古典の授業で、「黄昏時(たそかれどき・たそがれどき)は夕方、彼は誰時(かはたれどき)は朝」って習いませんでしたか?
映画「君の名は。」で出てくる、糸守町の言葉「カタワレ時」は夕暮れ時ですけれど。
古語辞典(旺文社「全訳古語辞典」)を引いてみたら、
・かはたれどき【彼は誰時】 =(薄暗くて彼はだれとはっきり見分けられない時の意)おもに明け方の薄暗い時。夕暮れ時にもいう。
〔参考〕夕暮れ時を「たそかれどき」とし、「かはたれどき」を夜明け前のころにいうことが多い。
・たそかれどき【黄昏時】 =(「誰ぞ彼(だれだ、あれは)」と人の顔が見分けにくくなる時刻の意)夕方の薄暗い時。夕暮れ時。
同じく夕暮れ時の、昼でも夜でもない時間を「逢魔が時」なんていいますが、映画「君の名は。」の夕暮れの景色はまるで「魔法に出逢う時」。
映画を見てから、娘と綺麗なグラデーションの夕焼け空を見るたびに「かたわれどき!」と言い合っています。
最近の観客動員数のニュースを見ていると、「かたわれ時」も新語として認知されそうな気がしますね。
〔注〕(2019.06.04.追記)
「カタワレ時」は、2016年公開の映画「君の名は。」に出てくる大事な言葉になっています。
糸守町の方言という設定で、もちろん辞書には載っていません。
ふと、「かた-われ【片割れ】」を調べてみたら、「かたわれ・ぼし【片割れ星】」という言葉も載っていました。
・かたわれ・ぼし【片割れ星】
流星。走り星。よばいぼし。 (岩波書店「広辞苑 第7版」)
ちょっと、「君の名は。」を思い出してしまうような言葉ですね。
<関連記事>
・『昔ばなし』と『君の名は。Another Side : Earthbound』 - MOONIE'S TEA ROOM
・『小説 君の名は。』 - MOONIE'S TEA ROOM
映画「君の名は。」で出てくる、糸守町の言葉「カタワレ時」は夕暮れ時ですけれど。
古語辞典(旺文社「全訳古語辞典」)を引いてみたら、
・かはたれどき【彼は誰時】 =(薄暗くて彼はだれとはっきり見分けられない時の意)おもに明け方の薄暗い時。夕暮れ時にもいう。
〔参考〕夕暮れ時を「たそかれどき」とし、「かはたれどき」を夜明け前のころにいうことが多い。
・たそかれどき【黄昏時】 =(「誰ぞ彼(だれだ、あれは)」と人の顔が見分けにくくなる時刻の意)夕方の薄暗い時。夕暮れ時。
同じく夕暮れ時の、昼でも夜でもない時間を「逢魔が時」なんていいますが、映画「君の名は。」の夕暮れの景色はまるで「魔法に出逢う時」。
映画を見てから、娘と綺麗なグラデーションの夕焼け空を見るたびに「かたわれどき!」と言い合っています。
最近の観客動員数のニュースを見ていると、「かたわれ時」も新語として認知されそうな気がしますね。
〔注〕(2019.06.04.追記)
「カタワレ時」は、2016年公開の映画「君の名は。」に出てくる大事な言葉になっています。
糸守町の方言という設定で、もちろん辞書には載っていません。
ふと、「かた-われ【片割れ】」を調べてみたら、「かたわれ・ぼし【片割れ星】」という言葉も載っていました。
・かたわれ・ぼし【片割れ星】
流星。走り星。よばいぼし。 (岩波書店「広辞苑 第7版」)
ちょっと、「君の名は。」を思い出してしまうような言葉ですね。
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・『小説 君の名は。』 - MOONIE'S TEA ROOM