息子の突然の死は、私に生きるとは
今、この時しかないということを、私の細胞に
刻みつけてくれました。
でも、このことを世界中の人が色々な言葉で
伝えていました。
レバノンの詩人ジブラーンは
『 昨日は、
今日の記憶であり、
明日は、
今日の夢である』
と書いています。
生きるとは、今この時しかないのですね。
今が幸せでなくて、未来の幸せはありません。
初女さんは、今を生き続けた方でした。
『私はなんにも心配してないの。
今を生きているから。
心配する人は必ずといっていいほど
先のことばかり考えますが
先の見えない未来のことにあれこれ心を
惑わしても不安が募るばかりです。
今ほど確実なものはありません。
今に感謝していると、とても自由な
気持ちになり
一歩一歩確実に進んでいけるように
思います。
佐藤 初女』