生ワカメの旬は早春。
スーパーでも茶色の生ワカメやメカブが売っています。
山育ちの私は、生ワカメなんて大人になるまで買ったことがなかったのですが、これが本当に美味しくて、しかもゆでる時の色の変化が魔法みたいで、春になると買わずにはいられません。
左の写真がゆでる前。右の写真はゆでて冷水にとった後ザルにあげたところです。
あんな茶色のワカメが実は美味しいワカメをゆでる前の状態だったなんて……、知らずにいたら人生の大きな損失です。
茶色から緑色に変化するのは、本当に一瞬。
まるでマジックのようで、いつ見ても感激してしまいます。
ついつい、子どもを呼んで「ほら、見てて!!」と「わかめ茹で実演ショー」のような台所です。
これで子どもたちも大人になった時に美味しい旬のワカメを食べられますし、とっても良い食育になりますよ。
生ワカメの茹で方は、
(1) まず水で洗って、太い部分とひらひらの部分に切り分ける。
(2) 大きな鍋にお湯をたっぷり沸かし、沸騰したお湯に太い部分からワカメを入れる。
(3) 色が変わったら、すぐ冷水にとり、水気を切る。
(我が家ではザルにあげた後、大きな布巾に包んで水気を切ります)
ゆですぎないのがポイントです。たっぷりのお湯で茹で、さっと色が変わったら引き上げてくださいね!
食べやすい大きさに切って、サラダ・酢の物などなど、お好きな料理にどうぞ!
茎わかめ(太い部分)は、細く切ってごま油でちくわといためたり、シンプルなきんぴらも美味しいです。(茎わかめそのものの塩味が強いこともあるので、調味料は控えめに)
茹でた後水気を切った状態で冷凍保存もできるそうですが、食べきってしまうので試したことがないのですよね……。
ぜひ、お子さんと一緒にゆでてみてください!