熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

断熱リフォーム、業者からプランの提示があった

2012-06-21 21:03:45 | DIY
今年の冬に向けて断熱対策を中心にリフォームを計画中だが、業者から前回の打ち合わせに基づきプランの提示があった。
断熱関係では、一階の床・壁を剥がして既存のグラスウール製をウレタン製断熱材に入れ替え、玄関ドアを断熱性能の高いものに交換。断熱材の入れ替えに伴い、床下から壁の中に侵入する冷気をシャットアウトする気流止め。
昨年エコポイントを使って内窓を設置しているので、断熱対策としては今のところこれ以外に手の加えようが無い。

ところで、この断熱リフォームだが、エコポイントとは別に助成金の制度がある。
予算枠が小さく、あまり知られていないマイナーな制度だが、一定の要件を満たし審査をクリアすれば断熱リフォームに要した費用の半額が補助されると言うもの。(上限あり)

あくまでも省エネリフォームの検証実験に協力するモニター的な位置付けで、決められた材料を使ったり、工事前後で効果の程を測定するなど面倒な点はあるうえ、着工時期が制限されるなど様々な制約があって使い勝手は決して良くないが、仮に断熱工事費用を200万円とすれば100万円の補助が下りる。その分他のリフォームに回せる。
こんなところまで税金が使われているのかと思うと複雑な心境だが、使えるものなら使わない手はない。

ところで、いつまで今の家に住み続けるか分からないこともあり、断熱リフォーム以外あまり金を掛けるつもりは無いが、リフォームプランの説明を聞いていると、ついつい自分の予算を忘れ、ここもあそこもと範囲が広がって行く。
それに、冬の寒さもさることながら、この時期になると2階の暑さが気になりだした。
古い家特有の換気性能の悪さにより2階に熱気がこもってしまうことと、やはりこれも2階部分の断熱性能が不十分なのが原因なようだ。

2階まで手を付けたとしても、新築に比べればリフォームの方が安価ではあるが、果たして効果はどうなのか保証は無い。所詮既存の建物をいじるには限界がある。最終的には、財布の中身と相談してどこかで妥協しなくてはならない。

それにしても、旧在来工法の欠点(欠陥?)を知るにつけ、昔の家がいかに省エネ面で考えられていなかったのか、つくづく思い知らされると同時に、今の建築技術や建材の進歩には感心させられる。
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