~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

おむすびは心のふるさと~佐藤初女

2020-02-19 21:33:35 | 日記

今日は小田急線の善行に、おむすび講習会に

行ってきました。

主催して下さったのは、0歳児がいるママ

保育園の一室のような楽しい雰囲気でした。

先月生まれた赤ちゃんも来てくれました。

お米の洗い方からやりましょうと、始めたら

子ども達の「お腹空いた~」の声があがり

お米は後で、おむすびを結んで先ずは1個

食べて、落ち着きましょう!という

ことになり、”おむすび講習会”が始まり

ました。

お腹を空かせた子ども達に、じっと見守られ

こういう緊張感は初めてでした~

1個のおむすびを、お母さんと半分こして

食べてもらいました。

子ども達が、美味しいとパクパク食べて

くれるのです。

いつもは、おむすびの上しか食べないのにと

お母さんも驚いていました。

私が子育てしていた頃は、ご飯は味がないから

子どもは食べないと、多くのママ達は

ふりかけをかけて食べさせていました。

子どもって、本当に美味しいものが分かるから

美味しいご飯だったら、ふりかけがなくても

食べるんじゃないかなと、今なら思えます。

今回もご飯をお鍋で炊いたら、ご飯が甘いと

ママ達がびっくり!

自分達で作ったおむすびに「美味しい!」

と、声をあげていました。

ひとりの方が「清らかなものを食べた

という感じです。」と言って下さいました。

この前、おむすびはお塩とお米で神事に

使うもので作られていますね。と言われ

ましたが、だから清らかな食べ物に

なっていくのでしょうか…

おむすびに対する最高のお言葉だと

嬉しくなりました。

若いママ達を見ていて、子どもが大変な

時期って、パワーがあるんだな~と

感動しちゃいました。

明日から、美味しいご飯を炊いてくれる

だろうな~

そしたら、ご飯の好きな子が増えるね、

初女さん!

『おむすびはどこでも作れるし、

誰にでもできる。

そう言う意味では珍しいことでは

ないけれど、おむすびは心のふるさと

ではないかと思うのです。

おむすびを見ただけで、亡くなった

おばあちゃん、お母さんを思い出して

涙が出てくる。

何か深いものが、おむすびの中に秘められて

いるように思います。

でも、美味しくなければそうは

いきませんので、自分だけのためでなく、

誰かの喜びになるように、いつも美味しく

握りたいですね。

            佐藤 初女』

3月8日に成増の「奈の里」で

おむすび講習会があります!

 

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