MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『悲しくも笑える 左利きの人々』

2016年12月21日 | BOOKS
『悲しくも笑える 左利きの人々』
著者:「レフティサーブ」代表 渡瀬けん
中経の文庫 中経出版


 左利きのお子さんがいる方も、左利きの方を好きになった人も一読を。
 「こんなところで困ってるんだ」「これは得意なのね」と、右利きさんたちが驚くことがいっぱい。

 たとえば、急須。カメラのシャッターやドライバーでのねじ回し。
 右利きの私たちが普通にしていることが難しいなんて……。
 考えもしなかったです。

 私の周りでは、義兄と義弟が左利き。
 実家で集まるとき、今までもお箸の向きだけは気をつけていたんですが、座る場所とかも気にしたほうがいいんですね。

 今では左利き用のはさみも幼稚園や小学校に入るときに選んで購入できますが、もっと前だったらそういう配慮もなく、皆さん苦労していたのだろうなぁ。

 小さなバリアフリーかもしれないですが、相手の苦手なことを知って気遣いができるようになるために、役立つ1冊だと思います。
 
コメント
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