朝は寒い13℃だったので日中の26℃がとても暑く感じました。
温泉ですべすべの肌になった27日は天気予報では60%ほどの確率で雨でした。
はるか太平洋を遠望する標高1077mの霊峰玉置山に在るパワースポットの『玉置神社』を
参拝して帰路に着こうと思っていたのですが、駐車場まで30分、そこから山道を20分
歩くと聞いて幼児と足腰に爆弾を抱える爺婆では、昨日の吊り橋に本宮大社の石段の後と
いうこともあり断念。
そのまま北西に進路をとって天空の聖地・高野山へ行くことにしました。
東京生まれで東京育ちのお嫁ちゃんと孫は勿論初めての土地になります。
奥之院・中の橋駐車場まで約1時間半の山道でした。
先ずは奥之院・弘法大師御廟へお参りに。
上の画像は英霊殿への参道です。 モミジが少し色づき始めていました。
中の橋から奥之院と一の橋から奥之院の間はずっと昔からの大名や、最近でも大手企業の
大きな墓がずらりと並んでいるのは、行かれたことのある方ならよくご存知ですよね。
以前に行ったときには無かったお墓もいくつかありました。
落書き塚という変わった石碑に右の黒い石碑は花菱アチャコさんの新しい句碑でした。
それにまだ記憶に残っている東日本大震災の物故者慰霊碑も新しかったです。
普通、大阪方面から来ると西側の大門を経て大本山・金剛峰寺から刈萱堂を経て奥之院と
巡ってくるのですが今回は逆まわりでした。
金剛峰寺の壇上伽藍、金堂と根本大塔は最低限お参りしなくてはなりませんね。
善女龍王社の参道の橋や蓮池もほんのちょっぴり色づきかけていました。
この高野山を目指したもう一つの理由が【生胡麻豆腐】。
胡麻と葛で作るナマ胡麻豆腐は、本来賞味期限は1日しかなくて製造販売所で買って
その日か翌日までしか食べられないので、お取り寄せとかは基本は無理なんです。
高野山内には、濱田屋・角濱胡麻豆腐・森下商店・鈴木商店という胡麻豆腐のお店が
あって角濱さんの普通の胡麻豆腐はスーパーやデパートでも良く売られています。
ただ、どのお店でもナマはお店で買わないといけません。
個人的には森下商店さんのが好きで、今回も買ってきました。
もっちりまったりとして胡麻の風味も爽やかな上品な胡麻プリンのような食感です。
おっと! また食い意地が張りました。
そのまま九度山町まで下り、以前の大河ドラマ『真田丸』で有名となった真田庵にも
寄って帰りました。
ひっそりとした尼寺に萩の花が鮮やかでした。
そこから家までは京奈和道が繋がって、一時間もかからずに帰って来れるようになりました。
ちょうど帰宅したのを見届けたように雨が落ちてきました。