世界はキラキラおもちゃ箱・2

わたしはてんこ。少々自閉傾向のある詩人です。わたしの仕事は、神様が世界中に隠した、キラキラおもちゃを探すこと。

ポーラースター・システム・1

2016-10-09 04:21:36 | ポーラースター・システム


優しい太子殿下、私は処女ジュハンヌと申します。天の君主は、私を通じ、殿下がランスの町で大典を挙げられ、王冠を戴かれて、フランス王たる天の君主の代理人となられるよう、お望みになっておられるのでございます。


ジャンヌ・ダルク



  ☆

北辰制をこの世界に具現するためには、人間が愛を深く学ばねばならない。
権謀術数だけでやっていると、政治は腐敗する。人間を甘く見るからだ。
技術だけでやれるほど、政治は甘いものではない。

高い愛を招き、それで政治を統率し、神の流れを国に呼び込んでくるというのが、北辰制の目的だ。

王権神授説というものは、民主主義の理想からは、愚かな嘘と考えられているが、それは法則的には真実ではない。

真の王権とは、真実、神の代理でなければならないのだ。

だが王制は廃れ切った。馬鹿が権力が欲しいだけのために、無理に王になって、嫌なことをしすぎてしまったのだ。
それでわれわれは今、北辰という言葉によって、新たな命を政治に吹き込もうとしている。

この世界に新たなものを生み出すために、神の流れを感じられる魂を、政治に呼び込まなくてはならない。

そのためにはどうすればいいか。

それをこれから考えていこう。







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