今日から書展『明日展』が始まりました。
昨日は搬入で、表具した作品と対面してきました。
いつも表具の力を実感するのですが、作品が
バリっとして、私の手から離れ独り立ち
するのです。
今回は「女」を書きました。
作品の前に立ったら、今まで書いてきた作品の
中に一番好きかもって思えました。
真っ黒くろすけなのに、何か明るくて滑稽で
力を蓄えていて…
作品の良し悪しよりも、自分の中に
こんなエネルギーがあったことが嬉しくて
宇宙に放っても生きていける生命体の「女」を
書きたいと思いましたが、この「女」は
シャカシャカと生きて行けそうです。
初女先生は、名前に女がつくから、初女先生ほど
「女」を書いた人は、きっといないと思います。
先生に、この「女」を見せたらなんて言うかな~
「あら、まあ直さん」って言って小さく笑われるかも
明日はギャラリーで朝から受付
真っ黒くろすけの「女」と対話してみようかしら…