季節が一夜にして深まった気がします。
寒い季節に向かって行くのだと思った時
ふと、行ったこともないアラスカが懐かしく
思えるのは、星野道夫さんの世界が私のアラスカに
重なっているからなのでしょうか…
星野さんが、数年長く生きていたら
きっと初女さんに会われていたことでしょう。
そして魂の響きあいが、至福の時となったと
思います。
お二人の言葉が同じ源流から運ばれて来ている
ように、私には感じるのです。
『人が人を癒すことはできないと思う。
そのかわり、その苦しみを持った人を
見つめながら、共にいてあげることはできる。
星野 道夫 』
『人が他の人を癒すということは、
できることではないとわたしは思います。
癒しとは、自らの気づきから起こってくる
ものなのです。
佐藤 初女』
初女さんは、癒しという言葉を使われませんでした。
人の心は深いから、癒すなんてできませんと
言われていました。
初女さんは、深い心に寄り添って下さる方でした。
癒されるというより、出会って救われたと
思っている人は、沢山いると思います。
秋になると弘前の街路樹のナナカマドが
思い出されます。
星野さんのクマの写真、好きだな~