熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

涸沢の紅葉と奥穂高登山記(2)

2014-10-03 21:46:35 | アウトドア
涸沢2日目は紅葉したカールの写真撮影と奥穂高登山です。
まずはモルゲンロートを見ようと朝5時半から涸沢ヒュッテのテラスで待機していましたが、結局朝日が雲で遮られたのか赤く染まったカールを拝むことは叶いませんでした。

8時頃ともなるとカール全体に陽が当たるようになりシャッターチャンス到来です。
涸沢の紅葉写真で良く目にするアングルから一枚。
因みに、ヒュッテ横のナナカマドは既に枯れていました。


池の平周辺に秋だけ出現する池、その水面に映り込む”逆さ涸沢カール”
風が収まった瞬間は、鏡に映っているかのようでした。




カールの紅葉写真を撮り終えた後は、サブザックに防寒着、水、携帯食など必要な物だけ詰め込み、いよいよ奥穂高山頂(標高3190m)を目指して出発です。
間近に見るカールの紅葉。赤、黄、緑と自然が織り成すグラデーションが見事です。


何やら見かけない物体を背負ったこの方。上高地から奥穂高山頂までGoogleのストリートビューを撮影中との事で、背負っている物体は15個のレンズを装着したパノラマカメラ、重量25キロだそうです。ストリートビューもついにここまで来ました。


涸沢から約2時間、奥穂高山荘に到着。眼下には涸沢カールが広がります。


更に小屋から40分ほどで奥穂高山頂に到着。富士山、北岳に次ぐ3番目の高峰です。


雲は多めながら360度パノラマの景色は登山の疲れを癒してくれます。
槍ヶ岳、いつ見ても素晴らしい山容です。


北アルプスの貴婦人と称される常念岳


そして経験を積んだ者のみ登頂を許されるジャンダルム


御嶽山は雲に隠れて見えませんでしたが、雲の上に噴煙が確認できました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。


奥穂高山頂で絶景を堪能した後は同じルートで涸沢に戻って来ました。

そして最終日の朝、前日見ることができなかったモルゲンロート、色付きは今ひとつでしたが何とか拝む事ができました。


登山道で見つけた半分色違いの楓


紅葉シーズンの涸沢はこれで5、6回目になりますが、何度見ても飽きない素晴らしい光景が広がっていました。
それにしても凄まじい人出、登山ブームとはいえ、ちょっとした観光地のようになって来ました。


コメント
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