今日も、心地よい風が吹いています。
私は、風が好き
なぜなら、目には見えない世界を感じるからです。
息子を亡くしてから、目には見えない世界を求める
ようになりました。
風は見えません。
けれども、確かに吹いているのです。
吹く風に身を任せるように、草花も木の葉も
揺れています。
見えない風を、私は体中で感じています。
息子も、私の目には見えないけれど、吹く風のように
確かに居るはず…
私たちの見える世界なんて、ほんの一部しか
ないはず、大きすぎても小さすぎても
見えないでしょ
風の中にいると、どこかに息子がいるような
気がするのです。
思えば、あの子は風が好きだった…
強い風が吹くと、「風のシャワーだ!」と言って
飛ばされそうになりながら、風の中で笑ってた
心地よい風が吹くと、イスキアに吹く風を
思い出します。
梅の季節になると、その風景の中に
真っ赤な梅干と初女先生がいました。
あ~イスキアの風に吹かれ、初女先生を
感じたい…
見えないけれど、確かにいる
初女先生も息子も…
吹く風が、そのことを教えてくれている
見えない世界の豊かさを…
てな感じで。今日もとにかく外へと向かう。m(_ _)m
人間の存在も目に見えない価値があるって、本当ですね。
深いな~この言葉
母の姿が浮かんできました…