まめまみなブログ

グルメネタ中心 ~泉州より~

【大阪プロレス】『大阪ハリケーン2005』2005年2月13日(日) 大阪府立体育会館 観衆:4092人

2005年02月13日 | 大阪市難波周辺
「大阪ハリケーン2005」

○ユタカ(6分51秒ワルキューレ→片エビ固め)●ラ・内田
  
 大きい会場でテーマソングに合わせてノリノリで踊るラ・内田。実力では数段上のユタカに果敢に挑むもはね返される。しかし、この大きい会場で第一試合をやりきったことでまた一つ成長してくれたことだろう。

ビューティフルジョー&○冨宅飛駈(10分36秒ビューティフルチキンウイングフェースロック)アステカ&●デンセンマン
  
 楽しい試合をしようとするジョーとそこに入り込めない冨宅のコンビが実にいい味を出していた。大阪プロレスには久しぶりの登場のアステカもジョーの意図をくんで試合を盛り上げる。デンセンマンに関節技をかける冨宅に対して「場の空気を読め」というジョー。最後にはなかなかかぶろうとしないジョーのヘルメットを観客の声に応えてかぶった冨宅がパワーアップしてデンセンマンを関節技でしとめた。

1対2変則タッグマッチ 
・1本目 ●タイガースマスク(3分52秒イステリアスペシャル)○イステリア
・2本目 ○タイガースマスク(3分18秒片エビ固め)●イステリア 
・3本目 ○タイガースマスク(1分49秒片エビ固め)●ケンドーコバヤシ
  
 ケンドー・コバヤシが登場し、マイクパフォーマンス等で見せ場をつくるも、最後は調子にのって押さえ込もうとしたところを逆に押さえ込まれた。
 タイガースマスクには、来年のハリケーンで本当にメインに立てるように、これからの奮起を期待したい。

MWF認定世界ジュニアヘビー級選手権試合 <王者>●オリエンタル(17分18秒テキーラサンライズ)<挑戦者>○“兜王”ビートル
  
 最初からオリエンタルの腹部が気になっていたが、あばらを痛めていたらしい。それにもかかわらず、ボディープレスをガンガン決めていくオリエンタル。終盤、トップロープから飛んだ時にはひざでブロックされてしまい、これが致命傷になってしまった。万全の体勢での再戦を望む。
 映画「兜王ビートル」の放映が決まり、ベルトも奪取し、兜王ビートルの今後の活躍が楽しみだ。

大阪名物世界一選手権試合
<世界一>○くいしんぼう仮面(11分23秒関空トルネード→片エビ固め)<世界二>●えべっさん
  
 ハリケーンではおなじみのこの二人の選手権試合。はじめはジャンケンからはじまったが、松井さんに大きい会場らしくと言われて野球拳を始めてしまう。その後もネタを次々披露して会場を笑いで包んでくれた。最後は松井さんを巻き込んで誤爆を誘ったくいしんぼう仮面が得意の関空トルネードからフォール勝ち。

「ツバサ復帰戦」スペシャルタッグマッチ ●スペル・デルフィン&ザ・タイガー(14分32秒スーパー・ウラカン・ラナ)獣神サンダー・ライガー&○ツバサ
  
 ツバサの復帰戦、一番見たかった試合である。長いブランクがあったとは思えない動きを見せるツバサ。ライガー・ザ・タイガー・デルフィンという一時代を築いた大物三人もツバサの復帰を祝福するように素晴らしい動きを見せてくれた。さすがに器が違う。
 途中、足を集中的に攻められ心配させられたが、最後まで動き回り、フィニッシュまで決めたツバサに大歓声。大阪プロレスでの彼の存在感の大きさを実感した。
 ツバサ選手、復帰おめでとう! 

大阪プロレスタッグ選手権試合
<王者組>●大王QUALLT&ブラックバファロー(17分24秒ファイヤーバード・スプラッシュ→片エビ固め)<挑戦者組>○ビリーケン・キッド&ペロ
  
 狼に変身したというペロに注目が集まったが、確かに今までの彼と比べるとスピード感・力強さで格段の違いがあった。QUALLT・バファローのうまい試合はこびに分断される場面も多かったが、ペロの強い気持ちが試合の流れを引き寄せた。フィニッシュの前のドラゴンスープレックスが強烈に決まったのが大きい。 ペロ、おめでとう!

大阪プロレス選手権試合 
<王者>●“ビッグボス”MA-G-MA(16分47秒ドルフィンマジック→片エビ固め) <挑戦者>○スーパー・ドルフィン
  
 スーパー・ドルフィンになって府立のメインで選手権に挑戦という緊張した様子で登場した。沖縄での特訓の成果か、ビリーを彷彿させるような軽快な動きを見せてくれた。
 MA-G-MAの必殺フルコースを受けながらも強い心で返していく姿に、会場の声援もだんだん大きくなっていく。
 セコンドのバファローがリングサイドに立った時に、拳にタオルを巻いた徳山選手が必殺のパンチを放ち、その隙をうまくついたドルフィンがフォールを奪った。
 最強の男からの勝利は素晴らしい。しかし、これからは今まで以上に狙われる存在にもなる。スーパー・ドルフィンの真価が問われる第三章が始まる。


  
 
  
 
  
 
  
 
  
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