そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

今日は何の日?

2006年12月12日 | 本の紹介・その他いろいろ
私の誕生日です! ってのは真っ赤なウソです。ごめんなさい

今日は12月12日。
私がまだ子供の頃、この日には「12月12日」と書いた小さな紙をたくさん作りました。

それを、玄関や雨戸や窓に貼り付けるのです。
去年のは、剥がしたり、その上に重ねて貼り付けたり。

こうしておくと、ドロボウが入らないという、おまじないなんです。
この日の12時に12歳の少年が貼り付けると、いっそうよく効くなんていう話も・・・


今日12月12日は、あの有名な大泥棒の石川五右衛門が、釜茹でになった日なのだそうです!
この日ではなく、他の日だという説もありよく解りませんが、私の住んでいた大阪の南部地区では、この日の行事でした。

それがなぜ泥棒よけになるのでしょうか?
母に聞いておくのを忘れました。どなたかご存知でしたら、ぜひ教えてください。

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雲の姿

2006年12月12日 | きれいな空と雲
空が高く澄んでいました。
絹雲があわただしく姿を変えながら流れていきましたが、その一瞬の姿をとらえてみました。

あなたも、それぞれに何に見えるか、想像の世界をお楽しみくださいね。

一枚目、私は天女が舞っているようだと思いました。
薄く細やかな雲が、羽衣のイメージです。


これは、その天女の乗り物でしょうか?

それとも、おとぎの国の鳥の宙返り?


左下に少し邪魔な部分がありますが、チョウのように見えませんでしょうか?

羽が重過ぎるかな?


< さまざまに形をかえて流れ行く 雲の行方は父母の元 >
    
    両親は雲を眺めるのが、とても好きでした

< お父さん、一緒に見上げたお空にも 
               小鳥の形の雲があったね >



そして、昨日の締めくくりは豪華な夕焼。
でも、残念なことに今の季節には、私の部屋からはよく見えないのです。
それでも、こんなに・・・

広いところで見られた方は、素晴らしかったことと思います。


< ねえあなた こんな夕焼見たことが
            あった気がする いつかどこかで >
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忙しい空

2006年12月11日 | きれいな空と雲
これは日の出の頃です(東南の空)。
いつも書きますが、この低い山があるので、大阪の標準日の出時間より20分ほど遅れての日の出です。
雲が、今日の空のにぎやかさを予感させました。


これは昨日の朝ですが、日が昇った直後の反対側(北)の窓からの眺めです。

望遠側で写していますので近くに雄感じられますが、こんなに近いわけではありません。

手前の山は日が陰っているので、向こうの山の色合いがいい感じです。


さて、今日にもどりましょう。
朝9時前の北東の空です。

この雲の様子では、うまくいけば午後には何かが見られるかもしれません。

太陽の高さの関係があるので、1時半ごろから期待に胸を膨らませて外に出てみました。

出ました!! 環天頂アークです。
ほんの数十秒だけ・・・

やっぱりきれいです。
「かんてんちょう出てるよ」と空仲間からのメールも入ってきました。
あの人も見てるんだ~~!


粘っていると、それぞれ短時間でしたが暈と幻日も現れました。

これは暈(かさ)です。
場所の関係で一部しか見えていません。

これは確かに幻日だったはずなのですが、写真を見ると何だかよく解りません、、、

ほんの数秒でした。


今現在(4時前)も、見事な雲が出てきれいですが、写真が多すぎるのでまた後日でもUPすることにします。

全部見てくださってありがとうございました。お疲れさまです



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雨からの贈り物

2006年12月10日 | 水滴・凍露
落ち葉が重なっている上にあって、少し浮き上がっていた葉っぱの付け根の部分に、うまい具合にくっついていた水滴!
こんな不安定なところに、よくまあ・・・


これも、落ちそうで落ちない。でも、水滴ではなくて「水溜り」?

興味があったので、しばらく眺めていましたが、風が吹いても全然落ちませんでした。


さてさて、これは何に見えますか?

ホタルのようでしょう?
それともマーブル玉?

葉っぱの穴にうまく水が乗っかって、ルーペのようになっています。
穴の向こうの草が強い風に揺れて、こんな感じになりました。


最後はこれ!! たいしたことはないのですけれど・・・

一度写したかった風景に出会えました。

今の季節、クモの網はもうほとんど残っていません。
見かけても写せるような場所に、なかなかありませんでした。
だから、諦めていたのです。

たった一枚、私を待っていてくれました!!
水滴の数が少なくて寂しいですが、文句は言えません。
うれしかったです。


こんな雨の朝に出かけるのは億劫だと思っていましたが、雨が、たくさんのプレゼントをくれました。



お越しをお待ちしています♪
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いただきもの色々

2006年12月09日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
これは去年もお見せしましたが、友人がドングリとメロンの種で作ったお人形です。
某人気アニメの主人公にそっくりなので「どんぐりト*ロ」と呼ばれています(著作権の関係で、名前変えてます)

その前にあるのは「森のエビフライ」です。(マツボックリをリスやネズミがかじった後が、エビフライのような形になったもの)

北海道や信州にしかないものと思っていたら、なんと奈良公園で友人が拾ってきてくれました。 あるんですね~~!!



これはオキナワスズメウリです。

沖縄の写真家湊和雄さんのHPで、拝見して憧れていました。
でも、実物は見れないと諦めていたところ、偶然にも、上の写真のものとは別の友人が送ってくれました!

大きさは、大きい方の実の直径が2×2,5センチです。
種の拡大写真を入れましたが、カラスウリのものによく似ていますね?

私たちの身近にもスズメウリというのがありますが

実が小さくて1センチくらいです。
最初は青く、熟すと白くなります。種は小さな黒いものです。


これは多分オナモミです

いわゆるヒッツキムシの一種ですが、最近ではもっと大きなオオオナモミがはびこって、この小さなオナモミは影が薄くなっています。

探していたのですが、なかなか見つかりませんでした。
それを覚えてくれた近所の友人が
「熟すのを待っていたら刈り取られて、下草を掻き分けて探し出したのよ」と、届けてくれました。



最後はオニグルミです

普通のくるみより小さくて3センチ弱くらいです。

硬い茶色の実は、最初のうちは青い袋の中に包まれて、ブドウのように房状に垂れ下がっています。
熟してくると外袋は黒くなって地面に落ちてくるので、拾って袋を剥がしタワシで洗って乾かします。

以前は私の近くにもあり、木の姿を写すのに失敗したものの、来年写せばいいやなんて横着していたら、今年の夏の日照りで枯れてしまいました。

実が美味しくて好物なので嘆いていたら、息子が拾ってきてくれました。

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冬近し

2006年12月08日 | 12~2月の草木
先日の「行く秋」も、この「冬近し」も今頃の気配を伝える季語ですね。
もう一つ好きなのが「山茶花梅雨」です。

昨日は暦の上では「大雪」でした。
北の地方では、そろそろ根雪になる頃なのでしょうか?

上の写真は、買い物に出た帰り、時雨が過ぎて夕焼が広がりました。
車のガラスに映っている、裸樹が寒そうです。

< 夕映えを写すガラスも秋の色 >


こちらは、出かける前の空です。

ほとんど葉を落としたプラタナスが、潔い姿で枝を伸ばしています。

<枝先に残る枯れ葉が行く秋に手を振るごとく風に揺れてる>



地上では、山茶花のつぼみが柔らかでした。

明日にも開きそうですね。
山茶花の咲く頃に雨が続くのを「山茶花梅雨」と呼びます。

< 降り続く雨止みし日の山茶花の
          蕾ふくらみ明日を待つらし > 



出先で、ふと見上げると柿の木がありました。

一つだけ残っていた木守り柿を、カラスか小鳥が喜んで食べて皮だけが残ったようです。

< 「では そろそろ」と去り行く秋を押し遣って
             「では いよいよ」と冬が顔出す >

短歌は私の作ですが、「そろそろの次はいよいよ」という、季節感のある言葉は『言葉の風景』(野呂真一・新居和生 共著・seiseisha刊)のなかからヒントとしていただきました。
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鬼さん、笑わないで!

2006年12月07日 | 本の紹介・その他いろいろ
来年の干支はイノシシですね。

この絵は、ユニセフの通信販売で買った、年賀用のはがきから借りています。
そこで、ちょっとユニセフのCMをさせてくださいね。


こうして今日の記事を書いている間にも、世界ではたくさんの子供たちが、飢えや病気で亡くなっています。

ユニセフは、そんな子供たちの命を救うために色々な活動をしています。
通販による商品の売り上げも大切な収入源です。

通販には、クリスマスカードやオーナメント、年賀ハガキ、誕生日祝いのカード、小物類など、いずれも、有名な画家や作者の協力作品です。

見るだけでも楽しいので、是非一度ご覧下さい。
そして、できましたらご協力をお願いします


           ☆    ☆    ☆

さて、イノシシのお話を。

年賀状用に消しゴム版画でも彫ろうかと挑戦したのですが、どう見てもブタに見えるのです。
嘆いていると、息子いわく「イノシシはブタの原種やから、似ていても不思議はないよ」
そうか、そうかと納得しましたが、やっぱりカッコ悪いので止めにしました(笑)

遠く縄文時代には、大切な食料であり、牙を使って生活用具も作られえていたイノシシは、生活に密着していたんですね。
いまでは畑を荒らすので嫌われていますが、ぼたん鍋は人気があります。

また、日ごろ使っている言葉の中にも、イノシシに関係あるものが見つかります。

猪首 (いのくび:首が太くてがっしりしている様子)
猪口 (ちょこ: お酒を呑む小さな器)
猪突 (ちょとつ:向こう見ずに突っ走ること)などなど。


イノシシが走っているイメージでこんな写真を入れてみましたが、これはどう見ても犬ですねぇ(笑)


猪突猛進、イノシシ年生まれの人はそういう性格だと言う人がいます。
でも、どうなんでしょう?
私の友達のイノシシ年生まれは、なぜかおとなしいです。

辰年生まれの私の方がよほど猪突猛進で、しょっちゅうあちこちにぶつかって、それでもめげずに走っています



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行く秋

2006年12月06日 | 12~2月の草木
山茶花がちょうど咲きそろっています。
これは「富士の峰」という名前。

薄暗い茂みの中で、八重咲きとはいいながら、ひそやかに咲いている姿に心惹かれました。


そこを通り過ぎると、目の前にあでやかなモミジが

時おり聞こえる小鳥の声。


また少し歩くと、大きなホオノキがありました。
飛騨地方の名物の朴葉焼きに使われるホオノキの葉が、散り敷いています。

大きさが判るように、モミジの葉を添えてみました。



彩雲を写した池の近く、迷子になったところにあった穴あき葉っぱの穴から、向こうを覗いて見ました。

こんなことをしているから、迷子になるのですネ。



出口の近くの植え込みはチャノキ(お茶の木)です。
花がたくさん咲いていました。

この花は、控えめにうつむいて咲きます。
昔の奥ゆかしい女性の姿を感じました。


<行く秋の 名残の色の数々は 空の青にも染まることなく>



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夢か うつつか

2006年12月05日 | テレイドスコープ
テレイドスコープが映しだす風景 
それは 恋に似ている


中心には 
小さいけれど「ほんとう」が ある

でも 
まわりの鏡に映るまぼろしが
はなやかに広がって
あたかもそれこそが
ほんとうのように見えてしまう

夢の世界


真ん中にあったものを 取り去ると
一瞬にして 夢は消える

まるで
恋しい人が 突然に視界から消え去り
ひとり 荒れ野に取り残された時のような
寂寥だけが そこにある

それは うつつ


夢と うつつと
二つの世界を覗き見ながら
ふと
今は 遠い人の横顔を なつかしむ








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オパール色の彩雲

2006年12月04日 | 虹・彩雲・アーク
こんなに濃い色の彩雲は、私は初めて見ました。
太陽の近くだったので、-1の露出補正で空の色は暗くなりましたが、彩雲の色はほとんど肉眼で見たままです。

見とれてしまい、危うく写し損ねるところでしたが、テーブルの上のカメラをわしづかみ。
いつも手じかにカメラを置いていて、良かった!


今朝は冷え込んで、大阪市内では初氷が見られたそうです。
早朝の空には、こんな大きな雲が浮かんでいました。

24ミリの広角で写していますが、カメラを真っ直ぐにしたのでは入りきらなくて、斜めにしています。

こんな雲の中に太陽が入ったら、確実に彩雲になるのになあ・・・・と思っていたのです。
そしたら、1時間ほど後に、上の写真のようなのが見れたのでした。
空からの、一足早いクリスマスプレゼントかもしれませんね。


その後にはこんなのも!

大きな雲の真ん中に白く丸いのが太陽です。
雲の上下に彩雲が現れています。
雲の上下の彩雲というのは、私にとっては、これまた初めての写真でした。


これは昨日の午後です。

これも初めて!!

長く憧れていた、水面(みなも)に写る彩雲です。

たまたま、いつも行く植物園へ行っていました。
広いので迷子になったのです(笑)

そしたら
そこに小さな池があって
ふと覗き込むと、こんな彩雲が・・・





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