自営業を営んでいて、仕入れや労務工賃などの支払いとか
お客様からの代金のお振込みのために、できる限り手数料の
掛からないようにと、都市銀行・地方銀行・信用金庫など
複数の金融機関に口座を持っています。
西武の堤氏商法やダイエーの中内商法と言う時代を生きてきた
我々の年代は、たとえ1000円ずつでも毎月決まった日に
決まった金額を預けていて、長年それを続けていると信用と
なり、融資を受けたりする時の担保となると教えられてきた。
ところがクレジットカードが普及して電磁化時代に入ると
クレジットカードを利用して30万円ぐらいならすぐに借り
入れ出来てしまう時代に移り変わって、消費者金融なども
増えてくると、逆にクレジットカードをたくさん持って
いたり、銀行口座を多数持っている者は一気に瞬時にATM
やCD機で現金を引き出す詐欺が横行したこともあって
逆に信用度が低い時代を抜けてきました。
返す甲斐性が無いから借金するのも怖くて、家のローン以外は
いつもニコニコ現金払いが基本で借りるなんてことも無かった
けれど、今回、ゆうちょ銀行から「お取引目的等の確認」
という書類が届いた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/74/20f78d3555fa7035744e456627a4153a.jpg)
赤線枠は分かりやすいように私がつけたものですが、期間内に
返答が無ければ口座の取引を制限することがあると脅迫めいた
指示があった。
財務省や金融庁から金融機関への取引がある者へと言ったような
何らかの告知が公になされて、ある程度の期間を置いて届いた
のならまだ理解もできるが、他の金融機関からも何もないのに
いきなりこういうものが届いてびっくりだ。
しかも返答が無ければ勝手に制限するという、人の財布を凍結
する強硬手段。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/5c/ad565e368244e4558bd85ce7c4a537b1.jpg)
ましてや日本人で契約時に確認済みなのに国籍やら在留期間を
書けという。
万が一外国人であったとしても在留資格やカード番号などという
個人情報を書き込めというのは、アメリカの人種差別問題と
変わらんやないか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/57/c5e4acbb6ec861c27d6bde789600c8e6.jpg)
借金するわけでもないのに年収を書けとか、現金を使う理由
国際送金の目的など報告せよと。
ハッキリ言って取引先への振り込みは都市銀か地銀、協力業者でも
「ゆうちょ」を使っている所なんてまず無い。
一般のお客様がほんの一握り、振り込んでくださるだけなので
目くじら立てずに「ゆうちょ」なんて切り捨てても問題ないし
振り込んでもらっても3日と置かず銀行に入れなおしているので
不自由は感じないけれど、『親方日の丸』根性で上から目線で
やってこられたことに腹が立つ。
問い合わせのフリーダイヤルに電話して細かい返答を求めた。
所詮、お定まりのマニュアル通りでしか言えない派遣オペレ
ーターにまともに答えられるはずがないのは百も承知。
隅から隅まで何を尋ねられても返答できる責任ある人に
電話してきて欲しいというと「ちゃんと伝えますが一週間ほど
先になるかと存じます」と。
回答期限が7月9日までなので余裕を持って連絡して欲しいと
一応は電話を切った。
どうせ電話はすべて録音されていてそのまま伝わるのは
分かっていること。
取引を制限される前にこちらから取引を解約するだけ。
日本郵政は郵便事業も含めて問題が多すぎる。
完全民営化されていたらとっくに企業崩壊しているブラック。
やっとられん!
街のちっちゃな個人商店がマネーロンダリングやらテロ資金
なんてだしてられるか! 日々の生活で必死やのに。