<大阪タッグフェスティバル2004>
○スペル・デルフィン(7分25秒カバージョ2001)●的場真人
的場選手のデビュー戦は、IMPホールでスペルデルフィンが相手であった。あれから、どれぐらい成長したかを計るには絶好の相手。デビュー戦では攻めても攻められても間がつかめずじたばたしていたが、流れを作れるようになってきた。身体もがっしりとし、チョップにも重みが出てきた。それでもデルフィンにあしらわれた印象はぬぐえず。初白星目指してがんばれ!
一回戦 ツバサ&○ユタカ(11分05秒ウラカン・ラナ)ミラクルマン&●ペロ
いきなり、ミラクルマンが普段と違う激しく厳しい攻めをガンガン繰り出し、タッグフェスティバルに対する意気込みを見せ、会場の雰囲気を一変させた。ツバサの負傷している右足にも容赦のない攻撃を繰り出し、激しく攻める。しかし、最後はユタカがふんばりかろうじての勝利。
一回戦 ○怨霊&GENTARO(10分47秒怨霊クラッチ)大王QUALLT&●ゴア
最初から愚連隊のペース。相手を分断しては連携を駆使して痛ぶる。このまま決まるかと思われたが、怨霊の一瞬の隙をついたパウダー攻撃がズバリ決まり丸め込まれた。怨霊が出てくると、化粧品のにおいが会場を包み、動くたびに白い粉が飛ぶので独特の雰囲気になる。
一回戦 ○“ビッグボス”MA-G-MA&ブラックバファロー(8分45秒逆片エビ固め)●村浜武洋&Gamma
事実上の決勝戦と謳われたこの一戦であったが、村浜の右足の負傷が想像以上に厳しく、足を攻められると全く動けない状態になり、Gammaとの連携もままならず。勝負に徹したMA-G-MA・バファローが村浜の足を中心に攻め続け、勝利をぶんどった。
一回戦 えべっさん&○大黒さん(10分54秒爆YAMAスペシャル→体固め)ビリーケン・キッド&●タイガースマスク
負傷欠場していたタイガースマスクがどれだけ動けるか注目したが、動きを見ているとやはりまだ十分な状態ではなかった。そのタイガースマスクの脇腹に蹴りをたたき込むキラーえべっさん。他団体を渡り歩いてきた成果を十分に感じた。最後の大黒さんのトップロープからのプレスは強烈だった。
準決勝 ○ツバサ&ユタカ(13分16秒ドラゴンスリーパー)●怨霊&GENTARO
一回戦と違って、怨霊・GENTARO組が最初からペースをつかみ激しく攻め立てる。怨霊は独特の雰囲気、GENTAROはふてぶてしい表情がいい。この試合もユタカが検討しねばりを見せ、最後は切り札ツバサのドラゴンスリーパーが決まり決勝進出。ツバサの足の状態とユタカの若さから判断して、このチームの決勝進出を誰が予想しただろう。
準決勝 “ビッグボス”MA-G-MA&○ブラックバファロー(7分49秒エビ固め)●えべっさん&大黒さん
この試合でもキラーえべっさんを見た。途中から上半身裸になり戦闘モード。MA-G-MAにもバファローにも力負けしない。こういうえべっさんを見るのもいいものだ。大黒さんの攻めも重みがあるため両チーム互角の展開。最後は押え込み合戦をバファローが制した。
トルトゥガー復帰戦スペシャルシングルマッチ ○トルトゥガー(11分34秒片エビ固め)●くいしんぼう仮面
久しぶりにトルトゥガーが元気な姿を見せてくれた。相手がくいしんぼう仮面ということもあり、彼らしさを随所に発揮し、ロープ渡りも披露してくれた。しかも、フォール勝ち!これはくいしんぼう仮面からの贈り物かも。試合後のマイクアピールでは会場を感動の涙につつむ場面もあった。
決勝 ○ユタカ&ツバサ(15分39秒片エビ固め)“ビッグボス”MA-G-MA&●ブラックバファロー
実力・体調から考えて、もMA-G-MA・バファローの方が有利に見えるこの決勝戦。しかし、この一戦を制したのは福田ユタカであった。MA-G-MAのマンドリラー他の強烈な技を食らっても歯を食いしばって立ち上がる。この気力はツバサと組んだ事で絶対に負けたくないということがいい方向に出たのだろう。もうダメか・・・という場面を返すたびに会場は大興奮。最後も一瞬の丸め込みとはいえ、そこまでふんばったユタカのがんばりに拍手。大いに盛り上がった決勝戦であった。
最後にマイクをにぎったユタカから「チカコ、結婚してください。」という言葉が出て、チカコはまんざらでもなさそうな様子。さらに、「来週のデルアリで結婚式をします。」とまで勢いで言ってしまったユタカ。果たして・・・・・・・。
最後にマイクをにぎったユタカから「チカコ、結婚してください。」という言葉が出て、チカコはまんざらでもなさそうな様子。さらに、「来週のデルアリで結婚式をします。」とまで勢いで言ってしまったユタカ。果たして・・・・・・・。