今日は片づけをしようと思っていたのですが
足なし和尚さんの「本日ただいま誕生」を
読みだしたら止まらなくなり、読書の日と
なりました。
読んでいて大事な気づきを頂きました。
本当の自分の生き方をしたいと思ったら
人と比べないこと!
足なし和尚さんは、日本に帰り観世音菩薩に
「どうかお助け下さい、私はどうしていいのか
わかりません。
どうか私に生きる力をお与え下さい」と、
一心に祈ったそうです。
祈りが4か月続いた後、「観音は私を見捨てた。
観音は私を裏切っている。もう祈るのを
やめよう」こう心に決めた時、心の底から
ひらめきに似た思いが沸き起こってきた
というのです。
苦しみの原因は比べることにある。
比べるもとは27年前に生まれたこと
いうことだ
自分は両足切断のまま、今日生まれたのだ。
足がないまんま、動けないまんま生まれたの
だから、何も言うことなし。
この足のない状態が始まりなんだ。
と、思ったそうです。
和尚さんは、足があった頃の自分と比べ
五体満足の他人と比べ、苦しんでいることに
気づいたのです。
人は比べることを手放すと、楽になり
自分の生き方が見えてくるようです。
樹木希林さんも比べることを持っていなかった
方のようです。
板橋興宗老師の言葉が、また凄い!
『悟りとはそのままの自分でいいと
わかること。』
思わず、この言葉を前にして唸って
しまいました。
シンプルなことほど、実行は難しく
シンプルなことほど真実なのかもしれません。
初女さんは「私って、シンプルなの」と
言ってました。
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