今日は熱海で友人と会い、「いのちの世界」の
話をしていたら、気がついたら4時間半が経って
ました。
どうもこのご縁は、亡くなった子供たちの
贈り物のような気がします。
彼女が持って来た「黎明」という本、
難しそうだけれど読んでみようかと思います。
矢作直樹氏が凄い本だと言われているようです。
帰って来て、梅ちゃん(梅干し)にシソを
入れたら、初女さんが思い出され、イスキアに
飛んで行きたい衝動にかられました。
初女さんの詩を味わいたくなりました。
『私たちは今、混迷の時代を生きています。
気持ちがささくれだつときもあります。
心がゆれ動くときもあります。
でも、どうぞそこから逃れないで。
自然のままに受けとめて。
芯が一本通っているのであれば
ゆれ動いても、いいではないですか。
結果ばかりを急ぐ事はないでしょう?
〝今のあなた”ができることを
続けていけばいい
ひとつひとつ、大事にしていけばいい、
今、私がのぞむのは、
「展開」ではなく「融合」です。
支え合って、とけあってこそ、
大きな流れは生まれるものです。
多様なものが、多様なまま共に生きていく
「生物多様性」という言葉の意味を
考えながら生きることが、
未来を切り開くことにつながると
私は思うのです。
人にも、ものにもいのちがあって、
そのいのちが響きあう中で
私たちは生きています。
人に
自然に
感謝する心を忘れないで。
それが私の、願いです。
雪深い里から
私は今日も
祈りの鐘を鳴らしています。
佐藤 初女』