトマトの代わりになります!)

 今回はたっぷり43個の万願寺とうがらしを使いました。(ちょっと小さいサイズかな?)
    

(1) まず、ヘタを取って、フォークで2か所ほど穴をあけます。
   
 ヘタは手で取れるのもありますが、取りづらいものはフォークをヘタの付け根に刺すと取りやすいです。
    
(2) 洗った万願寺唐辛子を、少し水分が付いたままフライパンへ。ここへオリーブオイルをかけます。(今回は大さじ2ぐらいかな?)
   
(3) ふたをして火をつけて、中火で「パチパチ」音がしはじめたら弱火にして、何回か混ぜながら、万願寺が柔らかく・しんなりなるまで加熱します。
    
(4) 火がとおった万願寺を容器に移して、味ぽんをかけたらできあがり。(今回は大さじ1ぐらい)
 まんべんなく味が回るように、全体を混ぜてくださいね。

 温かいうちに食べるのもよし。冷蔵庫に入れて冷やして食べるのもとっても美味しいです。
 (冷蔵庫に入れるときは、粗熱をとってから。冷やしている途中でも混ぜてくださいね)
 我が家では、ふたのあるガラスの器でたっぷり作って「ホットマリネ」で食べ、余ったら冷蔵庫に入れ、翌日冷えたマリネを楽しみます。
 (美味しくて、余らないことも多いのですが……

 お好みで粗挽きこしょうをふったり、バジルを合わせてもいいですね。
 食べる前に、香りのためにオリーブオイルを少々追加しても。

 シンプルですが、赤万願寺とうがらしの甘さ、美味しさがよく分かる料理です。

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甘味美味! 完熟「赤万願寺とうがらし」 - MOONIE'S TEA ROOM
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『大宇宙の旅』

2015年10月02日 | BOOKS
『復刻版 大宇宙の旅』
荒木俊馬(あらき としま)
恒星社厚生閣


 2冊の『大宇宙の旅』。
 右側は1952年(昭和25年)の初版本を2005年に記念再発行したもので、左側は2006年に文字も打ち直し天文学の新しい知識などを追加して復刻された復刻版です。
 初版が320ページ、復刻版が390ページということで、70ページ増えています。
 荒木先生による「人工衛星の話」、大阪教育大学・福江純先生による最新の天文学、松本零士先生によるあとがきが追加されています。
 「復刻版」の目次

 荒木俊馬先生による本文は、小学生高学年から中学生の天文好きな子なら面白くてたまらない内容でしょう。
 天文学の正しい知識を、ファンタジーの魔法で子どもたちが楽しめる冒険物語にしてくださっています。
 大人の私でも、初めて知った知識がたくさんありました。この本が、小学生や中学生の頃紹介されていたら、夢中になって読んだような気がします。
 読むだけでなくて計算したり考えたり、読者への謎かけもあちこちにあって、きっちり頭を使うことを促してくれます。
 こういう知的な刺激を与えてくれる本って、貴重です。
 
 「本当に知識のある人は、小さな子どもにも分かるように説明ができる」というのは本当なのですね。
 なんと、イラストも荒木先生のもの。復刻版では、イラストがくっきりとして、さらに見やすいです。

 ちなみに、今日10月2日は「望遠鏡の日」。
 秋の夜長。そして星がきれいに見える冬。
 これからの季節、星空を眺める前に是非おススメしたい1冊です。

 
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