生きていると色んなことがあります。
頭では考えられないことが平気で起きて来ます。
頭(大脳)を頼りにしていると、そんな時
途方に暮れてしまいます。
子どもを亡くした時、荒れ野にただ一人置き去りに
された気がして、呆然としていました。
ランディさんも、お兄さんを亡くされたとき、
そうだったと言ってました。
私は、考えられる限りを考え、この現実と
向き合おうとしていましたが、脳は何の
力にもなりませんでした。
それから、脳を頼るのはやめたのです。
こんなことを若い人に話すと、脳が自分だと
思っているので、目を丸くされます。
脳で考えられることは、大したことじゃなくて、
そんなに脳を頼ったら、脳が可哀そうだし
神経が参ってしまいます。
脳を頼らなくて、何で判断するの?って
聞かれたら私は直観!と答えます。
子どもを亡くしてから、大切なことは直観で
決めて来ました。
初女さんが、龍村仁監督が「直観というのは
突然出て来るのものでない。
普段から自分の中に入っていて、ふさわしい時に
それがぱっと出て来る。
それが直観だと思う」と言われていたと
書いていたのを読んで、心にストンと落ちました。
大脳に頼らない方が、道はひらけて行くように
思えます。
これは、体験から分かったこと!
初女さんは「不思議を不思議と気づくのは
直観です。
なにごとも、当たり前と受け取っていると
不思議に気づくことはできないかもしれません」
と、言われています。
大脳は、私の一部。
私は大脳で決められているわけではない
ということが、ストンと来ると
あんまり考えなくて済みます~