まめまみなブログ

グルメネタ中心 ~泉州より~

【埼玉スーパーアリーナ】『<猪木祭り>猪木軍vsK-1軍7対7全面対抗戦』 2001年12月31日 観衆:35492人

2001年12月31日 | 埼玉県

  

 初めて来たさいたまスーパーアリーナは駅からすぐ近くにあり、新しく近代的なイメージの建物であった。

  

 入口前のグッズ売り場もすでに大盛況である。開場まで時間があったので、アリーナ内にあるジョン・レノン・ミュージアムに入った。

 ジョン・レノン・ミュージアムを出ると、5時少し前であった。大きく赤いパンフレットを持っている人が目についたので、これは買わねばと外の売店を見る。猪木軍とK-1が別のテントで、猪木軍の方がお客さんが多い。K-1の店でパンフレットを2000円で買った。ナップサック風のK-1特性のビニール製の袋に入れてくれた。

   

 5時頃、会場内に入る。席はS席で、10000円で買ったチケットを持っていたが、席を確認すると11列目ということで、同じS席でもまずまず見やすい位置にあった。真正面にリングというのがいい。
 大晦日なので、500円で年越しそばも売っていた。ちょっと迷ったが、ビールとサンドイッチを買って食べた。会場内を見ていると、あちこちでビールを飲んでいる姿が・・・。大きめの紙コップで650円なのだが、やはり、プロレス観戦にビールは欠かせない。

 6時試合開始の予定だったが、実際に始まったのは約20分遅れであった。

『試合開始』

 第一試合の高田×ベルナルドは、この試合だけが3Rということ。高田の足の状態では3Rしか持たないとの判断だとは思うが、それにしてもお互いに相手の領域に入っていけず、膠着したまま試合が終わってしまった。


 高田は、前回のミルコ戦の後だけに、もっとリスクを負ってでも飛び込んでいってほしかったし、ベルナルドもローキックを何発か出しただけで、特のパンチをガンガン打つということがなかった。<結果=ドロー>

 第二試合の佐竹×グレコでは、佐竹がタックルで飛び込むも、グレコにフロントネックロックで返されてしまうので、結局その後は、K-1の試合のようになってしまった。
 ルール上、ドローという結果に終わったが、判定では圧倒的にグレコが押していた。テレビで見るグレコのあのラッシュは見れなかった。<結果=ドロー>

 第四試合グッドリッジ×ブラガは、お互いに馬乗り状態になったまま膠着状態になりラウンド終了ゴングを待つという展開で消化不良のまま終わってしまった。ブラガのタックルのうまさが光った。

 第五試合の石澤×子安は、石澤が何度もタックルで倒してはパンチを打ち込むという展開の中で、あの石澤に寝技で決めさせなかったのだから、子安の寝技での健闘が光った。石澤であれば、相手の腕や足を関節技で決めようと思えば決めることができたと思うのだが実際のところはどうなんだろう。
 子安もよくがんばっていて、石澤の太股が赤く腫れ上がっているところがスクリーンに映し出された時は、会場が沸いた。

 休憩後、まずは猪木の登場である。ホームレスのかっこうで、出てきて、お決まりの「元気ですかぁー」から「1・2・3・ダァー」まで、猪木ワールドを展開したが、なぜが猪木のそばに付いていたのは「サスケ」であった。

 第五試合のフライ×アビティは、フライが登場から星条旗を掲げて、トランクスの模様も星条旗で、気合いがビンビン伝わってきた。対するアビティも負けん気の強さを表に出していたが、やはり、フライの方がこういう試合での場数をたくさんふんでいて、得意のパターンに持ち込んでの固め技での勝利であった。
 勝った瞬間、それまでの欲求不満を吹き飛ばすすごい歓声が響いた。私も思わず立ち上がってフライに拍手を送った。

 第六試合の永田×ミルコは、プロレスファンとして永田に勝ってもらいたかったが、あっという間のハイキック一発で決まってしまった。永田はレフェリーストップが腑に落ちないという表情をしていたが、あれだけきれいに蹴りをきめられたら仕方がないと思う。プロレスでは、あの場面から立て直して反撃をしていくのだが、ここはミルコの一撃必殺の蹴りをほめたい。
 それにしても、ミルコは、藤田・永田と蹴り一発で倒してきたが、今や一撃必殺という言葉は、フィリオからミルコにこそピッタリあてはまるようになった。
 永田には、この影響が1/4ドームの秋山戦に響かないように、むしろ、この敗戦をエネルギーにして、ぜひ秋山に勝ってもらいたい。
 一方、ミルコの価値が最高の所まで上がったので、次に誰と対戦をするのか楽しみでもある。

 第七試合の安田×バンナは、試合前のスクリーンで、借金や離婚や娘などの話題を振っていたが、後で聞くと、テレビの方でもしつこいぐらいこの話題をふくらませていたらしい。安田が勝ったから良かったが。
 試合前は、正直に言って相手があの強いバンナだけに安田が負けるのでないかと、とても心配であった。
 1Rでは、バンナにヘッドロックを決められてしまい、ゴングが鳴るのを待つという展開になり、組技でも倒せないのかとさらにその心配が大きくなった。
 しかし、それでも安田はガンガン前に出て、相手に密着して倒し、固めに行くという、とても泥臭く安田らしい展開で見事にギブアップを奪ったのである。
 その瞬間、会場は大いに盛り上がった。さらに、娘を肩車してコーナーに上がって喜びを表現する姿に感動した。安田のおかげで、来て良かったと思うことができた。安田選手おめでとう!

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【大阪プロレス】 『デルフィン アリーナ』フェスティバルゲート 2001年12月24日 観衆:235人 大阪市

2001年12月24日 | 大阪市新世界周辺

  

 ○橘隆志 ●柏大五郎

 柏大五郎の試合運びの様子を見ていると、随分落ち着いて、地に足がつきつつある印象を受けた。大阪プロレスに連日出場しながら、間違いなく実力をつけていっている。
 休憩時間にTシャツを持って会場内を歩く大五郎が、とても控えめで、小さい子にサインを頼まれて書いている様子などを見ていると、とてもいい人であった。しかし、フラックスに入った以上、会場内ではいい人をあまり見せてはいけないと思うが・・・。

  

 ○B・バファロー ツバサ ●高井憲悟 S・デメキン

  デメキンと高井の元気のいいコンビも、インフィニティの二人の連携の前には苦しい展開であった。高井の左膝に集中攻撃を加えたインフィニティの余裕の勝利であった。
 B・バファローは30日に行われるトークショーの宣伝をリングでしていた。ツバサと一試合だけ試合もするそうだ。

  

 ○Gamma{8分22秒 体固め}シュウ

 シュウがGammaの握手を求めた手を蹴り、先制攻撃で圧倒するも、場外乱闘になったらGammaの独壇場で、後はGammaのペースであった。シュウは、Gammaのように一つひとつの技に重さを重さを感じられるようなってほしい。

  

 ○Z・マンドラ 大王QUALT{8分33秒 体固め}●タイガースマスク 橘隆志

 この日、村浜が欠場のためか、橘が二試合目の登場である。カルト・マンドラ組は、技が重くて強い。タイガースマスクの両足で相手の顔をはさみスィングしながらひねって投げる技はインパクトが強かったが、一発のチョップなり蹴りですぐに相手に流れを取り戻されてしまう。最近はカルト・マンドラのコンビでずっと試合をしているが、力がある上に反則技も上手くとてもいいコンビである。

  

 ○ミラクルマン えべっさん{12分6秒 ミラクルストレッチ42号}●くいしんぼう仮面 S・デルフィン

 えべっさんとくいしんぼう仮面が、サンタさんの帽子をかぶって入場してきた。リングに入るとえべっさんがその帽子をミラクルマンにかぶせた。ミラクルマンはいやがるそぶりをするも、ポーズをつけてしまう。それにしてもミラクルストレッチ42号ということは、42種類もあるということなのか、ゴロ合わせなのか、気になる。 
 えべっさんが、またもサンタクロースの話題で、実はえべっさんがサンタクロースだったということでおさめようとする。子どもづれの若いお母さんから非難をあびていた・・・。


   

 くいしんぼう仮面。

  

 えべっさん。

  

 ブラックバファロー。

  

 S・デメキン。

  

 Gammaと。

  

 試合後。えべっさん・ミラクルマン・くいしんぼう仮面。

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【大阪プロレス】 『デルフィン・アリーナ』 2001年12月15日 フェスティバルゲート 大阪市

2001年12月15日 | 大阪市新世界周辺

  

 ○S・デメキン ●シュウ

 シュウの左膝に関節技や低空ドロップキックで集中攻撃したデメキンの余裕の勝利。今日の試合を見る限りでは、デメキンとシュウには実力の差がついてしまったような印象を受ける。
 シュウというキャラクターとパフォーマンスも空回り気味なので、もっと実力をつけて強くなってほしい。

  

 ○アステカ ●高井憲悟

 アステカに対して、憲悟は、シャーを連発しながら生きのいい攻撃をしかけていくも、レスリング技術と試合運びではアステカの方が上か。

  

 ○B・バファロー{10分 エビ固め}●橘隆志

 成長著しい橘隆志が善戦した。バファローは苦しくなると急所攻撃・フランソワーズのちょっかいなどの反則から巧みに流れを引き寄せていた。
 以前の橘だったら、もう終わりかという思わせる場面も跳ね返し、反撃していく様子を見ていると、今後に期待を抱かせる内容であった。
 なお、1月3日は、インフィニティにフランソワーズが合体して正規軍と対戦するという発表があった。フランソワーズがデビューするというのだ。しかも、この情報は、次の週刊ゴング、週刊プロレスにも掲載されるらしい。フランソワーズ恐るべし・・・。

  

 ○柏大五郎・Gamma{9分19秒 体固め}●くいしんぼう仮面・S・デルフィン

 この日はえべっさんが欠場なので、くいしんぼう仮面は最初からシビアな戦いに放り込まれた。ガンマ・大五郎は急所攻撃などの反則技を巧みに使いながら、くいしんぼう仮面を一方的にいたぶる。くいしんぼう仮面の一番の見せ場の「関空トルネード」も、ガンマの椅子攻撃によって阻止されるという、苦しい戦いであった。こういう展開になると、くいしんぼう仮面の打たれ弱さが気になった。
 最後は、デルフィンがガムテープで両手をコーナーポストに縛り付けられるというとんでもない手段により、孤立したくいしんぼう仮面がフォールされた。
 柏大五郎は、くいしんぼう仮面の大阪名物世界一ベルトが欲しいらしい・・・。

  

 ○大王カルト・Z・マンドラ{10分22秒 体固め}●ミラクルマン・村浜武洋

 相手が入場してくるやいなや、正規軍が場外で先制攻撃をしかけるも、乱闘になればカルト・マンドラの方が一枚上手。ミラクルマンのマスクを破ってしまうという奥の手まで出し、力を見せつけた。
 アステカがリングに入り、1月3日は、カルト・マンドラを今日のミラクルマンと同じ目に合わせると挑発していた。アステカもすっかり大阪プロレスに溶け込んだものである。
 コーナーに立っている村浜に何回もカルトがぶちかましてきて、村浜が落ちてくるたびに、よけなければならない忙しい場所で観戦を楽しんだ。


  

 ツバサ。

  

 村浜武洋 ミラクルマン。

  

 くいしんぼう仮面。

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