まめまみなブログ

グルメネタ中心 ~泉州より~

【大阪プロレス】 『デルフィン アリーナ』橘隆志ラストマッチ 2002年7月28日 観衆:400人 大阪市

2002年07月28日 | 大阪市新世界周辺

 橘隆志選手のラストマッチという突然の知らせを聞いて、何としてでも行かなくてはと思い、無理矢理都合をつけて駆けつけた。やっと会場に着いたのが1:30頃、すでに人がいっぱいであった。少しでもリングに近い所をということで、会場内の売店の右端の一番後ろの所にもぐりこんだ。

  

 ○ツバサ・ブラックバファロー ●福田ユタカ・ビリーケン・キッド

 いきなり第一試合からインフィニティの登場。福田ユタカはまだ技も軽い感じが否めないが、大阪プロレスにずいぶんなじんできたように感じた。

  

 ○スペル・デルフィン ●えべっさん

 えべっさんが落語家の衣装で登場。いつものお賽銭箱を持った場内一周はなし。マットにはざぶとんが敷いてあり、そこへちょこんと座る。なにやら取り出した「R1」のチラシ。今度は一人しゃべりで出場するというのだ。
 試合の方は、すっかりえべっさんのペースにのせられたデルフィンが、いつも以上に試合中よくしゃべっていた。

  

 ○Gamma 大王QUALLT MA-G-MA{体固め 7分55秒}●タイガースマスク くいしんぼう仮面 村浜武洋

 タイガースマスクの動きが一番目立った。FLUXxxを相手にしても、自分の持ち味を出せるようになってきたのである。かなり成長したように感じる。

  

 ○くいしんぼう仮面{エビ固め 10分13秒}●ビリーケン・キッド 他正規軍6名

 ビリーケン・キッドと福田ユタカが大げさな演技で大いに会場を沸かせていた。福田ユタカは顔は二枚目タイプだけど、中身はこてこての大阪人であるとこの試合を見てわかった。上半身裸のえべっさんもなかなかいい。こういうパターンの試合をさせたら大阪プロレスの独壇場だ。

  

 ○スペル・デメキン・高井憲悟{13分3秒 片エビ固め}●橘隆志 シュウ

 橘隆志ラストマッチ、試合前から松井さんはもう涙をこらえている。橘隆志にとって、一番仲良く一緒に励んできた4人のタッグマッチは橘隆志を中心に熱い熱い戦いを展開した。
 試合が終わった後のセレモニーでは、選手や関係者一人ひとりから花と言葉を贈られ橘隆志も涙を止められない。会場のあちこちでもすすり泣きが聞こえてくる。
 そんな中での橘隆志のマイクの言葉
 「プロレスファンでいたころは、レスラーに夢や勇気を貰いました。
  自分もレスラーになる事で、ファンの皆さんに夢や勇気を与えれると思いましたが、
  それは大間違いでした。レスラーになることでファンの皆さんに、
  さらに夢や勇気をたくさん貰っていたんだと、今、痛感しています。
  今回、家庭の事情でリングを離れますが、事情が許せばかならずこのリングに
  帰ってきますので、皆さんそのときはよろしくお願いします。」

  


       

  

  

  

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【新日本プロレス】『岸和田市総合体育館』2002年7月7日 観衆:1500人 岸和田市

2002年07月07日 | 岸和田市

  

 岸和田市総合体育館で新日本プロレスを観戦。会場の周辺で「TEAM2000」のバスを発見して記念撮影。

  

 会場に入ってすぐに、佐々木健介を発見。サイン入りTシャツを購入。

  

 ○井上亘{5分38秒 逆エビ固め}●矢野通

 うわさの新人である矢野選手を初めて見た。胸板が厚くてとても頑丈そうな身体をしている。その矢野に対して、寝技の応酬や腕の取り合いで基本技を中心とした第一試合らしい展開であったが、井上が相手にいいところを出させずに貫禄勝ちをした。レスリングでも負けないぞという先輩の意地が伝わってきた。

  

 ワグナーJr.. エル・サムライ{時間切れ引き分け}竹村豪氏 タイガーマスク

 竹村豪氏の変身ぶりと初めて見る四代目タイガーマスクを楽しみにしていた。あの地味な竹村選手がメキシコ遠征で吹っ切れたのか、全くの別人になっていた。相手ににつっかかっていく姿勢がいい。無我にとらわれず、メキシコ流の場外への飛び技まで披露してくれた。一方、タイガーマスクはこのメンバーに入ると一際小さいのだが、その分、タイガーマスクらしい飛び技やスピードで会場を沸かせていた。

  

 ○レイジ スーパーJ{10分15秒 体固め}●GOKUーDO 後藤達俊

 私は後藤が好きである。一番の理由は同じ年だから・・・^^ それに、あの風貌がなんともいい味をだしているではないか。  試合の方は、どう見ても体格で不利なT2000チームがかきむしりなどの反則技を起点に盛り返すという一昔前なら日本人と外人の立場が逆のパターンがおもしろく、楽しめた試合であった。こういう味を出せるレスラーを新日本プロレスは大事にしてほしい。

  

 ○越中詩郎 デバイン{12分5秒 エビ固め}●ブルー・ウルフ 鈴木健想

 うわさには聞いていたが、建想の身体は以前にも増してすごみを感じさせてくれた。しかし、この試合の主役は越中であった。観客へのアピールという点では建想がいくらがんばっても越中には及ばない。越中もその辺ををよくわかっていて、ヒップアタックを連発しては会場の拍手を自分のものにしていた^^ 最後もきっちりとお得意のパワーボムでしとめたが、G1でもまだまだ健在ぶりを発揮してほしい。高山×越中戦はおもしろい試合になりそうだ。

  

 ○AKIRA 金本浩二 外道{14分2秒 STF}●成瀬昌由 田中稔 獣神サンダー・ライガー

 一番輝いていたのは金本であった。さすがに地元関西では、人気もあり、関西弁で相手を挑発し、悪童ぶりを発揮していた。稔に元気がなく、足を重点的に攻められっぱなしであった。ライガー&稔&成瀬と実力者3人そろっているのに、連携が今ひとつか。見せ場を上手に作るのはT2000の役者3人であった。

  

 ○永田裕志 吉江豊{15分18秒 片エビ固め}●棚橋弘至 佐々木健介

 試合前に売店で健介と写真も撮ったこともあり、健介を応援した。この4人では、やはり健介と永田の技の重さとキレが他の二人と比べてレベルが違う。健介が吉江をブレーンバスターで投げた場面が一番盛り上がった。棚橋はメインやセミに抜擢されることにより経験を積んでいるが、打たれ強さはかなりアップしたように感じた。後で知ったのだが吉江のおしりの部分がやぶれたそうである^^

  

 ○リック・スタイナー 西村修 中西学{15分14秒 片エビ固め}●蝶野正洋 天山広吉 ノートン

 メインは期待が持てるメンバーによる6人タッグ。日本人組にノートンとリックが加わったことで、エキサイティングな場面を多く見ることができた。特に、リックの暴れっぷりは半端じゃなく、試合後、火災報知器をなぐり、会場内に警報が鳴り響いたほどである。
 中西が封印していた野人ぶりを思う存分発揮していた。リックとほえながらのリング一周や天山に対してモンゴリアンチョップを乱れ打つなど、なんかふっきれた様子でもあった。やはり、中西はこの方が似合う。このモードでG1にも突入してもらいたいものだ。
 一方、西村は、中西やリックがどんなに暴れようと最後まで冷静に無我の世界を築き上げていた。ここまで徹底されると頭がさがる。
 蝶野は、昨年の岸和田大会でも中西のスピアーを受けて腹部を悪化し動けなくなり大騒ぎになったが、今回もまさかのフォール負けということで、この場所と相性が悪いのかも・・・。

  

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