熟年男の歳時記

趣味のバイク、料理、DIYや旅行記を中心に日々の暮らしと感じた事など気ままに綴って行きます。

和・華・蘭文化を訪ねる長崎の旅(3)

2014-10-16 17:52:07 | 国内旅行
長崎滞在3日目の今日は中島川石橋群を皮切りに浦上方面まで足を伸ばしました。

長崎市出身の写真家・上野彦馬生誕の地に建つ記念碑。坂本竜馬や高杉晋作など著名人の肖像写真などを撮影した写真家です。


中島川に架かる石橋群の中でもひときわ目立つ「眼鏡橋」
日本最古のアーチ橋で興福寺の唐僧によって築造され江戸の日本橋、岩国の錦帯橋と共に日本三橋の一つといわれており、皇居・二重橋のモデルでもあるそうです。確かに二重橋とそっくりです。


次に訪れた先は、多くの寺院が並ぶ寺町通りの中ほどにある「興福寺」
インゲン豆を日本に伝えたことでも知られる隠元禅師が日本を初めて訪れ住持した唐寺で、350年前に創建されたものだそうです。
今は色があせてしまっていますが、元々は朱色に塗られていて「赤寺」とも称されているようです。

三門、長崎で一番の大きさだそうです。


大雄宝殿


特徴的なアーチ型天井と両脇にある組子の丸窓。
組子とは、釘を一切使わず組み上げる技法で、ここの物は氷を砕いたような文様に特徴があるそうです。




次に「シーボルト記念館」を訪れました。
中心部からやや離れた場所にあることからあまり観光ルートに登場しませんが、西洋医学を日本に伝えたシーボルトの功績など詳しく紹介されています。




シーボルト記念館を後に浦上方面に移動し平和公園、浦上天主堂、そして最後に原爆資料館を見学して本日の観光は終了、早めにホテルに戻りました。


被爆した石像群、原爆の破壊力のすさまじさを改めて認識させられました。


コメント
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