『よっつ屋根の下』
大崎梢/著
光文社
4人家族の自立の物語です。
1話目は、小学生の息子の目線から。
2話目は、父の目線からの5年後と、夫婦のなれそめの話。
3話目は、母の目線からの5年後と、母が子どもの頃から背負ってきたものの話。
4話目は、高校生になった娘の目線からの8年後。ちょっとミステリー仕立てで友情と家族への理解の話。
5話目は、大学生になった息子の目線からの10年後。そして家族の全員の「自立」の話。
離れていても家族であること。
住んでいなくても「わが家」であること。
子どもだけでなく、大人も親と家族に認められたくて生きていること。
親や家族の言葉が「呪い」にも「希望」にもなること。
切なさや苦しさ、迷いや悩みの中にも優しさと希望がある、素敵な物語です。
この本を読んでいて『追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉』という1冊を思い出しました。
「親自身が自分の人生をきちんと選んで幸せになること」
「自立した幸せな大人として、子どもを社会に送り出すこと」
「人生の最短ルートでなく、回り道が人生の視野を広げること」
完璧な親にはなれなくても、子どもの足を引っ張って、自立や幸せになることを邪魔する親にはならないように。
自分の今までの子育てが大丈夫だったか、そしてこれからどんなことができるか。考えてしまいました。
大崎梢/著
光文社
4人家族の自立の物語です。
1話目は、小学生の息子の目線から。
2話目は、父の目線からの5年後と、夫婦のなれそめの話。
3話目は、母の目線からの5年後と、母が子どもの頃から背負ってきたものの話。
4話目は、高校生になった娘の目線からの8年後。ちょっとミステリー仕立てで友情と家族への理解の話。
5話目は、大学生になった息子の目線からの10年後。そして家族の全員の「自立」の話。
離れていても家族であること。
住んでいなくても「わが家」であること。
子どもだけでなく、大人も親と家族に認められたくて生きていること。
親や家族の言葉が「呪い」にも「希望」にもなること。
切なさや苦しさ、迷いや悩みの中にも優しさと希望がある、素敵な物語です。
この本を読んでいて『追いつめる親 「あなたのため」は呪いの言葉』という1冊を思い出しました。
「親自身が自分の人生をきちんと選んで幸せになること」
「自立した幸せな大人として、子どもを社会に送り出すこと」
「人生の最短ルートでなく、回り道が人生の視野を広げること」
完璧な親にはなれなくても、子どもの足を引っ張って、自立や幸せになることを邪魔する親にはならないように。
自分の今までの子育てが大丈夫だったか、そしてこれからどんなことができるか。考えてしまいました。