皆既月食を見るために、ダウンの上に息子の
フリースを着て、その上にひざ掛けをまとって
夜空を見上げていました。
宇宙を我が目で見ているという感じがして
離れられませんでした。
月が欠けて、最後は闇になると思っていましたが
全く違って、月が欠け切ったところで赤黒い月が
立体となって見えて来たのです。
それは、いつもの見慣れたお月様ではなく
もう一つの地球を見ているような不思議な気が
してきました。
私の頭上に宇宙がある
そして、私も宇宙の中にある
そんな気持ちになりました。
今日は、初女さんの写真展に行って来たので
刻々と変わっていく月をみて、宇宙の母と
なった初女さんを思い出していました。
永遠なるいのちを感じていました…