私は、18歳位まで自分の名前が
大嫌いでした。
今でこそ、きらきらネームと
いう言葉がありますが、
私が子どもの頃は、殆どの
女の子の名前には”子”が
ついてました。
その中で私は、直(すなお)
誰が聞いても男でしょ!
という名前なのですから…
小学校入学の時に、机に
貼られた名前は青い縁取りが
ついていて、男の子と間違え
られ、その時から自分の
名前が大嫌いになり、父親に
どうして、こんな名前を
つけたのかと、何度泣いて
訴えたことか…
卒業式は大勢の前で、名前を
呼ばれるので、逃げ出し
たかったです。
私が名前をかえて欲しいと
泣きながら訴えると父は、
いつも何も言わずに黙って
ました。
大きくなったら絶対に改名
するぞ!と思ってましたが
18歳を過ぎたら、やけに
この名前がいいね~と
言われるようになって
そう言われると、あんなに
嫌いだった名前が好きになり
自己紹介ではフルネームを
胸を張って言っている私が
いました。
不思議なことに、名前が
好きになると、自分も好きに
なっていました。
初女さんは、素直が一番と
言ってました。
名前負けしないように
しなくては…
俳優の室井滋さんも私と
同じ思いをしてたみたいです。
名前には親の思いや願いが
詰まっているんですね。
それにしても、うちの父親は
直球で願いを我が子の名前に
込めたのでしょうか
昭和のあの時代に…
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