くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

錦の里

2014年11月30日 23時46分41秒 | 奈良学

早朝は濃い霧で明け、日中は雲一つないお天気が維持されて、午後の陶芸サークルが
終わった5時頃から雨になりました。  天気予報がビンゴ!でした。

 

奈良市南東部の山間にあり紅葉の名所として知られる自然豊かな場所に992(正暦3)年、
一条天皇の勅命 を受けて兼俊僧正(藤原兼家の子)によって創建された寺院、山号を「菩
提山」、院号を「 龍華樹院」と号する菩提山真言宗 大本山 正暦寺があります。

実は3日前の27日の日記【奈良の東山】を訪れた際、午後1時半から次の約束の3時45分
までの間に空き時間が出来たのでこの寺にも寄ってみた話です。

国道169号線の奈良市から天理市に入る窪野之庄南交差点から東へ県道187号を辿り
道なりだと自然に右へ曲がるところを狭い農道に直進して川沿いに登って行くと左右に
のマークが点在する。

混雑時はかなり下の方に止めて歩かないといけないのですが、平日の昼間と言うこともあり
ガードマンの指示通りに進んで寺から一番近い駐車場に滑り込みました。
やっぱり日頃の行い、日頃の精進の賜物だと自負。
途中ですれ違った5台ほどの車がちょうど出て行ったのに入れ替わりに入れただけで
奥から5番目までの駐車場は満車状態でしたので、ホントにラッキーだったのです。

紅葉だけを考えると途中の観光バス駐車場から歩いて登ると紅葉の
トンネルを散策しながら堪能できるパターンです。
車で素通り(狭いので止められない)

奥の駐車場にはちょっと遅めの皇帝ダリアが誇らしげに咲いていま
した。

一番近い駐車場からでもこの紅葉の時期は少し歩いて登らなければならないのです。

      

足が悪いとチョイと厳しいのですけど川を挟んだ渓谷の景色を見ながらだと一向に疲れを
感じる余裕を与えてくれない紅葉が続きます。

階段を昇って足元の紅葉を踏まないように気をつけながら歩くと正暦寺で最も聖域である
本堂が見え本堂の前まで行って振り返ると鐘楼が紅葉に映えています。
      

一応仕事の途中だったのでユニフォーム姿でしたが、参拝のマナーに従って下と入り口で
一礼して正面で浄財を投入、線香を1本燻らせて立て本尊薬師如来様のご真言を3回唱え、
他の方に席を開けた位置に少し離れて再度合掌して、ちょうど特別拝観のために御開帳
されていた国指定重要文化財 本尊薬師如来倚像を拝見していました。

暫くしてまた一礼をして縁側に出て境内を撮影していましたら、本堂の中のご朱印をされて
いらっしゃったお坊さんが中から、ちょっとこちらへ来なさいと呼ばれました。

縁側から外を撮っていたのだから叱られることは無いだろうにと近寄ってみると・・・
「本堂の中は撮影禁止ですけれど、お堂の敷居を一歩出たら自由に撮ってもいいですよ。」と
堂内の方をチラッと見やって1人だけに聞こえるようにおっしゃってくださいました。
ずっとお参りをする作法をご覧になっていたので「コイツなら」と思っていただいたのだと
感じました。

要するにお堂の外からであれば縁側からでもお仏像を撮影しても咎めないということです。
それはもう必死で何枚も撮らせていただきました。

             

感謝の意を表してお仏像とお坊さんに礼をして気分よく本堂を離れました。

その後階段を下りて、上壇の間を持つ数寄屋風客殿建築であり、国の重要文化財に指定
されている福寿院 客殿に寄りました。
本堂とこの福寿院の拝観がセットになって拝観料が500円でした。
正暦寺の大自然を見渡す借景庭園の素晴らしさからすると安いくらいに思えました。

             

こちらにも県指定重要文化財 孔雀明王像、京狩野3代目 狩野永納筆の襖絵など。

そこから奥へ半鐘や金属鐸がある廊下を渡って行くと不動明王像の護摩堂があります。

                        

ここからの紅葉もまた素晴らしい景色でした。
堪能させてもらった後、福寿院の門を外へ潜りまだまだ広がる紅葉をまたカメラに収め
ながら降りて行きます。

ここは『日本清酒発祥の地』だとかで石碑やそのポスターなどもありました。

                

ここまで約2時間。
そろそろ待ち合わせの場所に向かう頃となり、車に戻ることに。

それでも名残惜しくて何枚もまたパシャリ! 足元も忘れずに。

             

土産物屋さんもしっかりチェック(だけ)して正暦寺を離れました。

 

 

 

 


うまかった。

2014年11月29日 23時23分39秒 | ひとりごと

朝から未明の雨のせいもあったのですが、もう露天駐車の車の窓は結露でビシャビシャに
なっている季節になっています。

日中の温かさの中で飽和状態になった水蒸気が気温の低下によって気体で居られなくなって
凝結して液体となって重みが出て降りてくる。
これが真冬になると凍てて霜となる。

もっとも日中の気温が上がらずに水蒸気量が少なかったり乾燥した空気が流れ込んで来たり
風があったりするとそういう現象も起こらない。

とにかくこれからは朝一番に車で走り出す前の作業が増えてくる季節です。

今朝はそんなワイパーを動かしても次々と冷え切ったフロントガラスに露が付着して来る日。
ある程度車が温まりフロントガラスの温度が上がらないとすぐに曇る日でした。

午前中は仕事で来週の準備などを含めて半ドンまで。
この前の3連休に大和高原で「穴窯」に作品を入れてもらって焼成してもらっていたのが
3日間の焼成を終えてもらってじっくりじっくり冷却された『窯出し』の日でした。
お手伝いしに伺わなくてはならなかったのですが、よう行きませんでした。

後でソコソコ多くの方々のお手伝いがあったように聞いて、ちょっと気が楽に。

午後は18年の間に2年に一度、お二人でジョイントコンサートをされてきた、地唄・筝曲の
名取で大授導の職格を持たれる演奏会に伺いました。
お知り合いになってから毎回呼んでいただいていたのですが、今回の10回をもって
ジョイントコンサートと言う形での演奏会は卒業されるという記念の会でした。

           

いつものように音楽好きの友人夫妻たちと現地(大阪市平野区喜連)で落合いました。
今週は都合2回こういう邦楽に勤しんだ週となりました。

三絃と筝の響きもさることながら唄もとても良かったです。
2時間の間に4曲を楽しませていただきました。

 

終演後は友人たちと難波まで戻りビアレストランに。
ヴァイツェン・ビールと、この店イチオシの鶏の唐揚げなど楽しみました。

                    

グルメという訳でもありませんが庶民の唐揚げでは最高だと思っています。

 

 

 


ツレすま

2014年11月28日 23時18分13秒 | ひとりごと

2011年10月8日全国公開された映画に『ツレがうつになりまして』というのがありました。

  

もちろん、その頃からやっと宮あおいサンを認めだしまして(何で上から目線なんだろ?)
堺正人サンは元々好きな俳優さんだったので観に行きました。

で、タイトルのツレすま

妻のガラケーが4年半の使用に耐えきれなくなって電話をかけてもかかっても、相手の声が
全く聞こえなくなりまして、ついにスマホに機種変することに。

結局ショップの薦めるままに僕のと同じギャラクシー5にしました。
まあ初めてのスマホで使い方など分からなくなっても同じ機種の無料家庭教師が
居るので困らないだろうという算段。

基本動作の電話の掛け方・受け方やメールの送受信の仕方から、文字や記号
絵文字の入力の仕方まで教えて、息子達や親戚に友人たちが待望していた
アプリLINEをインストール。

使えるようになった途端電話帳が同期されてウエルカムメッセージが入るわ入るわ。
次から次へと「携帯変えた?」「スマホ?」「マジで?」などなどなど・・・
まだガラケーとは入力方法が違ってマゴマゴしているので代理打ち込みに追われてます。

そんなわけで今日の日記は  このくらいにしといたるわ!! (やっぱり上から目線)

ついでに紅葉の写真、また1枚、小出しにしといてあげまっさ。(上から目線が何か?)

 


奈良の東山

2014年11月27日 23時22分33秒 | 季節の話

先日は天理市で仕事をしていましたが、今日は奈良市の盆地の東山となる城山や菩提山の
麓になる窪之庄町。 
国道169号線を信号ひとつ南に行けば天理市となるところ。

山を見上げると赤に黄色に緑

すっかり秋、それも深くなっている。

いつもの癖でお昼休みに少し奥へ入ってみた。

もう何枚撮ったか分からないくらい  パシャパシャやった。

その後、奈良県庁の近くに用事があって帰り道、奈良県文化会館前(興福寺北側)の
公園も紅葉真っ盛りでした。

そして帰路に日が暮れて

そんなんもう、言葉なんかいりませんやんね。


一流なんだけど

2014年11月26日 22時36分33秒 | どうでもエエこと

カテゴリー;どうでもエエこと の通りメチャメチャどうでもエエ日記です。
それでも書き留めておきたかったので・・・予めご了承ください。


毎度訪問いただく方にはよくご存知のことですが、音楽はジャンルや国籍を問わずほとんど
なんでも聴きますし受け入れます。
ときどきその日のお話し相手と音楽の話をすることもあり、今日もそうでした。

意外と話が分かりそうな雰囲気だったので洋楽の話になったとき、僕の好きな曲を言いました。

エニグマ
 (ドイツを活動拠点とするヨーロッパの音楽プロジェクト)
 (西洋語で「謎」、「なぞなぞ」、「パズル」、「暗号機」等を意味する)
特に僕の葬儀にかけて欲しい13曲の一つとしてCDに登録してあるくらい
次のYoutubeにもある
『リターン トゥ イノセンス』(無実に帰れ!)が好き。
あの世への旅立ちを後押ししてくれそうな感じが葬送曲として嬉しい。

Enigma - Return To Innocence

なのに相手はエニグマをエンヤ  と聞き違えて
「ああ、あの教会音楽・讃美歌のような曲を歌う人ね」と言う。
確かにエンヤの方が超一流だけどエニグマも一流なんだけど。

こういう場合、僕はオタクなのかなぁ?と思う。

説明するのももどかしくてじれったいので別の人も挙げてみた。
映画『ダンサー イン ザ ダーク』で主役のヒロインも演じたビヨーク
2000年のデンマーク映画で第53回カンヌ国際映画祭 パルム・ドール
女優賞受賞で第57回ヴェネツィア国際映画祭 金獅子賞も獲得している。

声は決して良い声だとは言えないけれど アイスランドの人気女性歌手で
何とも言えないミュージカル風の雰囲気が良かった。
列車のレール音がプチ・鉄チャンの僕にはとても良いリズムで、悲壮な貧困生活をしながら
少しずつでも前に進んでいる気がする勇気を呼んでくれる曲だと思う。

Dancer in the Dark : Bjork - I've seen it all

これも思いっきり間違われて超一流のビヨンセと思い込まれてしまった。
そりゃ渡辺直美がモノマネをしたり見た目の妖艶さにエネルギッシュな歌唱は
嫌いではありませんが根本的に違う。

こういう思い込みの強い相手と話をするのは非常に疲れる。
最初のエニグマでやめておけばよかった。

そう言えば国産の歌手もメジャーデビューしたての新人の中から光っている人を応援して
3~4年するとみんな売れてコンサートもチケットを獲るのが大変になってまた別の新人を
応援している気がする。

やっぱり オタク なのか ・・・ なぁ。


初お目見え

2014年11月25日 23時59分13秒 | 下町グルメ

今月に入ってなんかやたらに初めてお目にかかるものが押寄せて来ました。

自分が広島のサイクリングに参加している時、
妻の母方の祖母7回忌で、妻は義母の付き
添いで新潟へ行っていました。

 

夫は西の安芸に、妻は北の越後(中越)へ
という訳です。

 

で、親戚から僕がスコッチ派だということで
スコッチのお土産がやって来ました。

 

ヤフオクって何でもあるものですねー。
初めて見た物で調べてみたら、コレの古酒が
1,000~1,300円ぐらいで出てました。

 

僕が20代の頃はジョニ黒が5,400円
シーバスリーガル 12年40゜ 6,000円ぐらい
サントリーリザーブ 40゜で3,600円
サントリーオールド 43゜も2,300円ぐらい
だったような記憶があるけれど
今じゃ酒税とやらも軽減されて、ほぼ半額。

あの時の価格ってなんだったのだろうと思いますね。
海外旅行の際には免税店で日本なら3万円は下らなかったものを規定の3本買って来ては
チビリチビリやるのが楽しみだったのに、今じゃ国内でも1万2千円ぐらいで買えちゃう。

一緒にサイクリングで走ってくれた相棒の
「新潟に行っているのなら越乃寒梅や久保田、八海山なんかでない地元民がお奨めの酒を
三本ほど買って来てもらえないだろうか」と言うリクエストを伝えたところ、親戚連中のお薦
めがこの3本でした。

「越の誉」も関西には出回っているけれど、この『吟醸』はそう出回っていないらしい。
もっとも僕は日本酒をやらないので味は???です。

帰って来て顔を見るなり「食べたことのない美味しい饅頭があった」と何度も何度も言うので
ネットで調べてみたら取り寄せできるようなので申し込んでみた。

新潟高柳じょんのび村という日帰り温泉三セク公共の温泉旅館!農村リゾート観光施設の
すぐ近くで販売されているらしい、ほんのび饅頭

                      

黒糖饅頭ともかりんとう饅頭とも見えるのだけれど、皮はモッチリしっとりで黒糖饅頭ほどの
苦味が無く、見た目と味とが過去にない新鮮な感じで甘さも抑え目。
個人差はあるだろうけど確かに旨かった。
大酒飲みばかりが肩を並べる義母の親戚連中なので、甘いものなど食べ無い人種が
「これはイケる」と口を揃えて言ったと云うのもまんざら嘘ではなかったようだ。

地方の山中の菓子舗なので郵便振替しかダメだったり、すぐに送って欲しいというのが
通じずにのんびりした対応で、発送日などコチラの意向と合わずにイラッとしたことも
あったのですが、1個90円と今どきにしては嬉しい価格。
いや、とにかく不思議な食感と味に驚きが隠せませんでした。

 

 


2日続きで

2014年11月24日 23時33分10秒 | ひとりごと

昨日も温かかったですけれど今日も負けずに良い天気で、午前中は地元でゴニョゴニョ・・・
午後は大阪へ出かけました。

大阪城がこの角度で見えるのがJOBK-NHK大阪放送局。
ここにあるNHKホールでの朝日新聞チャリティー第56回各派合同三曲演奏会
に今年も呼んでいただいて伺いました。

各流派を代表される方々の演奏はとても素敵でした。 (ごく一部残念なのもありましたが)
普段聞きなれない音源をタマにこうして聴かせていただくのは日本人として心洗われる気が
します。

もちろん ついでに フィギアスケートの村上 佳菜子チャンや朝連ドラの『マッサン』の
エリーちゃんとのツーショットも忘れずに。

                              

何処へ行っても何でも楽しんで来ずにはいられない難儀なオッサンです。

夕方からまた尼崎など  走り回ってきたのですけどね。

 

 

 

 

 


2014年11月23日 23時46分39秒 | 下町グルメ

昨日の天理でのお仕事でイロイロお話をしているうちに、自称;下町B級グルメで、タマに
カフェ巡りや蕎麦処巡りをしてブログネタにしていると、ついクチを滑らせてしまいました。

そうしたら『すぐ近くにカフェがあるからご一緒しましょう!』なんてことになってしまいました。

少し前まではCafe de Reve(カフェ・ド・レーヴ)という名前だったのがリニューアルして
Cafe Le Reve(カフェ・ル・レーヴ)でカフェレストランをされているようです。

フランス語で夢と云う意味のようでした。

門をくぐるとアプローチが続き右側に玄関がありました。

門の方を振り返ると額の中の借景みたいで綺麗でした。

 

お料理はお客様から『ブログのネタになるのでしょ?』と逆に促されました。

      

      

自家製パンがソフトフランス・アールグレー・パンプキン・クルミなど食べ放題。

◆iris コース(1,800円)◆ とリッチな昼食を ご馳走になってしまい恐縮しきりでした。

 

16日の広島・とびしま海道オレンジライド2014のプロのカメラマンが撮ってくれていた写真
がWeb上に公開されていました。(要パスワード)

もうあれから1週間も経っていたのに驚きました。
65Kmを越えた頃から腿や脹脛が攣りそうになっていたのに、すぐに入った風呂と水風呂
が効いたのかその後は全く痛くなく過ごせました。
ただ、水曜日頃に背中に10Kgの米袋を担いだようなズシン感が襲ってきたのは参りました。

やっぱり歳だなぁとシミジミです。
健康維持のために続けようと思っています。

 


布留川沿いの秋

2014年11月22日 23時33分36秒 | 奈良学

大和盆地東方の龍王山(りゅうおうざん) を源として、西方の平野部に流れ、西流して
初瀬川(はせがわ)と合流して、やがて大和川に流れ込んで大阪湾へとたどり着く。

ハッキリとした川としては天理ダムの放水点から始まっているのですが、石上(いそのかみ)
神宮の北側を西へ流れ県道51号線の布留辺りから幅も広くなり勾配も緩んで流れる。

その辺り一帯は信者数は200万人を数え、その教えは海外80カ国に広る天理教の聖地と
なっています。      残念ながら私はその信者ではありません。

昨日は奈良市の大安寺町での仕事で近所の大安寺を散策しました。
今日は天理市布留町に伺い、その途中の道で感じた秋を撮りました。

天理市川原城町から布留へと向かう天理教本部の前を通る銀杏並木です。

先に見える歩道橋の左(北)側に天理教本部があります。

そして右(南)側には天理大学・天理小学校・天理教参考館などが並びます。

歩道橋から振り返って見るイチョウ並木もとて寝美しいです。

ついでに周辺も見回してみました。

   

この街は信者の方達のご奉仕でいつもきれいに掃除が行き届いていて、ゴミひとつ
落ちているのを見たことがありません。

上の画像左から2つ目の桜の木も美しく紅葉していて他の地域のような枯れた感じは
しないから不思議です。 
右端の木は葉っぱではなくて全面的に実が成っています。 えんどう豆の鞘が漂白された
感じの実がいっぱいぶら下がっていました。 何の樹かは知りません。

そして目的地近くの石上神宮をお昼に散策したら陽を浴びている部分と影の部分の
コントラストが何とも言えない楓の木を二本見つけました。

先ほどの銀杏の黄色とは合い対照の色だけど美しさはどちらも負けていませんでした。

 

 

 

22時8分頃 長野県北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生し、その後も震度5以下の余震が続きました。

長野県・富山県・新潟県・岐阜県の知人に安否を確認しましたが、停電や本の落下程度で特に大きな被害はなかったようでした。

 

 

 

 


大安寺

2014年11月21日 23時44分31秒 | 奈良学

南都七大寺 という括りがあります。
奈良時代に平城京(南都)の周辺に存在していた 朝廷の保護を受けた7つの大寺を指し
東大寺,西大寺,法隆寺,薬師寺,大安寺,元興寺, 興福寺をい言います。

そのうちの一つ大安寺(奈良市大安寺2丁目)のご近所で仕事があった
ので、ぶらりと寄ってみました。

ちょうど本堂に安置されている本尊十一面観音立像の特別公開が
10月1日~11月30日の期間で行われているという。
東隣にある無料の参拝者専用駐車場側から歩いていくと、青い空に
燃えるように輝く楓の紅葉が被さってきました。

聖徳太子が現在の大和郡山市に建立した熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)が飛鳥に移転して、
百済大寺」(くだらのおおてら、くだらだいじ)、「高市大寺」(たけちのおおてら、たけちだい
じ)、「大官大寺」(だいかんだいじ)と、移転と改称を繰り返し、平城京遷都とともに寺も
法興寺(元興寺)、薬師寺、厩坂寺(うまやさかでら、後の興福寺)などと一緒に新都へ移転
して「大安寺」となったという。

南側の三門を正面から仰ぎ見ると銀杏(イチョウ)が聳え立って見えます。

中に入っても平日のせいか、人もまばらでした。

   

境内の紅葉や柿の木の小鳥たちの歌声を聞きながら大きく左へ折れて行くと本堂が
見えて来ます。

   

一本10円の線香を炭に当てて火を着けてそっと立てて煙に当たるとすぅーっと心が
落ち着くような気がしました。
心ばかりの浄財を投入し、十一面観音立像が納められているだろう本堂の奥に心を向け
鰐口を鳴らし、脇に書かれてあったご真言を三度唱える。

その後右回り(時計と逆)に周って行くと木陰に『お竹地蔵』や『稚児大師』などがうかがえる。

   

その奥、本堂の裏手には金色に輝く灯篭が吊り下がる護摩堂、また左へと周りこむと
扁額に「嘶堂」と描かれた馬頭観音立像(重文)を安置する建物と写経道場が続く。

   

寺務所の玄関先まで来ると本堂の周囲を一回りしたことになる。

万葉集の大伴家持の歌碑など石碑も所々に見える。

明日からの三連休、京都市内の社寺仏閣や紅葉の名所は紅葉狩りならぬ人混み狩りに
なろうことは必至だろう。  
ここは奈良公園からは少し離れたマル秘スポットじゃないかなぁ?

ほんの十数分の散歩だけだったけれど一日早めの紅葉狩りをたのしませてもらいました。

本堂の中を拝観される方は400円(秘仏公開中は100円増し)
境内散策は無料です。

※奈良でも奈良公園周辺や霊山寺・薬師寺・唐招提寺・長谷寺・室生寺は3連休中は
  大混雑が予想されます。
  明日香路や葛城路に山の辺の道などは京都に比べるとはるかに楽しめると思います。

 

 

 


トワイライト

2014年11月20日 23時34分08秒 | ひとりごと

今日は写真を撮るようなシチュエーションに遭遇することもなく一日を終えるか・・・ と
思いながら帰途についていると青と紫とオレンジの絶妙なバランスの黄昏を見ました。

慌てて車を止めてスマホのカメラでパシャリ。
まあピントも何も合ったものじゃなかったけれど、とにかく雰囲気だけは撮れたと思ったら
街灯や高圧電線塔も邪魔なんだけど、下に並んでいる石柱に  
                                               墓地でした。

それにしても実際の見た目はとても美しい薄暮でした。

最近、いろんなものを頂く(現物支給?)機会が増えました。
お歳暮のお裾分けにはちょっと早いのですが、たぶんお歳暮をもらうスペースを開けて
置きたい準備の断捨離かもなぁ? なんてもらっておいてバチ当たりなことを。

上は普通の明太子を三腹もらった内の一腹で、下のはオバケ鱈子二腹の内の一腹。
写真の撮り方が下手でオバケ鱈子が大きく見えないけれども上の明太子の体積比で
1対6ぐらいの大きさでした。
二人で半分を半分にして食べましたけど、凄い量でした。
親の鱈がどんな大きさなのか想像するだけで恐ろしくなりました。

手作りおやきをもらいました。
シットリとした皮がやたら脂ぎっていたので何で? と思って齧ってみるとなんとなんと!
中には鮭のハラスが二切れ入ってました。

ハラスの脂が滲み出てテカテカになっていたのですね。

適度な塩味とハラス本体の甘味が包んでいる皮と微妙にマッチして初めての味でした。

 

イカメシ

これも嬉しいですね。
20~30分ボイルするのが美味しく食べる方法なんですって。
これは日持ちするからまた先の日にいただくことに・・・

 

 

 

 


記憶から消える

2014年11月19日 23時46分29秒 | ひとりごと

冒頭からなんですが、喪中ハガキが10日頃から届くようになりました。
親戚や知り合いも居ればお目にかかったことすらない方もいらっしゃる。
正月の挨拶ができない無礼を事前に詫びる書状である。


昨日の朝、俳優の高倉健さんの訃報が駆け抜けましたね。
その話題、記すかどうか考えて昨日はやめておきました。

自分が青春を過ごした頃、東映は任侠路線を看板にしていてヤクザ映画が主流でした。
平和主義と言うのではありませんが、本当はド・デカイ身体をしながらも弱虫なもので
争い事は好みません。 
でも70年安保をめぐる混乱という当時の社会情勢の中でウケていたことは
間違いなかった。

格闘技も嫌いだし戦争なんてもっと嫌。

映画の世界でありながら、それも分かっていながら高倉健サンを含めて
鶴田浩二、梅宮辰夫、松方弘樹などという当時のスター俳優はぶっちゃけ
嫌いでした。

大学を経て社会に出た頃から八甲田山幸福の黄色いハンカチ野性の証明
などと賞を取るような作品に触れて行くうちに彼の見方が変わって行きました。

STATION、鉄道員(ぽっぽや)、ホタル、そして彼の最後の作品となったあなたへ
不器用な生き方の男を演じさせたら絶品のおっちゃんでした。

初七日が終わるまで全く公表されなかったというのは彼の最後らしいと誰もが思ったでしょう。

既に両親とも見送っていて、それもその年の夏までのことで百箇日の法要も済んでいて
自営の仕事をしていたら翌年の年始の挨拶ぐらい気持ちよくやってもいいんじゃない?と
今風の子なんでしょうか? 思ってしまったことを思い出します。

まあ1年くらいは自分の身内のことで喪に服すというのもルーツを大切にする意味で
良いことなのかも知れないとも思います。

生まれて来たからにはいずれ亡くなるこの命、忘れられたくない思いと姿形が焼滅したら
もうサッサと忘れてしまって欲しい気持ちとが半々です。

俳優とかタレントとか言う人は本人の意思とは関係なくフィルムやビデオと言う形ですが
形も生命も無くなってしまってからも残りますね。

昔の武将や宰相、偉人の類は「死してなお名を残す」なぁーんて欲も強かったようです。
功績は立派なことだとは思うけれど名が残っても実態は存在しないのだから、う~~~ん
どうなんでしょうね。

やっぱり さっさと忘れてもらいたいな。  コッチからは何もできないんだもん。


獅子と牡牛の競演

2014年11月18日 23時49分11秒 | ひとりごと

この11月の中頃というと獅子座や牡牛座から放射される流星群が盛んになる。
本当は昨日17日の深夜から今日18日の早朝までがピークだったのですが、残念ながら
昨夜は雨も降るドン曇りで今夜もおこぼれを見ようと寒空を見上げたら

獅子座流星群は10月上旬から11月終わりにかけての約2ヶ月間見ることができる。

                

まあ普段から夜空を見上げても主要な星しか見えないシチュエーション。
田舎の割に明るくて星の光が消されてしまうのです。

仕方ないから画像を探したけれどあまりUPされていないようで、何処とも見えないのかなぁ
と思っていたら米国・NASAが獅子座の流星を捕らえていました。

兵庫県佐用町の西はりま天文台でも観測されたと言うことで、それを見つけました。

オリオン座の3つ並んだ2等星で、オリオンの帯として知られるδ星、ε星、ζ星とオレンジ色に
輝いて見える1等星のベテルギウスの間を貫いていくのが見事に映っていました。

一方、牡牛座の方は11月12日にピークが到来したがまだ見れないことは無い。

               

北群と 南群で構成され,南群が5日頃,北群は12日頃に極大を迎えました。
北群は下弦前でしたが南群は満月前のため見えにくい状態だったのです。

このあと年内では双子座流星群が12月10日頃から活動があり、14日21時頃が
ピークになります。

位置関係はその頃だと

一昨日の山陽道龍野西SAで見上げた空の星の多かったこと。
奈良でも少し外れると街の灯りから逃れられるんだけどなぁ。

 

去年のおうし座流星群を撮影した動画を見つけました。
 https://www.youtube.com/watch?v=wnFY1Zu0jI4

 

 

 

 

 


とびしま海道

2014年11月17日 22時21分32秒 | ひとりごと

昨日の日記をチョイと膨らまさせてください。

                    

今回参加させてもらった『安芸灘とびしま海道オレンジライド』は瀬戸内海の広島の沖に
浮かぶ橋でつながってい目5つの島(下蒲刈島・上蒲刈島・豊島・大崎下島・岡村島)を
全て周る周遊のコースでした。

東端の岡村島だけは愛媛県今治市に属する島で他の4島は広島県呉市に属します。

広島県では他に本州四国連絡橋の尾道・今治ルート(おのみち・いまばりルート、通称:瀬戸
内しまなみ海道)を巡るしまなみ海道コース、名産の牡蠣の養殖で知られるかきしま海道
コース、主に呉市から尾道市の瀬戸内沿岸を巡るさざなみ海道コース、山間部をツーリング
するやまなみサイクリングロード(10コース)があります。

           

話はとびしま海道に戻しましょう。

この5島は失礼ながら特に大きな産業もない状態で、温暖な気候と傾斜地特有の水はけの
良さでミカンやレモンの栽培が盛んで、「大長(おおちょう)みかん」ブランドとして人気です。

他に漁業も盛んだったのですが、若者が出て行き過疎化と高齢化が進み衰退しています。

唯一本州と繋がっている安芸灘大橋が有料(710円)と来ればコンビニひとつない島々から
買い出しや仕事に出てくる人は居てもなかなか島へ渡ろうとする人は少ない。
橋が出来る以前はフェリーしか交通手段がなくって、唯一A-coopが一店あるのですが
本州で100円のものが130~140円ぐらいの感覚で感じました。

                  

今回のイベントのメイン会場でスタート&ゴールとなった上蒲刈島(かみかまがりしま)にある
県民の浜は広い面積に10ほどの施設があって、特にテーマパークのようなものではない
けれども三重県の『合歓の郷』のような雰囲気があります。

余り賑やかになって喧騒になってしまっては困りますが、駐車場も多くあるのでもっと
イベントなど広島県民の憩いの場として栄えてくれるといいなぁと思います。

東端の岡村島と次の大崎下島(おおさきしもじま)の間にはそれぞれ平羅島と中之島という
小さな島がありまして中之島と岡村島を渡す岡村大橋には中ほどに県境があります。

手書きっぽいのがまた面白いですよね。

昔お世話になったある会社の社長さんが大崎下島のご出身で連れて行ってもらい、魚釣り
三昧、モーターボート三昧、海の幸&みかん食べ放題で遊ばせてもらった思い出がとても
懐かしい場所でした。

もちろんその頃は豊島大橋(上蒲刈島と豊島間)しかなかったので竹原市からフェリーを
2回乗り継いで行きました。

 

余談;
ゲストでMCもされていた 安田大サーカス団長の団長安田さんが開会式と50Kmの
コースを走られた後、ゴールで帰って来る人を迎えてくれました。

                    

この後、県民の浜にある天然ラドン温泉やすらぎの館で一汗流してクールダウンしている
処にもやって来られて、暫しハダカのお付き合い。
自ら「自転車芸人」を名乗っているほど趣味の世界を越えた話をきかせてもらいました。

 

 

 

 

 

 


サイクリング

2014年11月16日 23時40分54秒 | ひとりごと

昨夜からの広島県入りは呉市の沖合いの瀬戸内海に浮かぶ4っつの島をめぐるサイクリング
の『安芸灘とびしま海道オレンジライド』に参加するためでした。

 
                 

8時半から開会式のセレモニー、90Kmコースと30Kmコースが9時スタート。
9時半に50Kmコースのスタートでした。

もちろん僕は90Kmにエントリーしていて60Kmまでは自信があったけれど
当日になるまで90Kmのゴールが出来るかどうかチィートばかり不安だったの
で言葉を濁していました。

スタートした後すぐに登り坂が待っていて明日香や御所のアップダウンで練習してきたものの
いきなりでびっくり。
それでも13.2Kmの第一エイドステーションでは、タコ焼きの列に並ぶことなくスルーして
ただひたすら35Kmの第二エイドステーションを目指します。

                
      第一 13.2Km       第二 35.6Km        第三 75Km

それぞれのエイドステーションは休憩・トイレの他無料で軽食やペットボトル飲料などを
提供してくださっています。

例えば第三エイドステーションでは

   
じゃこ天         イワシのフライ         お茶       チョコや和菓子類

味噌汁なんかが置かれてありました。

 

とりあえずゴーーール!!  しました。